内容
帝国重工へ部品供給を考え、担当の財前(渡部篤郎)に提案する佃(三上博史)。
その後、財前に“つくだ製作所”の力を認められ、順調に行くと思われたが、
帝国重工から、財務、技術の両方にかなり厳しい基準の審査が行われる事に。
担当も財前から、部下の富山(眞島秀和)となっていた。
一方、佃のもとを、元同僚・本木孝(堀部圭亮)の紹介で、
須田という人物(津田寛治)がやって来る。
つくだ製作所を買収したい会社があると。
と同時に、本木からも宇宙科学開発機構への復帰を打診されていた。
夢を選ぶべきなのか?それとも現実を選ぶべきなのか??
会社だけでなく、自身のことでも揺れ始める佃。
そのころ、進まないナカシマ精機との法廷闘争。
そこで神谷(寺島しのぶ)は、知り合いの記者へ働きかけ、
ナカシマ精機の特許裁判の内幕。。非常な法廷戦略が、新聞に暴露される。
やがて富山とともに、評価の担当者(野間口徹、忍成修吾)たちがやって来る。
技術面で、富山から追及される佃、そして山崎(松尾諭)
財務面で担当の田村(野間口)から追及される殿村(小市慢太郎)津野(光石研)
想像以上の厳しさに、苦悩する山崎と野村、津野であったが、
もし本当に悪意があるなら、こちらから断りを入れると言う佃。
一方で、その審査の評価について、担当(忍成)から話を聞く財前。
想定通りの高評価に、満足だったが、、、悪意もあったと知らされる。
そんななか法廷で、意外な提案が、裁判長(相島一之)から為される。
和解勧告。。。。佃たちの勝訴を意味した。
そのことは江原(池内博之)たち社員の心を揺さぶっていく。。。。
“佃品質”“佃プライド”
敬称略
「いい加減な評価しかしないところに、特許を使ってもらうわけにはいかない。」
佃の理想、信念が動かした社員たちの心。
そんな感じでしょうか。
夢なのか?現実なのか?
揺れ動く心をシッカリと描き込み、
そこにある、、、プライドを見つけ出す。。。お話。
なかなか、良いお話でしたね。
「夢は研究室でなくても続けられる」
佃自身の想いが、社員たちに伝わっていく様子が、ホント良い感じで。
お見事だったと言えるでしょうね。
個人的に、一番良かったのは、
仕事のことを中心に描ききったことかな。
2回ほど前なら、必要なのかどうか分からない家族のエピを
強引に紛れ込ませていたため、違和感を感じたのだが。
バラバラにせずにまとめるだけで、ホントに良い感じ。
っていうか、、
ここで盛り上げるだけ盛り上げて、、、落とす。。。
う~~~ん。。。。そうくるか!
そうだよね。
一度落とした方が、劇的だもん。
最終回に向け、思わぬ盛り上がりを見せた今回でした。
楽天ブログ
第4話