「決死のパン作り!初月給で親孝行」
内容
ゴリライモ(新井浩文)のパン工場で働きはじめたひろし(松山ケンイチ)
ある夜のこと、深夜の工場に忍び込もうとして警察に捕まってしまう。
連絡を受けた母ちゃん(薬師丸ひろ子)とピョン吉(声・満島ひかり)は
ショックを受けるのだった。
そのころ、ひろしは、刑事と慌てて駆けつけた五郎(勝地涼)に、
コトの顛末についての説明をしていた。
ひょんな事から働くと宣言したモノの、
ゴリライモへの対抗意識と意地で頑張っていたのだが、
どうしても仕事が上手くいかず。
そのうえ、ゴリライモから“早番”と言われたので、
遅刻しないために、夜のうちから工場に居ればと考えたという。
あまりのことに、刑事、五郎だけでなく、
駆けつけた母ちゃん、ピョン吉、ゴリライモも呆れるばかり。
ピョン吉が手伝ってやると言ってくれるが、ひろしは自分だけ手助けはダメと。
その後、ひろしは、ゴリライモの移動販売を手伝うことに。
ただふと、ひろしは思う。昔のゴリライモなら。。と。
なぜ、そんなに頑張って働くのかと尋ねたところ。
初めは嫌だったというゴリライモ。
だが、自分を育ててくれた両親のことを思い、恩返ししようと思ったという。
いずれ、一生懸命働く人が、もっと豊かな暮らしにが出来るようにと、
夢を語るのだった。
話を聞いたひろしは、自分は何のために頑張っているのか?と思い始める。
そんななか、ピョン吉が中心になって、就職祝いを開いてくれるのだが
“そんなに、めでてえか?そんなに、素晴らしいことですかね”
と口走ったことで、ひろしとピョン吉は大げんかに。。。
敬称略
“こんなんだけどよ。俺は真剣に生きてんだ”
働く宣言をしたモノの、働く理由が分からなくなってしまったひろし
。。そんな話ですね。
ひろしのふがいなさ。。。そして、ある意味真面目さを表現しつつ。
“相棒”ピョン吉とのコンビネーションを描くなど、
今作らしく、ひろしの成長を描いた。。。。話しだったと思います。
ただ。。。これ、気になったことが2つ。
目的が無いなら働けない。。。と言うことなら、
今後、働く目的づくりを、どうするか??ですよね。
毎回、同じようなネタをやると、展開が同じだから飽きちゃうし。
で。もうひとつ。。。。京子ちゃんとの結婚は??
それが当初の目的だったよね?
なんとなく、薄まってるんだけど。。。。
とりあえず、オモシロ味があるし、ドラマとしてよく作られているので、
好みと言うところはあったとしても、満足度は高いのは確かですが。。。。
これ、どうするつもりだろ。。。。
真っ当になっているかどうかが、サッパリ分からないんだけど!(笑)
最後に、どうでもいいことを、ひとつ。
ひろしの眼鏡。。。もっと大きい方が良かったね。
手遅れだけど。。。。
だって、それがポイントのハズなのに、あまり目立ってません。