「ジャパン・ドリーム感動物語の誕生!!中小企業が大企業に勝負!涙…!夢とプライド」
内容
種子島宇宙センターの管制室で佃航平(阿部寛)は、祈っていた。
そして、ついにロケットが発射された。
だがしばらくして警報音が鳴り響きはじめる。
大場(大石吾朗)は、爆破を決断。。。。発射は失敗に終わる。
責任をとり、エンジンを開発した佃は会社を辞めるしかなかった。
そして7年後。
父のあとを継ぎ、佃製作所の社長となっていた佃は、窮地に立たされる。
一番の取引先の京浜マシナリーの徳田調達部長(ルー大柴)から、
自社で製造を進めると。。。取引の中止を言い渡されたのだ。
経理部長の殿村直弘(立川談春)によれば、10億の売り上げ減。
最低でも融資は3億必要だという。
早速、メインバンクの白水銀行蒲田支店融資担当・柳井哲二(春風亭昇太)に
融資を申し込むのだが、佃が研究開発にこだわっていたため、
あまりに死蔵特許が多く、無理だと言われてしまう。
元銀行員の殿村も、研究開発より売り上げを考え
実用的なモノに絞り込むべきと佃に訴える。
そのころ帝国重工では、宇宙航空部部長の財前道生(吉川晃司)が、
1年後を目処にした純国産ロケット開発“スターダスト計画”を打ち出していた。
藤間秀樹(杉良太郎)社長の肝煎りの計画でアリ、
宇宙航空部本部長、水原重治(木下ほうか)は、財前に発破をかける。
そんななか、佃製作所に、思わぬ訴状が届く。
特許侵害。。。。90億の賠償を求めると。
相手は、ナカシマ工業。
佃製作所の主力である小型エンジン“ステラ”が、特許を侵害していると。
すぐさま、ナカシマ工業事業企画部の三田公康(橋本さとし)に連絡を入れ、
すでに解決済みのハズだと訴えるが。。。。一蹴されてしまう。
佃、殿村、そして技術開発部長の山崎光彦(安田顕)は、
顧問弁護士の田辺法律事務所、田辺篤(阿藤快)に話をするのだが。
どうしても、上手く伝わらず、不安を感じる佃たち。
直後、ナカシマ工業が、公表したため、
取引先からの取引再考、見合わせなどが殺到。
今のままでは、半年後には倒産する可能性があった。
佃、殿村は、根木節生支店長(東国原英夫)柳井課長に融資を訴えるが。。。。
一方、財前は、藤間社長から問われ、
1ヶ月後の、新バルブの開発終了を約束していた。
が。。。宇宙航空部主任・富山敬治(新井浩文)らによる、
バルブシステムの実験は、失敗に終わってしまう。
やがて、公判が始まるのだが、田辺弁護士では特許案件では、荷が重く。
百戦錬磨のナカシマ工業顧問弁護士・中川京一(池畑慎之介)相手では、
苦戦が目に見えていた。
そこで佃は、覚悟を決めた殿村に促されるように、覚悟を決める。
そして別れた妻・和泉沙耶(真矢ミキ)に連絡を入れ、
神谷法律事務所の神谷修一(恵俊彰)弁護士を紹介してもらう。
敬称略
原作は、池井戸潤さん。
まあ。。。有名な原作ですので。。。
脚本は、八津弘幸さん
演出は、福澤克雄さん
《半沢直樹》《ルーズヴェルト・ゲーム》に続き、同じスタッフが制作。
だから、同じようなニオイがします。
話は、それなりに面白いんだけどね。
どうみても、ただの訴訟モノだよね。
これは、演出が、どうかとか言う問題じゃ無いような気がします。
本当に描くべきは、そこじゃ無いですよね????????
《半沢直樹》はともかく、
《ルーズヴェルト・ゲーム》も同じだったけど。
ハッキリ言うが。訴訟モノという部分が面白いわけじゃ無いと思います。
訴訟は、物語の一端にしか過ぎず、
そこにある主人公の熱意。。。そして、夢こそが、面白いんじゃ??