「お言葉を返すようですが!痛快ヒロイン、復活!!」
内容
東京第一銀行本部臨店班の花咲舞(杏)と相馬健(上川隆也)は、
全国各地の支店で、様々な問題を解決、指導を続けていた。
その日も、事件を未然に防ぎ、美味しいモノを食べて一息つきたかったが、
芝崎太一(塚地武雅)次長から、早く帰るよう命じられ。。。。
翌日。芝崎次長から、日本橋支店への臨店を命じられる。
支店長の橋爪藤一(寺脇康文)は、
常務となった“天敵”の真藤毅(生瀬勝久)の派閥で、慎重に調査を開始する。
顧客の諸角博史(佐藤B作)が、投資信託のトラブルで、
銀行を訴えようとしていた。
渉外課の北原有里(片瀬那奈)から、元本が保証されるという説明を受けたと。
舞たちが話を聞くと。。。有里は、言っていないと。。。
その冷静すぎる態度に、舞は違和感を抱く。
敬称略
今回の脚本は、松田裕子さん
続編ですね。
それ以上でも、以下でも無い。
ほんと、ただ、それだけ。
《1》と少し印象が違うのは、2点。
相馬に役割を与えていること。
そして。。悪を悪として、強調していること。
《1》では、前者後者ともに中途半端でしたからね。
勧善懲悪を描くには、善と悪を描く必要があるワケなのだが。
今作は、不必要に主人公の舞だけを強調していたので、
相馬がいなくていい状態になってしまっていた。
いなくていいだけならまだしも、
舞だけが強調しすぎて、説得力に欠けてしまっていたのだ。
言ってみれば、善は善でも、空回りに見えていたと言った方が良いかな。
冷静さに欠けていましたから。
だからこそ、相馬にも役割が有るのである。
ただまあ、やっていることは、善と悪を描いているだけで。
別に銀行で無くても良いような印象が。。。。
本来なら、テクニカルなことを混ぜればいいのだけど。
今作は、かなり抑えめなのがね。。。。。
ドラマとしての面白さはあっても、らしさに欠ける印象なのだ。
実際、毎回、パターンが決まりすぎているのも、
こういう作品なので、仕方ないと思える部分と。
“また?”と感じてしまう部分が有るわけで。
もう少し工夫が必要でしょうね。