『権利は誰のもの?窓際社員のキャラクター裁判!!』
内容
16年前、倒産の危機に瀕していた“あじさい文具”
だが田向学(野村将希)が何気なく書いた犬のイラスト“おやじいぬ”が、
世界的に大ヒットし、、、いまでは大きなビルを構えるまでになった。
しかし田向自身は、いろいろな部署を転々として、今は総務。
一切の対価が払われていなかった。
田向は、妻・美絵、娘・百合子と普通の暮らしをしていた。
その田向が、会社を提訴。
古美門(堺雅人)黛(新垣結衣)は、
25億の対価を“アジサイカンパニー”に要求する。
そんななか、黛の破綻した生活ぶりを心配した父・素夫(國村隼)が
古美門法律事務所にやってくる。
一方、アジサイカンパニーの社長の宮内(冨家規政)は、
羽生(岡田将生)に弁護を依頼。
羽生は、解決金1億、取締役のポストなどで和解を勧めようとする。
が、古美門は猛反対!
黛もまた、早期の和解を古美門に訴えるが、拒否。
直後、黛は、古美門の指示で蘭丸(田口淳之介)が動き、提訴になったと知る。
敬称略
いろいろな大人の事情はあるのだろうが、
今回は、蘭丸のシーンが多かったですね。
いや、“活躍”というべきかな。
。。。。。いや、裏工作?
そのうえ、今まで以上に、羽生も前に出て、対立構造が鮮明に。
結果的に、主人公である古美門の部分が少なくなったことで
今までの今作とは違う雰囲気の話になってしまっているが、
黛を前に出すことで。。。成長している姿を表現した。。。ってところだろう。
服部さんも含めて、役割分担も明確で、
ドラマとしての完成度は、かなり高い。
まあ。。。古美門色が薄めってのが、ホントに良かったのかどうかという
究極の疑問はありますけどね。