内容
台東区の小さな印刷工場“小川印刷工場”
社長の小川達夫(鶴田忍)が息子・史郎(長谷川朝晴)と切り盛りしていた。
朝から、達夫、史郎とその妻・汀子(白羽ゆり)に従業員の川田直樹(玉山鉄二)
そして離婚して出戻りの妹・香奈子(国仲涼子)息子・圭太(石川樹)が、
いつものように朝食をとっていた。
達夫が携帯を無くしたと騒ぎを起こしていたが。。。
年が年と言うこともあり、どこに行ったか分からないまま。。。。
そして香奈子は、いつものように圭太を学校へと送り出すのだった。
その日の夕方。
いつまで経っても帰ってこない圭太を必死に探す香奈子の姿があった。
警察に通報し、所轄の剣崎五郎(螢雪次朗)警部補と
警視庁から橋場有一(田辺誠一)警部が、やって来る。
目撃情報では、圭太は車に乗せられ、女と男と一緒だったらしい。
全く思い当たるフシが無いと香奈子は伝えるが、
まさかの事態に、元夫・山路将彦(野間口徹)にも疑惑の目が向けられる。
そういうコトをする人では無いと香奈子は伝えるが。。。。
その日の遅く。謎の女性(檀れい)から電話がかかってくる。
女は、橋場がいることを知っていた。
それどころか、妙なことを言い始める。「要求など何もしないわよ」と。
圭太自身が自分で付いてきたと言う女は、
金額は自分で決めるように香奈子に伝え、女は電話を切ってしまう。
橋場は、犯人は卑劣だと訴える。家族から最大限金をむしり取ろうとしていると。
だが金が用意できるほど余裕が無く、どうして良いか分からない香奈子たち。
すると直後に、山路がやって来るのだった。
営んでいる歯科クリニックに女から誘拐したという電話があったという。
橋場たちの説明で、誘拐が本当だと知った山路は、
2000万ならと都合をつけると告げる。
だが、山路に借りを作りたくない香奈子は、拒絶するのだが、
直後に、再び女から電話があり、山路は、金を隠していると指摘。
山路は渋々ながら1億出すというと。。。。
改めて女から電話があり、受け取り場所を指定する。
渋谷のスクランブル交差点に昼の12時。そして赤いバッグを指定。。。。
橋場は違和感を感じ始めていた。。。香奈子が何かを隠している。
敬称略
公式HP
http://www.wowow.co.jp/dramaw/zoukanomitsu/index.html
原作は未読。
原作は、連城三紀彦さん。脚本は、岡田惠和さん。監督は、小林義則さん
“揃えてきたなぁ”っていう印象ですね。
それはともかく。
お話は、
誘拐事件に隠された真実。。。
ッって感じのサスペンスのようだ。
緊張感がある誘拐事件を楽しむだけで無く、
何かが隠されていると感じながら見ているので、
なかなか良い感じの緊張感があるサスペンスになっていますね。
ミステリアスなだけで無く、犯人の緻密さが見え隠れするのも面白い部分。
テンポも、ホントに良い感じでしたし。
あとは、“真実”がどこにあるか??でしょう。
個人的に評価したいのは、
“連続ドラマW”に初登場の人たちが多いこと。
最近、若干、マンネリ感があっただけに、
単純なことだけど、こう言うのは良いですよね。
それにしても、どこに落としてくるんだろ。
原作が読みたくなってきました。
ここは我慢。。。かな。
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