まつお文庫からのご案内

仙台市若林区中倉3-16-8にある家庭文庫です。水・土の3時~6時(第2土は休み)どなたでも利用できます(無料)。

夏の特別おはなし会とすいかの会のご案内

2024-06-15 18:19:07 | 文庫のページ
夏の特別おはなし会 7月6日(土) 4:00~5:00
  子どもも大人も誰でも、お話を覚えて、語ることができます。子どもたちには、「今日は朝から晩だった」や「ふたりのあさごはん」「くらいくらい」など、覚えて語ってもらえたらうれしいです。語ってくださる方はこれからでもかまいませんのでお知らせください。

・「今日は朝から晩だった」(わらべうた)      年少 さとうちとせ
・「たらこ かずのこ さかなのこ」(谷川俊太郎)  年中 さとうみお
・「まほうのかさ」(イギリスの昔話)        武田 節子
・「みょうが宿」(日本の昔話)           笹森 環
・「おばあさんのひっこし」(ベッカー)       岩田みち子
・「はらぺこピエトリン」(イタリアの昔話)     菅生まさ子
・「まめたろう」(イランの昔話)          松尾 福子


すいかの会を開きます! 7月24日(水) 5:00
 1996年から毎年、7月の最後の文庫の日に、すいかを食べる会を開いています。コロナのため2020年からはできなくなっていましたので、5年ぶりの開催になります。お友だちを誘ってどうぞ食べに来てください。お家の方もお忙しいでしょうが、どうぞおいでください。
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「くいつきへび」に再挑戦

2024-06-15 18:00:12 | 文庫のページ
「くいつきへび」! 再挑戦しませんか
 4月から小学生がたくさん来ていますので、最近は、ちょっと難しい手作りにも挑戦しています。「新聞紙のヨーヨー」や「おりぞめ」などは小さい人から楽しめますが、「こけし人形」や「くいつきへび」、おりがみの「たためる箱」など、ちょっとむずかしい手作りもあります。
 6月12日(水)は久しぶりに「くいつきへび」を作りました。1年生から3年生まで6人が挑戦しました。むずかしかったですね。頑張って完成できた人もいましたが、初めからあきらめた人、途中であきらめた人もいて、申し訳なかったです。K君のお母さんに手伝ってもらって、仕上げることができた人もいました。
 それで、7月10日(水)、もう一度、「くいつきへび」を作ることにします。再度、挑戦してみませんか。1回目はできなくても、2回目なら少し要領が分かって、できるかもしれませんよ。
 おりがみの「たためる箱」もむずかしいですが、おりがみの面白さ、奥深さを感じさせてくれますので、ぜひマスターしてみてください。お家の方もお子さんと一緒に手づくりを楽しんでみませんか。
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6月・7月の文庫の日

2024-06-15 17:38:41 | 文庫のページ
6月19日(水)
 4:00 おはなし「おんちょろちょろ」 松尾
 4:30 おりがみ(ひまわり)
6月22日(土)
 4:00 おはなし「トラたいじ」 中村
 4:30 おりがみ(シャツ)
6月26日(水)
 4:00 おはなし「かしこいモリ―」 武田
 4:30 牛乳パックの変身箱パズル
6月29日(土)
 4:00 おはなし「あるだんなさんとおかみさんの話」 松尾
 4:30 牛乳パックの変身箱パズル
7月3日(水)
 4:00 おはなし「白い家の老人」 松尾
 4:30 かわりめん
7月6日(土)
 4:00 夏の特別おはなし会
7月10日(水)
 4:00 おはなし「へっぴり嫁ご」 笹森
 4:30 くいつきへび
7月13日(土)
 第2土曜日は文庫お休みです
7月17日(水)
 4:00 おはなし「うりこひめこ」 武田
 4:30 おりがみ(たためる箱)
7月20日(土)
 用事があって、文庫をお休みします
7月24日(水)
 4:00 おはなし「ルンペルシュティルツヒェン」 松尾
 5:00 すいかの会

文庫の夏休み 7月27日(土)~8月21日(水)
 文庫は7月24日(水)まで開いています。1ヶ月お休みして、8月は24日(土)から始めます。
7月20日(土)をお休みしますので、第2、第3と土曜日が2週続けて休みになってしまいごめんなさい。土曜日にしか来れない方は7月6日(土)、15冊まで本が借りられます。7月17日(水)、24日(水)も15冊まで借りられます。たくさん借りてください。
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今月の詩 6月

2024-06-15 17:19:19 | 文庫のページ
  ぱぴぷぺぽっつん
      まど・みちお
 ☂
 ぱぴぷぺぽっつん
 あめが ふる
 やつでの はっぱに
 ぱらつく ほどに
 ぱぴぷぺぽんぱら
 ぱんぱらぱん

 たちつてとんまに
 あめが ふる
 とたんの いたやね
 たいこで ござる
 たちつてとんたた
 たんたたたん

 さしすせそうっと
 あめが ふる
 こだちの しんめを
 しめらす ほどに
 さしすせしっとり
 しとしとと

 ざじずぜぞんぶん
 あめが ふる
 どしゃぶり ざざぶり
 せかいじゅうを ふるわせ
 ざじずぜぞんぞこ
 ざんざかざあ
  🌂(『まど・みちお全詩集』理論社)

 空が真っ青にはれ上がり、気温の高い日が続いています。今年の梅雨入りは例年より遅くなりそうですが、梅雨の季節がちょっと楽しくなるような、雨の詩を見つけました。擬音語・擬態語がいっぱいの、まど・みちおさんの愉快な詩です。いろんな雨の降り方が楽しいです。舌を噛みそうですが、声に出して楽しんでください。☂
 
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新しく買った本 5月

2024-05-16 11:22:45 | 文庫のページ
① 『どこへ いってた?』(1952) マーガレット・ワイズ・ブラウン/バーバラ・クーニー うちだりさこ訳 童話館出版 1996
 生を謳歌する動物たちの絵本です。『どこへ行ってた?』の呼びかけに答える動物たちの幸せそうな表情が印象的です。
 小鳥は高く空を飛び、馬はクローバーの原っぱでうっとりし、カエルはけろっけろッとうたい、クジラは嵐の海で大波を乗り越え、それぞれ好きなところで精いっぱい生を楽しんでいます。最後に登場するカラスは作者の遊び心でしょうか。愉快です。
 呼びかけの言葉も、擬音語や擬態語も耳に心地よく響いてきます。スクラッチボードの技法で描かれた白黒の美しい絵は動物たちの毛の一本一本まで細やかに丁寧に描かれ、素晴らしいです。表紙も裏表紙も美しく、赤で彩られた見返しのデザインもセンスのよさを感じます。
②『からすのカーさん へびたいじ』(1967) オールダス・ハクスリー/バーバラ・クーニー じんぐうてるお訳 冨山房1988
 はこやなぎの木に巣をかけるからすのカーさん夫妻の愉快な物語です。
 カー奥さんは毎日たまごを一個産むのですが、カー奥さんが買い物から戻ると決まってたまごが消えています。やがて犯人はその木の根元に住む恐ろしいへびのガラガラどんと判明。どうやってやっつけるか、友人のふくろうがいい方法を教えてくれます。最後、苦しくもがきながら自分で枝に巻きつき、命尽きてしまったへびをカー奥さんがどうしたか、ユーモアあふれる展開に感動がもらえます。
 この話が書かれたのは1944年のことです。その後、火事で原稿を焼失してしまうのですが、幸運なことに、作者の死後、コピーを保管していた人が分かり、バーバラ・クーニーのすてきな絵で1967年に出版になりました。
③『おもいでをなくしたおばあちゃん』(2005) ジャーク・ドレーセン/アンヌ・ベスタ―ダイン 久保谷洋訳 朝日学生新聞社2011
 ベルギーの作者と画家による絵本です。
 老人ホームにいるおばあちゃんに会いに行くママとベトラの物語。
 昔のこともママやベトラのこともすっかり忘れてしまったおばあちゃんとの会話はかみ合わず、「わたし、ベトラよ。わたしのことが分からないの?」とベトラは悲しくなります。そんな3人のぎくしゃくした関係を救ってくれたのは、おばあちゃんがママに教え、ママがベトラに教えてくれた歌をベトラがうたった時です。おばあちゃんの顔に生気が戻り、昔がほんの少し戻ってきます。最後、帰りの電車の中でのベトラの言葉が感動的です。人が老いること、認知症がどういうものか、ベトラの目を通して語られるすてきな物語です。
④『ロッタの夢 オルコット一家に出会った少女』(1997) ノーマ・ジョンストン 谷口由美子訳 平澤朋子絵 岩波少年文庫2023
 両親と兄や弟や妹と家族7人で祖国ドイツからアメリカのボストンにやってきた12才のロッタの1848年11月から1849年4月までの物語です。
 自由を求めてやってきたアメリカでしたが、ドイツ語しか話せない家族にとって言葉の壁は大きく、父の仕事も思うようにいかず、最悪の事態に陥ります。そんな時、オルコット夫人に出会い、ロッタたちの生活に大きな変化が訪れます。特にオルコット家の娘16才のルーイ(『若草物語』の作者ルイザ)との出会いはロッタを大きく成長させてくれます。次々と襲ってくる困難にしっかり背筋を伸ばして前を向こうとするロッタの姿が印象的です。13才になったロッタの新しい門出で物語は終わります。
 ロッタの家族の物語はフィクションですが、ルーイやオルコット家の人々は実在した人々です。フィクションとノンフィクションが混ざり合った設定が興味深い物語です。
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2024年度のレンゲの会の予定

2024-05-11 18:19:15 | 文庫のページ
 今年は『ワンダーランドに卒業はない』(中島京子)の中に取りあげられていた18冊の児童文学の中から選びました。読んでいない作品もあり、もう一度読んでみたい作品もあり、どれも興味深い作品ばかりで迷いましたが、次の5冊を取りあげることにしました。
 『モモ』『ピノッキオのぼうけん』『ハックルベリー・フィンの冒険』『トムは真夜中の庭で』『ふくろ小路一番地』です。
1880年代の作品が2冊、1930年代、50年代、70年代の作品が3冊です。どれも児童文学の古典といえる作品です。あと2回は日本の絵本作家を取りあげます。2022年3月に亡くなられた小西英子さんと、今年1月に亡くなられた和歌山静子さんです。
 9月と2月は恒例の大人向けおはなし会です。初めての方もどうぞご参加下さい。

5/27(月) 『モモ』(1973) ミヒャエル・エンデ 大島かおり訳 1976 岩波少年文庫 2005
6/24(月) 和歌山静子さんの絵本・児童書の挿絵 『くつがいく』『ひまわり』『てんてんてん』他 
       寺村輝夫さんの「王さま」シリーズの挿絵
8/26(月) 『ピノッキオのぼうけん』(1883) カルロ・コルローディ 安藤美紀夫訳 福音館書店 1970 杉浦明平訳 岩波少年文庫 1958
9/30(月) 大人向けおはなし会
10/21(月) 『ハックルベリー・フィンの冒険』上下(1885) マーク・トウェイン 大塚勇三訳 福音館書店 1997 
       千葉茂樹訳 岩波少年文庫 2018
11/25(月) 『トムは真夜中の庭で』(1958) フィリパ・ピアス 高杉一郎訳 岩波書店 1967  岩波少年文庫 1975
1/27(月) 小西英子さんの絵本 福音館の月刊誌「こどものとも年少版」「こどものとも」で多数出版
2/17(月) 大人向けおはなし会
3/17(月) 『ふくろ小路一番地』(1937) イーヴ・ガーネット 石井桃子訳 岩波少年文庫 1957
      どの会も、時間は10:30~13:00です。

      
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大人のコーヒーサロン・レンゲの会 5月・6月

2024-05-11 18:01:51 | 文庫のページ
大人のコーヒーサロン
   コーヒーを飲みながらおしゃべりを楽しんでいます。
   どなたでも参加できます。第2水曜日です。
   6月12日(水)1:00~3:00
  5月は来てくださった方がお一人でしたが、ニセアカシアの花を持ってきてくださって、てんぷらにして食べるとおいしいと教えていただきました。
  次回は7月10日(水)1:00です。

レンゲの会
   月1回、子どもの本についておしゃべりしています。
   どなたでも参加できます。
   5月27日(月)10:30~13:00  13:00~14:00 コーヒータイム
  ミヒャエル・エンデの『モモ』(1973)大島かおり訳 岩波書店1976 を取りあげます。
  日本で出版されてから50年近くなります。いま、もう一度読んでみたいと思います。
  次回は6月24日(月)10:30です。
  1月にお亡くなりになった和歌山静子さんの絵本を取りあげます。『くつがいく』『ひまわり』『てんてんてん』『まめのかぞえうた』他。
  寺村輝夫さんの「王さま」シリーズの挿絵も描いています。
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おねがいとおしらせ 5月

2024-05-11 17:41:56 | 文庫のページ
おねがい
  まだ大丈夫ですので、文集「なかま」46号に原稿をお寄せください。

 <子どもたちへ> アンケート用紙がありますので、それに書いてください。
 <大人の方へ>  「ひろば ーおかあさんたちのページー」に原稿をお寄せください。

「ままぱれ」5月号が届いています。どうぞもらってください。
 今回、「この本おすすめ!」に取り上げた絵本は次の3冊です。
 ①『でてこい でてこい』   はやしあきこ  福音館書店
 ②『14ひきのぴくにっく』   いわむらかずお 童心社
 ③『どうながのプレッツェル』 マーグレット・レイ/H.A.レイ/わたなべしげお訳 福音館書店

お知らせとお願い
  夏の特別おはなし会 7月6日(土)4:00~5:00

 子どもも大人も誰でも、お話を覚えて、語ることができます。
 詩やわらべうた、昔話などなんでもかまいません。どうぞ覚えて語りに来てください。
 聞くだけの方も歓迎です。どうぞ聞きに来てください。
 語ってくださる方は、6月12日(水)までお話の題名をお知らせください。
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5月・6月の文庫の日

2024-05-11 17:26:27 | 文庫のページ
5月15日(水)
 4:00  おはなし「赤ずきん」 松尾
 4:30 紙ひものかご
5月18日(土)
 4:00 おはなし「ひとり、ふたり、さんにんのこども」 武田
 4:30 紙ひものかご
5月22日(水)
 4:00 おはなし「がちょうおくさんのはたけ」 武田
 4:30 牛乳パックのこま(2種類)
5月25日(土)
 4:00 おはなし「お百姓とエンマさま」 中村
 4:30 新聞紙のヨーヨー
5月29日(水)
 4:00 おはなし「三びきのくま」 松尾
 4:30 おりがみ(たためる箱)
6月1日(土)
 4:00 おはなし「おおかみと七ひきのこやぎ」 武田
 4:30 おりがみ(ミニバッグ)
6月5日(水)
 4:00 おはなし「ヤギとライオン」 松尾
 4:30 こけし人形
6月8日(土)
 第2土曜日は
    文庫お休みです

6月12日(水)
 4:00 おはなし「おまえ三つおら二つ」 笹森
 4:30 くいつきへび
6月15日(土)
 4:00 おはなし「三びきのこぶた」 松尾
 4:30 おりぞめ
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4月、カードの書き換えをしました!

2024-05-11 16:55:31 | 文庫のページ
 たくさんの子どもたちが登録してくれて、うれしいスタートになりました。
ここ数年の4月の登録状況を年齢別にまとめてみました。コロナ禍になって、小学生の登録がかなり減少したことが分かります。一方、学齢前の子どもたちは若干ですが、増え、文庫に来る若いお母さんやお父さんが増えました。
 昨年11月から近くの小学校の子どもの利用が増えてきたこともあるのですが、今年は新1年生も含め小学生が10人も登録してくれました。学齢前の子どもと合わせると17人になります。
 コロナ前に戻りつつありそうで、うれしいです。5月以降も新しい出会いを楽しみにしています。どうぞお友だちを誘って、遊びに来てください。
2018年4月 登録29人 小学生12人・学齢前4人・中学生なし・大人13人
2019年4月 登録26人 小学生14人・学齢前 2人・中学生なし・大人 9人
2022年4月 登録24人 小学生 4人 ・学齢前 6人・中学生 1人・大人13人
2023年4月 登録18人 小学生 2人 ・学齢前 6人・中学生なし・大人10人
2024年4月 登録23人 小学生10人・学齢前 7人・中学生なし・大人 6人

(*2020年、2021年の4月はコロナで、文庫を開くことができませんでした。
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