研修会に参加したときに津市の家族会のある方に薦められた一冊です。
本日届きました。
以下「世田谷さくら会」のホームページから貼りつけました。
脳を守るための精神科薬物治療
大阪医科大学 神経精神医学教室 大阪精神医学研究所 新阿武山病院 菊山裕貴著
特定非営利活動法人 世田谷さくら会発行
[頒価] 500円 (100円は東日本大震災への寄付といたします)
[内容]
~ も く じ ~
はじめに
1. 統合失調症の治療薬に何を求めますか?
2. 統合失調症の病気の進行とは何か?
3. 脳の体積減少を防止してくれる薬
4. 神経保護作用と統合失調症の機序
5. 統合失調症の合理的薬物治療
6. 再発を予防する治療とは
7. 統合失調症と躁うつ病は重なり合いがある病気
8. 新しい診断と治療の段階へ
9. 統合失調症にかかるのは人間だけ
終わりに
「統合失調症の方やその家族の方は今の統合失調症治療に満足しているだろうか?」と考えることがあります。普通に働いて人並みの収入を得て、結婚して子供を育ててといった状態まで回復できている人は少なく、医学はもっと進歩しなければなりません。その進歩を一番待ち望んでいるのはきっと患者さんや家族の方でしょう。今回のお話は専門的な部分もあり、難しいかもしれないけれど、医学は進歩し続けているということを感じ取り、将来に希望を持ってもらいたいと思います。
(菊山裕貴 はじめに より )
「 脳を守るための精神科薬物治療 」は2010年4月25日、世田谷区北沢タウンホールに大阪から菊山裕貴先生をお招きして行われたNPO法人世田谷さくら会の家族教室の講演をもとにまとめたものです。