月島だより

この目で見たこと感じたこと

NY時代の思い出(その50)ニューイングランド旅行

2008-01-29 13:14:06 | NYの思い出
1969年7月に、幼児からお年寄りを含めた二組の家族計8名で二泊三日のニューイングランド旅行をした。第一日目はコネティカット、ロードアイランドを通ってボストンへ。ボストンではダウンタウンを巡った後、フォート・ポイント・チャネルに停泊しているボストン茶会事件の帆船を見学。翌日はニューハンプシャー州を通ってメイン州を北上。その晩はカナダ国境に近いムースヘッド湖畔のリゾートホテルに泊まった。瀟洒なホテルとすばらしい眺め。たまたまメイン州の知事さんが泊まっていて、われわれ二家族も、日本から来た友人として、晩餐会に招かれれた。おいしい料理とワイン、そのうえ暖かな歓迎に酔いしれた。

NY時代の思い出(その49)スピード違反

2008-01-27 17:09:23 | NYの思い出
日本にいたときの上司だったWさんがアメリカにやってきた。ニュージャージー州のMurray HillにあるBell 研究所まで車で案内することになった。途中ちょっと道に迷って、約束の時間に遅れそうになった。あわててスピードを20マイルほどオーバーして飛ばした。パトカーがスーッと近づいて合図してきた。しまったと思ったが、既に遅し。恐る恐る車から降りたら、警官がニコニコしながら近づいてきた。"Excuse me, Sir. You drive 20 miles higher. Please pay the the fine to the authority."と丁寧にいわれた。別れ際に"Thank you, Sir"とまで言われた。こっちも気分が良くなって、行く先の道順を教えてもらった。お陰で約束の時間に間に合い、Wさんも喜んでくれた。一体この違いはなんだろう。

NY時代の思い出(その48)1969年の大雪

2008-01-22 22:53:00 | NYの思い出
僕にとって、ニューヨークの冬の思い出は尽きないものがある。なかでも1969年2月9日(日)の大雪は忘れられない。その日は朝から雪が深々と降っていた。運が悪いことに、午後出張者のYさんがドイツからケネディー空港に到着することになっていた。彼を迎えるため、少し早めに我が家を出た。途中何台もの車が雪でスリップして高速道路をふさいでいた。やっとの思いで空港に着いたら、後ろから来た車に追突された。外に出てその車と、しばらくやり合っていたが、吹雪でそれどころでなくなり、車を放棄して空港の建物に避難した。そのうち空港は閉鎖となった。空港内は電話も不通になり、食べ物もなかなか手に入らなくなった。なにしろ6000人が空港内に閉じ込められたのだ。翌日は晴れ上がったが、雪で閉じ込められた状態が一日続いた。夜の10時過ぎに空港からバスが出ることになって、やっとの思いで、バスに乗り込みクイーンズに住んでいる友人の家に転がり込んだ。結局、わが家に戻ったのは48時間後だった。迎えに行ったYさんはモントリオールに引き返し、飛行機会社の世話で立派なホテルと豪華な食事にありついて、二日後ニコニコしながらニューヨークにやってきた。

NY時代の思い出(その47)ポスターと名画のコピー

2008-01-19 11:41:40 | NYの思い出
アメリカの家は白い壁が多い。日本から駐在として来たこともあり、家財はわずかしかない。そのため白い壁が余計に目立つことになる。それを救ったのは、ポスターと名画のコピーだった。今でこそ日本でも多く見かけるが、当時は結構珍しかった。ベッド際の壁に買ってきたポスターを貼ったものだ。よく思い出すのは、ギリシャの美の女神アフロディテの大きなポスター。その美しさに惚れ惚れしたのを覚えてる。居間の方には、カンバスにコピーした30号くらいの名画。ルノアール、セザンヌ、クレー、マチス、ピカソなど、今でも日本の我が家の押入れにしまってあり、時々とり出して飾っている。

ミネソタ便り(4)カーディナル

2008-01-14 14:24:20 | NYの思い出
Quarry Hill Nature Center で撮ったというカーディナルの写真です。
正しくはNorthern Caridinals というそうです。おもに北米東側に生息しており、冬になると雪で覆われた餌場に現れてきます。写真はオスで、全身を覆っている鮮やかな赤、大きなくちばし、その周りを囲んでいる黒が特徴的です。メスはもっとグレーがかっています。
Cardinalsといえば、田口選手がいたセントルイス・カーディナルスが有名ですね。

銀座のショウウィンドウ(その3)

2008-01-12 13:06:54 | 隅田川散歩
最近、銀座二丁目にオープンしたBVLGARIのショウウィンドウ。1884年にイタリアのローマで開業した高級ファッションブランド。
ここのショウウィンドウではBVLGARIではなくBULGARIになっていますね。普通はどこの店もBVLGARIなのですが。
僕は前からこのVという字をどう読むのか気になっていました。店の人に聞いたこともなく、ファッションに詳しそうな女性にも、恥ずかしくて聞いたことがありませんでした。真相は古代ローマ語にはJ、U、Wという単語がなく、UのかわりにVが使われていたのだそうです。

住吉神社

2008-01-05 12:34:50 | 隅田川散歩
元旦は近くの佃島にある住吉神社に初詣に行ってきました。
神社そのものはあまり見栄えがしませんが、由来のある神社です。家康が関東下降の際、摂津国佃の漁夫33人と大阪住吉の社から神職が分心霊を奉載し、江戸にくだって来て、佃島に作られたといいます。
今年一年よき年でありますように。