えんがわ

猫の事とか仕事の事とか映画の事とか。・・・何でもいっか。

半分終了。

2005-06-30 21:48:11 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
今日も朝から雨~。
でも午後にはすっかり上がり、夏の日差しを持つお日様が燦々と。
水不足は大丈夫なんだろーか。。。
このお天気だからか、更年期が近付いているからか、体調がイマイチ
来るはずのないもんが急に来て、一気にナーバスになる。
いや、周期的に言えばもっと早く来なきゃいかんのだが、
“正確さ”なんて先月からぶっ飛んでいるし。
あぁ・・・こーして坂を下って行くのね~なんて思う、今日この頃。
食欲ないしなー。

にゃんずは朝の強い雨に恨めしそうに外を眺める。

「雨まだ降ってるね」
「お外行けるかなぁ?」
「わかんない。おかーさんゾンビだし。今」
「ゾンビだよね。でもゾンビってなに?」
「知らない。自分でさっき言ってたもん」
「ふーん。
   そんで、いつお外行けるかなぁ?」
「お昼には上がるって言ってたよ」
「そしたら行ける?」
「そればっかね」
「だってぼくお外好きだもん」



「おかーさん、もういい?」
「・・・まだ雨降ってるでしょ」
「・・・顔、ちょっと変」
「ごめんね。。。」
「あんたもおかーさん見てあげなさいよ」
「でもぼく・・・コワイのキライだもん」
「・・・・・ごめんね。。。」

とゆー会話があったかどうかは謎のまま、雨の上がった午後に
にゃんずはお外に飛び出して行った。

私は家でごろごろ転がりながらながら本を読む。
若いコは元気でいいわよねーなんて。
夕方(っても6時過ぎ)のろのろと歩きながら買い物行って、戻ってくると
近所のお宅の門柱に、左右対称でにゃんずが香箱座りをしていた。
おかしかった
カメラがなかったのが残念!

あ、関係ないけど、友達からサザンの秋のツアーチケットをゲット出来たと連絡あった!
行くぞ!名古屋と東京!やっほー
その前に来週のQUEENミュージカルと8月のロックフェスをこなさないとなー。
ゾンビになってる場合じゃない。
明日からセール開始だし、初日は22時閉店だし、身体をしっかり起こさないと。
今日は早めに寝て、明日からに備えよう。

もう7月なんだなー。
今年も半分が終わるんだ。
なかなか色んな事のあった半年だったな。
まあ、ホント色々
無理せずぼちぼちやってこう。

地元の駅ビル

2005-06-27 23:54:53 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
今日も元気に映画観に行ってきましたん
「キングダム・オブ・ヘブン」がモーニング最後だったので、観逃しちゃならんと。
行くと、また観客が誰もいない。。。
おぃ・・・連続でこれかっ?
そりゃこれもそろそろ上映終了だけんどさーと思っていたら、ちょろちょろと人が入ってきた。
それも、おっさんの一人観ばっかが数名。
(・・・一体、何事っ?
何の事ぁない。月曜でメンズデーだったのですな。はは。あー、びつくり

昼をまわったトコで映画観終わる。
さて、これから地元に新しく出来た駅ビルを襲撃に行くか~
何十年も、「出来る」「出来る」と噂され、一向に動かない噂話がようやく実現したのよね。
うちの会社がここを3年前に撤退していなければ、私もこのビルで働いていたんだよな~。
などと、そーゆー思いがあるからやっぱ行きたくてね。
オープンが先週土曜でまだ開業3日目と言う事で、平日の昼間であっても人が出ていた。
テナントもここにそんな洒落た店が入るとは思わなかったわのよーなお店がある。
へぇ~。へぇ~。へぇ~と、各フロアを見て回る。
もちろん見るだけじゃなく、ちゃんと買い物もしたさ
スカート2枚、シャツ2枚、キャミ1枚、バレッタとピアス3個
サンダルとバッグも欲しかったけど、いいのがなかった。。。
このビルはこれからどうなっていくのかな。
1年後はどうかな。
ちゃんと動いてくれているかな。
廃れ、寂れていく一方だった城下町が活性化して行きますように!!←乱暴な愛情表現

それにしても、今日は暑かったっ!!
家に帰ってからエアコンつけっぱなし。(設定温度は29度だろうと)
雨はいずこに??

くま

2005-06-26 22:06:22 | ビー・リン・グミ・ライ・ジン・フウ・キナ
ビーが復活してからってもの、また「お外行きたい!」コールが激しくなった。
おう、おかーちゃんが休みで家にいる時ならなんの問題もないさ。
でもね、仕事の日はダメよ~ん。
メリハリはつけようね。
と、猫に言っても意味ない事だけんどさー

仕事の日は夜、なるたけ一緒に遊ぶよーにしている。
30分はにゃんずとのタイムに使うよーにしている。
睡眠時間が減ろうとも。
猫じゃらしを駆使してあっちゃこっちゃ運動させる。
なかなか遊びに入らないリンりんも、ふふっ、おかーちゃんはコツ知ってるもんね。
リンりんがどうすれば遊ぶか、おかーちゃんちゃあんと知ってるもんっ
座椅子のそばが好きなのよね。
そこで猫じゃらしチラチラさせるとやる気出ちゃうのよね、リンりん
座椅子に飛びついて遊びまくるのよねー

と、まあこんな風にして私の夜は更けていくのだが、にゃんずがご機嫌ならいいのさ。

ひとしきり遊んで満足あそばしたにゃんず。らぶりー
この時、携帯カメラにも撮ったんだな。
揃ってるトコって珍しくって、職場で見せようと思ってー←自慢したかった
んで、見せたらば一言、「・・・大きいっ!!」「えー、猫?何キロ?」と言われた
「・・・いや、こっち(リン)のは白クマだから。北極熊
「じゃこっち(ビー)は?」
「それは小型の月の輪熊。猫じゃないし

ごっ、ごめんよぉこんなおかーちゃんを許してっ。。。

フォーガットン

2005-06-23 22:55:06 | みてる(ネタばれする時もある)
「フォーガットン」(監督/ジョセフ・ルーベン、主演/ジュリアン・ムーア)を観る。

最愛の一人息子サムを飛行機事故で失ったテリー(ムーア)。
事故から14ヶ月たった現在でも、一人息子の遺品や写真を眺め哀しみにくれる。
かかりつけの精神科医マンスから「記憶を増幅している」と言われても、
息子を忘れられずに想いを募らせる日々を送っていた。

ところがある日を境に身の回りが変化し始める。
親子3人で撮った写真にサムの姿がなくなっていた。
遺品の中のアルバムもビデオにも、サムの姿はどこにもない。
夫を問い詰めるテリーは「最初から子供はいない」と衝撃な言葉を聞かされる。
駆けつけたマンスからも、流産して自分も命を落としそうになり、
それで「いもしない子供」を作り上げてしまっていたのだと言われる。
サムがいなかったなんて、そんなはずはない。
だが事故の新聞記事はなくなり、ベビーシッターをしてくれていた隣人も
「誰?それ・・・」と答える。
自分はどうかしてしまったのか?
本当にサムはいなかったのか?

だが、母親の直感がそうではない事を伝える。
サムは自分と共にいた。
そう確信するテリーは、同じ事故で娘を失ったアッシュを訪ねる。
やはり「娘はいない」と言うアッシュに、仕事部屋の壁紙のほつれから
その下の壁いっぱいに落書きされた、子供部屋の姿を見せる。
最初は前の部屋の住人のやった事だとし、警察に連絡してテリーを追い払ったアッシュだが、
落書きを見るうちに娘の事を思い出す。
急いでテリーを助けに行くと、警察の手から国家安全保障局の手へとテリーが
引き渡されるところだった。
アッシュが体当たりでテリーを逃がし、一緒に謎の真相へと迫っていく。
サムは存在したのか?
何故国家安全保障局が出てくるのか?
謎の男の存在は?
誰かに「見られてる」感覚はどこから来るのかーーー?

  **********************************************

ミステリーかと思っていたら、SFでした
割と序盤から(もしかしたら・・・)と思ってたけど。(笑)
だけど、根っこにあるのは「母親の揺ぎ無い愛情」だから、UFOや化学兵器とかは一切無し。
ホームドラマSFとゆーところか?←いや、何か違う

実際にこんな事まかり通っていたら、かなりコワイ
自分の愛しい相手の「存在していた証拠」が消えてしまったら・・・?
記憶が曖昧となり、薄れていく恐怖ってのは凄いんだろうなぁ。。。
自然に忘れていくのならともかく、周りから「最初からいなかった」なんて言われたくないな。

テリーは自分が持つ思い出の中から、事件を解く鍵を見つけていくワケだけど、
14ヶ月間、1日たりとも忘れなかった思い出を違う視点から解きほぐすのは
さぞ大変だったろうなぁなどと。
だってね、作中の精神科医の言葉じゃないけど、「記憶は増幅する」ものじゃない?
思い出の中で、自分に都合のいいように思い出を「作り変える」事って、ある。
全く別の事柄に作り変えるのではなく、いいトコをクローズアップして
見たくない場面ってのは薄れさせていく・・・よね。
人間の記憶ってのは割かし曖昧だと私は思う。(私だけかな??
もちろん「忘れられない場面」ってのもあるけど。

自分の中に命を宿し、育んだ女性ってのは凄いなぁと、ただ感服。

これ、観客は私一人だったんだよ~。。。
いくら平日の朝イチの回で、終了間際の映画だからって・・・そりゃないぜ
今まで自分含めて二人しかいないって事はあったけど(「カンフー・ハッスル」)、
一人ぼっちで広いトコで観るって・・・あんま気持ちいいものじゃないねぇ
だからか、私は観ている間に3回「ビクッ」とするシーンに遭いました。
いやー、怖かった怖かった。わはは。
映画館の「貸切」は、嬉しくない・・・

ミリオンダラー・ベイビー

2005-06-23 19:54:16 | みてる(ネタばれする時もある)
「ミリオンダラー・ベイビー」(監督・主演/クリント・イーストウッド)を観る。

ロサンゼルスのダウンタウンで小さなボクシング・ジムを営むフランキー(イーストウッド)。
23年来の付き合いの、元ボクサーで住み込みで雑用係をやるスクラップと共に
赤字のジムをやりくりしていた。
手塩にかけ育てた選手が、タイトル・マッチに何度も「待った」をかけられていた為、
他所の引き抜きに応じジムを去ってしまう。
選手を大事にするあまり、万全の時を待ち過ぎていた結果だった。
そして入れ替わるように現れたのは女性ボクサーのマギー。
フランキーのトレーナーとしての腕に自分を賭けに来たのだ。
「女性は育てない」。
そう突き放されてもマギーはジムに入会し毎日練習に現れる。
スクラップは深夜一人で練習するマギーを見て、サンドバッグの叩き方を教え、
昔フランキーが使っていたスピードバッグを貸し出す。
それに気付いたフランキーはマギーからスピードバッグを取り上げ、辛辣な言葉をかける。
「31歳でバレリーナを目指すのか?」

自分の選手だったボクサーが晴れのタイトル・マッチ戦で勝利した夜、
フランキーはジムにいるスクラップの元を訪れる。
そこには自分の誕生日を、貯めた金をはたいて買ったスピードバッグを叩く事で
祝うマギーの姿があった。
「・・・いくつになった」
「32歳」
そしてマギーはほとばしるように自分の事を話し出す。
トレーラーハウスで育った事。貧しい家庭。ボクシングをやる為に出てきた事。
「これが楽しいの。年だなんて言わないで!」
マギーの人生からボクシングを取ったら何も残らない。
それを知ったフランキーはトレーナーを受ける。

腕を上げ、着実に育つマギー。
試合も次々1ラウンドKO勝ち。
フランキーとマギーの間には信頼と愛情が育っていく。
一人娘と疎遠になってしまったフランキーと、幼い頃父親を失ったマギー。
お互いを必要とし、親子にも似た関係を築く。

対戦相手のいなくなったマギーはワンランク上の級へと上がる。
そこでも12試合連続KO勝ちをおさめたマギーの元へは、タイトル・マッチや
チャンピオンとの対戦の申し込みが来るようになった。
最初はリスクの大きさに躊躇していたフランキーだったが
チャンピオンとの試合を受ける事にする。
試合の日、マギーに「モ・クシュラ」と刺繍された試合用ガウンを贈るフランキー。
「ゲール語?どんな意味?」
「その内教える」

チャンピオンに快勝したマギーはその後も好戦績を残す。
だが、家族とすれ違うマギーは失意の中、父との思い出をフランキーに話す。
自分が大切にしていた思い出。
それを分かち合う事で、2人はより強く絆を深める。
そして、100万ドルのファイトマネーを賭けたタイトル・マッチが始まった。
それは2人の運命を過酷なものへと変える試合だったーーー。

  ***********************************************

ごくありきたりな(と言う表現は語弊があるかもしんないけど)
「アメリカン・ドリーム」のボクシングの話かと思っていた。
ところが・・・全く想像してなかった結末。
かなり、びっくり・・・。
何の予備知識もなかったからなぁ。
「父と子」がテーマだったのだな。

どこまで相手を受け入れ、理解出来るか。
救われる道を捜し求めてはいるものの、神の存在を信じないフランキー。
真理は常に自分の中にあるのだ。
自分が何をしたいか。
相手が何を求めているか。
信じる事をやめたフランキーは、自分を信じる事を絶対とするマギーと出会い、許される。
マギーもまた不遇な少女時代の飢えた父への思慕を、フランキーを通して浄化させる。

観終わってからまず思ったのは、(これはラブストーリーだ)と感じた事。
人を愛するという事は、相手をまず受け入れる事だ。
そして、相手にも受け入れてもらう事。
マギーは幸せだと思う。
自分を丸ごと受け止めてくれる相手に出会えた。
「モ・クシュラ」。
「愛しい人と言う意味だ。同じ血と肉を持つ相手」そう囁くフランキー。
その意味をかみしめ、涙を流すマギー。
なんて素晴らしいラブシーンなんだろう。
こんな素敵なキスシーンも、私は他に見た事がない。
「父と子」と言うテーマは、自分でも永遠に抱えるものだけに胸に染み入る。

人生はうたかたの夢のようなもの。
そこには一瞬の至福があり、それが永遠へと続く。
哀しみにも勝る喜びを受け取った者は、人生の勝者だ。

ところで・・・何故イーストウッドはオスカーを取れなかったのだ??
フリーマンがオスカーってのも・・・。(いや、好きだけどね)
主演男優賞って、誰だっけ?取ったの?

バタフライ・エフェクト

2005-06-23 16:11:02 | みてる(ネタばれする時もある)
「バタフライ・エフェクト」(監督/エリック・ブレス&J・マッキー・グラバー、
 主演/アシュトン・カッチャー)を観る。

建物の中、何者かに追われ逃げる男エヴァン(カッチャー)。
一つの部屋に逃げ込み、ドアを家具で押さえ机の下に潜る。
「もし、誰かがこの日記を読んでくれたら・・・」ノートに走り書きをする彼の背後で
ドアがこじ開けられるーーー。

母と2人暮らしの少年時代。
父は精神病院へ隔離されていた。
時々記憶が途切れる息子を案じる母。
エヴァンにはそれが何故か、どうして起こるのかがわからない。
ただ、すっぽりとその瞬間が抜けてしまうのだ。
父の面会に行ったエヴァンにまたその“瞬間”が訪れる。
気付くと父に襲われ首を絞められていた。
「あの能力を持っているのか?」
そう言った父はエヴァンから引き離された後、自殺を図り命を絶つ。

友達のケイリーと彼女の兄トミー、幼馴染のレニーと共に成長して行くエヴァン。
いたずらで仕掛けたダイナマイトが爆発するのを待っていた。
そこに母子連れが来る。
また記憶が飛ぶエヴァン。
そして引っ越して行くエヴァン親子。
大学生になったエヴァンは子供の頃に書いていた日記を読み、昔住んでいた町を訪れる。
レニーは爆発事故以来心を閉ざし、ケイリーは「何をしに来たの?」とつき返す。
記憶と現実との間に奇妙な違和感を覚えた彼はもう一度日記を読み返す。
すると、あのダイナマイトを仕掛けた時に戻り、自分が「過去を書き換える力」を持つ事を知る。
自分と再会した事がきっかけでケイリーが自殺したと知ったエヴァンは
過去に戻り「人生をやり直す」事決める。

少しずつ違う「現在」と「過去」。
ほんの少し変えただけなのに、全てが大きく変化してしまう。
何度も「過去」と「現在」を行き来するエヴァン。
記憶の喪失は、その結果だった。
ケイリーと仲睦まじく過ごす現在。
どん底の暮らしをしているケイリーと学生の自分の現在。
爆発を止めようと、自分の両腕を失くしてしまったエヴァンの現在。
そのどれもが、わずかな変化から生まれ流れた先の「現実」。
変えようとすればするほど、深みにはまるエヴァン。

そして、彼は決意するーーー。

  *************************************************

タイムトラベル物ですな。
過去に戻り、未来を知っている自分が「こうあって欲しい未来」の為に過去を作り変える。
自分の周りにいる人間は同じなのに、幾通りもの「人生」が出来てしまう。
こわい。。。
最初、(あ、そうゆー事かぁ)と思うじゃない?
で、話がとんとん拍子に進むかと思えば、そうじゃない。
「作り変えた未来」は、自分の思い描く「未来」ではなくなっている。
どうにも思い通りにいかない。

そりゃそーだ。
だって「自分一人」じゃないんだもんな。
生きているって事は、周りも含めて動いているって事で、何でも「自由」になる事じゃない。
自分自身もある意味歯車の一つで、そうやって動いているもの(人生)を
自分だけ変えるつもりでやってもさ、周りだって影響されて変化するんだわ。
自分の人生で、自分がわかっているからいいっつーもんではないのね。
エヴァンのおとっつぁんも、同じ力を持っていてそれで破滅したワケだし。
(彼がなんで病院に収容されたのか、よっぽど凄い事になったんだなと思うと背筋が・・・

守りたい者(ケイリー)の事を一番に考えた時に、やっと自分が出来る最上の策を選ぶ事が出来た。
自分を捨てて、歯車の一員にならないといけないって意味か??
突出した能力はバランスを崩す。
こわいね~

ちなみに「バタフライ・エフェクト」(バタフライ効果)とは、ある場所で蝶が羽ばたくと
地球の反対側で竜巻が起こるーーーと言う、始めの条件のわずかな違いが
将来の結果に大きな差を生み出すって意味のタイムパラドックスに関する言葉だそーな。

Shall we Dance?

2005-06-23 14:45:03 | みてる(ネタばれする時もある)
「Shall we Dance?」(監督/ピーター・チェルソン、主演/リチャード・ギア)を観る。

ごく普通の男、ジョン・クラーク(ギア)。
毎日電車に揺られ出勤し、家に帰ると妻と2人の子供を持つ夫であり、父である自分。
満ちている生活。不満はないけど、心を揺さぶる事ももうない。
“いつも”は不変であり、“日常”は緩慢。
ある日ふと電車の窓から外を見ると、ビルの窓辺にたたずむ女性に気付く。
それからほぼ毎日その場所を通過する度に窓辺の美女を見るクラーク。
「社交ダンス教室」の窓辺。
憂いを漂わせるその表情に、クラークはついに電車を飛び降りダンス教室のドアをくぐる。

謎の美女はポリーナ。
競技ダンスの世界で活躍していたが、1年前に大きなトーナメントで失敗し、挫折。
パートナーだった恋人とも破局し、そのまま傷心状態が続いていた。
同じ初心者仲間やレッスン生から聞かされたクラークは、
そんな彼女に少しでも近寄れるようレッスンに励む。
最初はポリーナの姿を見れれば満足するはずだったが、ダンスのステップを一つ覚える毎に
ダンスへの興味がわき、週1回のレッスンを心待ちにする日々に。

同僚のリンクが同じ教室へ来たり、妻が「浮気をしているのでは?」と疑い探偵を雇ったり、
“日常”に変化の起きるクラーク。
今までにない高揚感を抱えるも、“満ち足りた生活”だけでは不満を持っていた自分に対し
後ろめたさも併せ持ち始めた。
そして何故か勢い余り、社交ダンスコンテストに出場する事になる。
“幸せな男”の“日常”はどう変化していくのか・・・?

   ****************************************************

日本映画の「Shall we ダンス?」の、リメイク。
っても私はそっちを見てないから比べる事が出来んが。
むか~し、TVで放映された時、多分見たと思うんだけどあんまり印象に残ってない
多分、何かしながら見てたんだろー。

んーと、普通に楽しめた。
ちょろっと笑えたし、難しくないし、気楽に観れる。
日本版がどーかは知らんが、これは「夫婦愛」がテーマだったのか?
クラークさんは社交ダンスをする事自体は恥ずかしくはない。(役所さんは恥ずかしがったが)
ただ、十分満ち足りているはずの生活に、何か隙間を見つけてしまった事に躊躇し
不安を感じてしまったようだ。
奥さんを愛している。
子供達も大きくなってどんどん離れて行くけど、でもまだ可愛い。
仕事は単調だけど、嫌いじゃない。
(・・・趣味、見つけろよ)と、ふつーに突っ込み入れたくなるようなキャラクター。
で、せっかく見つけたその“趣味”も、「自分一人で楽しんでしまった」と、奥さんに懺悔。

えー??いかんの?それって??
「夫婦共通の趣味」じゃなきゃ、持っちゃいかんのっ??へー?
“夫婦”ってのがまず私にはわからんものだけど、アメリカ人って不思議。
結局二人揃ってダンスしちゃうトコが一番笑えたかも。
あ、いや嫌味じゃなくてね、何か、おかしいけど楽しそうだ。(笑)
(でもキッチンで踊るなよ~
奥さんの職場にタキシード(ダンス用正装)でバラ持って登場するクラークさんは、
それって「主婦の皆様」の憧れなのだろうか・・・?と、つい思ってしまった。
少女に対する「白馬の王子様」か「勇敢な騎士」ってトコだわな。
王子様も騎士様も、想い焦がれた事のない私には、なにもコメント出来ません

ポリーナさんの最後のハジケっぷりもお見事でした。
ちゃんちゃん

昨日の出来事と今日の出来事。

2005-06-22 21:04:07 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
朝からの強い雨にもめげず、出かける。
ふふっだってあわび丼が待っているんだもーっん
東海道線から大江戸線、日比谷線と乗り継いで、いざ築地へっ。
(先に着いた友達から「このルートだと近いから濡れないよ」とメールが来た)
何を見間違えたか、東銀座から築地まで10分かかると思って、
一駅だけなのに随分長く乗るんだな~などと呆けた頭で乗っていたから
築地に着いたってのに空いた席に座ってしまい、
すぐ目の前の改札口まで迎えに来てくれていた友達がそんな私を見て
慌てて「降りて降りて!!」とリアクション。
それに気付いて(えっ、やっぱりここ“築地”っ?!)しながら
大慌てでドアに向かい、無事降りる。
ひぇ~・・・すぐに閉まらないドアで良かったぁ・・・。
やっぱりも何もない。築地だっつってんのに、一体なんで所要時間が10分なんて思ったか
東海道線じゃあるまいし、一区間がそんな長いなんてないだろーよ。
ゴメンな、おかん朝から驚かせて。。。

今日は市場が休みとの事で、割と静かだった。
(あわびは九州から空輸されるのでそれには関係なかったけど)
店先のカニやらエビやら魚やら見ながら歩いていると、
もしここにビーがいたら狂喜乱舞しまくるだろうなぁと、顔が緩む。
「おかーさんっ、ぼくが好きなのいっぱいあるよっ
「エビ食べていいっ?お刺身もちょーだいっ」ってな感じ?わはは。

そして連れて来てもらった場所は「築地青空三代目」って名前のお店。
なんでもつい最近の番組で丼物のNo1になったとか。
店先のテーブル(アリーナ席らしい。笑)で目の前で作ってくれるのを見る。
どんぶりの中にご飯が用意されてて、その上に刻み海苔が乗ってる。
そこに炒めたネギを入れて、山芋の摩り下ろしたのをかける。
さらに炒めたズッキーニ、人参、アスパラガスが乗る。
(あわびはっ?あわびはいつ来るのっ?)
ドキドキしながら待っていると、下味付けたあわびが登場!
こいつぁちょっと中華風味で炒めている模様。
「お待たせ」と、どん!と置かれたどんぶり。

携帯カメラで撮ったからあんまいい画像じゃないけど
でもねっ、でもねっ、んまい!!のーっ
最初友達が「フレンチで、でも中華」って言ってたんだ。味が。
(友達はすでに先週食べている。が、今週も食べる。笑)
うんうんっ、そーゆー感じよねっ
今までの自分の中にあった丼物のイメージと全く違う。
もっと「和」っぽいものと思ってた。
これなら2800円は惜しくない。
ここの「大トロあぶり丼」ってのもおいしーそうだ。
いつかまた食べたいなぁ。
つか、路地巡りしたいね。ビー連れて。リンはぷんすかしながら見てるだけかも?(笑)
「んもーっ。そんなのいいから早くお家に帰ろうよーっ」って。

で、後は「ミリオンダラー・ベイビー」を観るべく、銀座へ行く。
あら・・・こっちも思っていたのと違う結末だったわぁ・・・。
なんとゆーか・・・。
(あぁ、そうかぁ・・・)と。
胸の奥に来るーーーって感じだな。・・・うん。
「海を飛ぶ夢」のような、ね。
後でちゃんと感想書きます。(えーと・・・後で


しみじみしながら家に帰ると、ビーが「お外!お外ーっ!!」と騒ぐ。
割と静かだったんだけどね、ここ最近。
でもっ、昨日ヤツは脱走しやがってん!!
仕事から戻ると部屋にはリンしかいなかったのよ。
どうやらベランダから柵越しに外へ出たようでね。。。
今まで戻る事はしてもそこから出るって事しなかったからベランダには出してたんだ。
まだ傷がちゃんと治ってないのに、あの暴れん坊め~~~っ。
怒ったおかーちゃんは迎えにもいかず、サッシに取り付けた猫扉を撤去した。
暫くすると、玄関からビーの鳴き声が。
ドアを開けると「みゅ~」とご機嫌で擦り寄ってくる。
「みゅ~」じゃないだろっ、「みゅ~」じゃっ。
山で遊んだらしく、体にいっぱいくっつき虫(草)を付けていた。
それを取りながらこんこんとお説教。
「いい?ビーちゃんあなたはまだ治ってないの。お外出ちゃいけないの。わかる?」
「わかんない。ぼくお腹空いた。ご飯は?」
「・・・今用意します」

「ぁわんわん」と言いながら(ホントにこう言う)ご飯を食べるビー。
外に出たビーに違うニオイを嗅ぎつけたのか、リンがやたらと反応する。
ビーに対して威嚇しまくり。それも異常なほど。。。
食べ終えたビーは「またお外行くー」とワガママを発揮。
もー・・・ずっと出てなかったらよっぽど嬉しかったのはわかるけどね。。。

にゃんずはまた外に出そうと決めたトコだった。
怪我だろうが病気だろうが、全部ひっくるめて面倒みるから。私は。
何かある度にこっちはまたうろたえるだろうけど、にゃんずがそうしたいのだから
私はとことん付き合うつもり。
そー思った矢先だもんね~。。。
来週にはきっとまたお外に行けるよ。
だからもうちょっと待ってなさいね。
わかったっ?!そこの黒っぽい物体っ!!

それにしても・・・アワビ丼の美味しかった事。うっとり

今年の健康

2005-06-20 22:33:31 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
健康診断行ってきたー
朝、土砂降りになってて(・・・この中を行くんかぃ・・・)と思ったが、
7時過ぎから小雨になり、そして上がる。
あー良かった。
駅からそんな遠くはないけど、休みに出るのだから身軽で行きたい。
朝ご飯抜きが辛いけど、乗って横浜へ出る。
9時半からだったが、9時15分頃に着き受け付け済まし検診へ。
採血、血圧、身長体重を量り採尿、視力、聴力、レントゲン、心電図とさくさく進む。
あら・・・なんか、この分じゃ随分早く終わるんじゃない?
問診を終え、健康診断終了。10時前。
肺ガン検診の採取は、今月いっぱいまで待ってもらう事になった。
最悪ダメな場合、連絡すればその分の費用は返ってくるとな。

予想以上に早い終わりに、さてどうしましょう。
とにかくお腹が空いているんだけど、せっかく休みで横浜来ているのだから
ご飯は寄りたい場所があった。
東口地下街の「一風堂」。ラーメン屋さんだ。(笑)
朝からラーメンっ?ってなるが、私ゃ何も食べてないし。
職場が東口にあった時はお昼に何度か食べに行ってたんだけど、
西口に異動になってからずっと行ってないんだよな~。
あそこのラーメンがってより、付け合せと言うか箸休めと言うか、
「もやし」をどーしても食べたいんだーっ。
あの、辛い味付けのもやし!!
激うまっ
やっぱ食べたい。
なので、時間潰しに本屋に寄り、お茶を飲みつつ開店を待つ。
11時開店だけど、11時になった瞬間に行くってのもあれか
うーん、もうちょい待ってある程度人が入ってからにしよう。
などと、お腹ぐーぐー言わせながらじっと待つ。
そして11時半ちょい前に行くと、もう少し人が並んでいた。
でもお昼時よりは少なく、すぐに入れたのさ。
今日は白玉ランチにした。
目の前には待望の「もやし」が壺に入って鎮座。
早速小皿にもやし大盛りにして、食う。
あーっ、んまいっ
これよこれ、これがずっと食べたかったのよ~
この辛さ、なんて美味しいもやしなんだろう。
自分で作れたらどんなに幸せか。
もう壺ごと全部食っちまいたいくらいよっ。
ミニ餃子とご飯とラーメンを食べ終えるまでに、もやしを3度おかわり。
最後にもう一度お皿にとって、心行くまでもやしを堪能。
来て良かった!!

お腹ぱんぱんにして一服しに西口の職場があるビルに行く。
従業員用トイレに灰皿あるからそこで食後の一服をして、
ついでに献血でもしようかな~と思ったけど、
今日は朝すでに60cc採血しているから出来なかった。残念っ。
休みでないと献血って出来ないんだよね~。
いつも仕事する時、献血車を横目に歩いてるけどなかなか機会がない。
血の気が多いし貧血でもないから400mlプラス検査用の採血位は問題ないけど、
朝の分と合計すると500ml位の血を採るって事になるので、
「また次の時にでも・・・」と言われてしまったよ~ん。
ま、休みにどっかで見かけたら今度は献血しようっと。
せっかく献血手帳持ってたんだけどね。

さて、健康診断の内容は1ヵ月後くらいになるが、
わかっている範囲では身長が伸びた!!
160.4だって~
っても、身長なんて測る具合によって多少かわるからな。
でも160越したの初めてだー。うれしー
体重は家で最近量ったのより軽かった。なんで??
夜量ったらやっぱそれより重いんだけど・・・。
いいや。こっち(病院)を信用しよう。つか、したい!
視力は右1.5。左1.2。
血圧90-50。
この辺りは例年と変わらないな~。
詳しい結果も問題なく済みますよーに

“夢”は願望を映すーーーと、言うが。

2005-06-16 23:37:26 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
今日も朝からだぁ。。。
ちっと肌寒いよーな。

昨日は遅番で入店してからとにかく忙しくて、お昼も3時過ぎにやっと取れ、
その後店に戻っても納品の山と格闘しつつ接客もし、
午後休憩を7時過ぎて取り、また接客・・・と
人数少ない上に、絶え間なくお客様が来るんだな。
そりゃ来てくれない事には売り上げ上がったりだから嬉しいんだけど、
忙しい割りに数字的にはそうでもないって現実。
まあ・・・お一人様薬ひとつーーーってパターンが多かったからそんなもんか
結局店を開けている間自分の仕事が何も出来ず、閉店して納金とか全て終えてから
やっとこ担当の発注仕事を済ませた次第。
家に帰りついたのは11時をとっくに回っておったとな

なので、本日は1日ごろごろして過ごす
午前中に家事を済ませ、本読んで昼寝してにゃんずと遊んで買い物行ってと。
その昼寝の時、自分がまだまだ“自立していない子供”なのだなと思い知らされる夢を見る。
父の夢を見たのだけど、それは何度も見ているし、珍しくもない。
ただ内容が・・・。
場所は私の住むアパートらしい。
そのままではなく、何となくデフォルメ。←夢らしいトコ
にゃんずも出てきて、もう1匹登場。
三毛ちゃん。
そのコにご飯をあげていると、外で工事の音がする。
目の前に大きな建物があって、そこを改装しているらしい。
父が隣にいて一緒に窓からそれを見ているさ。
私「あそこ、改装してアパートにするみたいだよ。そしたらあそこに部屋借りようか。
ここより広くなるから、そしたら一緒に住めるよ
父「そうだな」
また父と一緒に暮らせる事が嬉しくて、私は父に抱きついて喜ぶ。
そして、買い物に行くとなって「お父さん、お刺身は?」と聞く。
父は毎晩晩酌していて、肴は決まってお刺身だった。
「・・・半分でいいよ」と答える父に、もう身体が弱ってお酒が飲めなくなったと悟る。

・・・と、そこで目が覚めたのだけどね。
私は今まで父に抱きついた事はない。(小さい頃は別として)
でも、今思い返しても夢の中の私は至上の幸福のような顔してたなぁ。
すんごい嬉しそうだったのよ。
抱きついて、頬寄せて。
現実ではさすがに考えられないけど
そーゆー、まさに“夢”の中にあっても、ある意味“現実”は忍び寄る。
お刺身を半分でいいと言った父の、死期を悟るんだな。
それを聞いた時に(お父さんはもうすぐ死んでしまうんだ・・・)と思った。
もーさ・・・夢の中でくらい、いつまでも生きていてくれてもいーじゃんねぇ

なんかなぁ。。。
姉達は父の夢って見るのかな。
私だけがいつまでもぐずぐずと見てるのかな。
以前のように、夢を見て泣く事はなくなったけど、見る事はなくならないさ。
父にとって私は事実上の末っ子と言う事で、確かに姉達に比べて可愛がられた。
だから私はいつまでも父の前では“子供”のままだったけど。
うーん・・・40になっても、それが抜けていない。
いーのか?悪いのか??
“親”になる事なく生きてきた人間て、ずっと“子供”のままなんかね?
甘える相手(父)が他界してすでに8年。
いい加減に自立しなきゃいかんよなぁ。
あ、でも夢は見たいけどねっ←そこがいかんて?

あと・・・夢に何度か出てくる三毛ちゃん。
いつか会えるんだろーか?
待ってるぜっ

今日のにゃんず

横になっていたリンに、ビーが近寄る。
毛づくろいをしてあげるリン。
そこから何故かバトルが始まる。

最近またちょっと歩み寄りを始め、仲良くしてるかと思いきや
こーしてバトったりするんだな。

パッと離れ、警戒態勢のにゃんず。
この後部屋中を走り回り、有余る体力に物言わせバトり続ける。。。
・・・いいさ、建物さえ破壊しなきゃぁ。。。