えんがわ

猫の事とか仕事の事とか映画の事とか。・・・何でもいっか。

年末進行

2004-12-30 00:45:28 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
仕事が忙しい。
いや、別にお客様が増えて接客で忙しいっちゅーんじゃなく。
年末年始になると業者さん(メーカー)が休みに入るので、
その間の仕入れがどーん!と来るのだ。
薬も化粧品も雑貨も、鬼のよーに入ってくる。
それを、朝から夕方にかけて出す。
ちまちま値付けしながら。。。
ずっとそれにかかりっきりならまだ進むのだが、
店頭にいる限りは接客もしなきゃいかんしレジもしなきゃいかん。
ご飯も食べるしトイレにも行きたい。
(トイレは我慢するけどね。行ける余裕ないし・・・)

この時季になるとパートさんはお昼上がりだしさーっ。
ほとんど仕事しないでお昼に帰るって、何よーっ。
ちくしょー、来月になったら社員が増えるからそしたら次の年末は
人数いっぱいで楽してやるぞーっ。

とにかく、この年末進行は困るやな。。。
多分今日が商品の仕入れは最後。
来年5日位まではある物でやってかなきゃいかん。

ああ・・・今日はホントはもっとちゃんとした接客したかったよ。
午前中に1人、化粧品を揃えてくれた方がいたんだけど、
カウンセリングはしたけど肌診断が出来なかった・・・。
ヤなんだよ。
肌診断、したいんだよ。
それで、次にいらしてくれた時にまた診断して、
そしたら使って下さっている化粧品が肌に対してどんな働きをしているかって
お客様が自分の目で見て知る事が出来るんだもん。
わかりやすいんだもん。
だから私は美容機器を使っての肌診断は必ず入れたいの。接客に。
なのに・・・なのに、時間の余裕がなくて出来なかった・・・。
私の他には薬剤師の先生とパートさんだけだったんだもん・・・店内。
商品ばんばか入ってきて、ゆっくり接客する余裕がなかったの・・・。
30分も接客出来なかった。
商品説明と使用方法と、簡単なアドバイスだけしか・・・。

でもね、私はネームプレートをちゃんと胸に付けているので、
そのお客様から帰り際に「松@さんはいつもいらっしゃるんですか?」と
こっちの名前を見て、覚えて下さって聞かれたの。
「月・木は休みですが、あとは殆どおります」
「じゃあまた松@さんのいる時に来ますね」
「ありがとうございます。お待ちしております!」と、お見送りした。

うあぁ・・・不本意な接客だったのに、喜んで下さった。
来月出る新製品のクリームもご予約いただいて
この次は絶対絶対、もっと有意義な時間を過ごしていただけるように
頑張りますっ!!
ありがとうございます!!
もう2日あとにいらっしゃって下さったらなぁ。
そしたらちゃんとお肌診れたのになぁ。

いいもん、次の時に頑張るもーんっ。

あ、あと夜に来た外国のお客様。
英語で話しかけるんだけど、んなもんこっちゃわからない。
店で唯一英語が話せる薬剤師の先生は早番で帰っちゃったし。
女性の2人連れだったんだけど、日本語がまったく通じないのさ。
で、薬を何か欲しがっているのだが、何が欲しいのかわからん。
“アスピリン”とか“タイレノール”とかだったらまだわかるんだけど。

そしたら1人の方が自分のTシャツめくってタトゥーを見せる。
ジーンズから覗く蝶のタトゥー。
ん?
何か、貼ってある。ガーゼ??
炎症起こしているのかな~と、塗り薬を2つばかし手渡す。
「これは使えるの?」みたいな事、聞かれた。多分そー言ってるはず。
「火傷とか、炎症に効くお薬です」とあくまでも日本語で答える私。
だが、不安だったので悪いけど「もう1回見せてもらえますか?」と
人差し指出して(もう1回って意味)、手をタトゥーに向ける(見せてと)。
よくよく見たら・・・炎症じゃないよ~っ。
化膿してるよーっ、これ・・・
手渡した薬じゃダメだ。
急いで化膿止めに切り替える。
幸いその薬は箱に英語でも説明書いてあったので、
それ読んで納得して買って下さった。
ああ・・・セーフ。

ホントは「病院行って下さい」って言いたかったけど、
英語わかんないから言わなかった。
あのねーっ、自分の肌にそんな事しちゃいけませんよっ
じゅうぶんなケアが出来ないよーなら、そんな事すなーっ!!
危ないでしょが、もう。ぷんぷんっ。

しかし、外国の方ってのはほんっとに!日本語喋れなくても母国語で
話しかけるよね~。
中には関西弁で話してきた女性もいたけど。
日本人が学校で習ってきた英語ってのは、テスト向きの英語だから
実践では何も役に立たないだっちゅーの

こんな感じで年末進行を終えました。。。
今日、流れ作業的にレジや接客してしまったお客様、
申し訳ありません。
大晦日とお正月は暇なので、存分にゆっくり時間かけます。
またおいで下さいませ。

さて、寝よう。
明日はお風呂場とトイレの掃除だ~。


散髪

2004-12-28 22:53:38 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
やっと床屋に行ってきた。
正確には“美容室”と言うのだが。
メンバーズカード見てびっくりしちゃったよーん。
前回行ったの、9月20日だった
数年振りにボブにして、それからマメに行こうと思ってたんだが
どーも私の中で『散髪に行く』とゆーのは
優先順位が低いようで・・・。
一応“女”なので多少伸びても見苦しくなるワケじゃないってのが理由?
いやだが、放っておくってのは“女”としてどーか・・・

今回も同じく前下がりのボブにしたけど、かなり短め。
毎日ドライヤーでブローしているからか、サイドの髪が傷んでしょーもないので
そこバッサリと。
見かけに関しては思い切りがいいのだ。
どーせ伸びるの早いし、こんだけ切っときゃ暫く放っておいてもいいだろ。

って、また放っとくんかぃ。。。

帰りに本屋に寄って、「OZ」第2巻と「グーグーだって猫である」の2巻と
ふくやまけいこの「東京物語」1、2巻と「こんぺい荘のフランソワ」を買う。
今日は小説コーナーは寄らなかった。
こないだ3冊買っちゃったばっかだし。
あぁ・・・引越ししてからスライド式本棚買ったのに、
もう満杯で溢れかえっているよ。
もう一つ、本棚買わなきゃダメかな。
小説用とマンガ用とあれば便利だよな~。
いいや。来年考えよう。

家に帰ってからお猫様達のご飯をたんまり買いに行く。
これで明後日の休みは正月用の買い物だけで済む。
お雑煮作るだけだけどね~

床屋行ったから今日のシャンプーは凄い楽だった。
乾かすのも早いし。
暫くは楽ちんだな~
えーと、次はこんなに間隔空けずに行こうと思います。はい。

こんぺい荘のフランソワ

2004-12-28 18:59:03 | よんでる(マンガ&小説)
うーん、陸奥A子です。
本屋でこの文庫を見つけて、思わず買ってしまった。
文庫っていいね。
むか~しのマンガがどんどん文庫化されていて、郷愁を誘う。

陸奥A子って、『りぼん』で描いていたのよね。
その時は“乙女ちっくアイビー”とかって、
ワケわからん流れが流行ってて、その最先端にいた人だった。

“乙女ちっくアイビー”
わ、わからん・・・

当時私は小学生。
愛だ恋だって言われても、わかるワケがない。
なので、陸奥A子も(可愛い絵だな~)とは思っていたけど、
話は別にコレといって印象に残っていなかった。
マンガが好きだから本は買ってたけどね~。

で、何故かこの年になって改めて読んでみようかなと。
収録作のタイトルに覚えがなかったってのもある。
多分、私が『りぼん』を卒業してからの話なんだろうな~。
それなら新鮮に読めるかもしれないと。
乙女ちっくとは無縁な私だが、話はどれも共感出来た。
子供の時は理解出来なかった、愛だ恋だの話が、やっと理解出来るようになったらしい。
(こーゆー話を描いていたのかぁ)と、遅ればせながら気付いたのさ
共感っても、自分もそうだったと言うのではなく、
(あぁ・・・そーゆー気持ち、ありだよね)とゆーもの。
もちろん(乙女ちっく)マンガなので、こっぱずかしい部分もあるが、
それでも当時読んでいた時よりは確実に中身がわかる。
わかれば、面白いと思うわけで。

主人公はだいたい、若い。
高校生とか、いっても22とか。
そんな若い女のコが、たった1人の相手に自分の気持ちを
伝えるのはどれだけ大変か。
今みたいなお手軽お気軽な時代ではなかったからねぇ。
自分の気持ちに素直になるのがどれだけ大変か。
自分の心を見つけるのにどれだけ一生懸命になっているか。

うーわ~・・・。
こんなん書いてる自分がテレ出したぞ。
ええ、はっきり言って、今恥ずかしいです。

でも、何かね、意外としっかりしててさ。キャラクターが。
「なんでも心をこめてやればいいってもんじゃないのよ。
今までじぶんの好きなことしかやらなかったから気づかなかったけど
いつのまにかわたしは世間知らずの代表人間みたいになってんだァ・・・」
とね、絵本作家を夢見る主人公が初めて絵以外のバイトを始めて、
失敗ばかりで半日でクビになって言うセリフ。

そう、“心をこめれば”何でもいいってワケじゃないんだよね。現実は。
そーゆーのをちゃんと踏まえて、でも結局は御伽噺のよーな結末になるのだけど、
ま、マンガだから。これ。
それでいいのさ。
夢は夢で、やっぱ人間に必要な栄養だ。


今じゃこんな女のコ、いないだろー。
つか、こんな男のコもいないだろー。

ありえない

2004-12-26 23:30:09 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
今日、職場で店長に「松ちゃん、何座?」と聞かれた。
私等はレジにいたのだ。
店長は何かを見ながら、聞いてきた。
「何座?」
「“ぎょ”です。“ぎょ”」
「魚座ね」
店の、レジ上に置いてあるお客様ご自由にどうぞの、小雑誌を見ている。

そして笑いながら「ありえない。絶対、違う
「何がさ」
それは香水の問屋さんから送られてくる冊子で、
ページは“来年のあたなの幸運を運ぶフレグランス”みたいなもんが載っていた。
『魚座 生まれながらに持った繊細な心をうんぬんかんぬん以下略』

「これに笑ったのか、これにっ
「だってありえないもん」
「何だとっ?私が繊細じゃないってのかー?」

まず、こーゆー言葉使いがすでに繊細から程遠い。

気に入らないっ。
店長、最初から笑おうと思ってふったでしょ。その話題。
それがドンピシャだったから嬉しいんでしょ。
おうっ、私はがさつな性格だわよ。
それでいーか。満足したか。あー?
嬉しそうな店長の顔。

私、あなたの娯楽提供者じゃありませんからっ。

“ぎょ”って、ロマンチストとかデリケートとか、言われるよね。
芸術家肌とかさ。
何でそーなるのかわからんが、だからって誰でも彼でもそーとは限らんのだ。
そんなワケわからんもの見て、人判断するなぃ。

つか、営業中にこんな事してる店って、どうなのよ。
店長が雑誌見てる店って、どうよ。
つまり、暇だったって事だ。
年末の日曜。
いーのかこれで。
いや、ありえない・・・

ザッツ・エンタテイメント

2004-12-25 01:35:20 | みてる(ネタばれする時もある)
DVD「ザッツ・エンタテイメント コレクターズボックス」を見る。

5枚組ですぜ。
そりゃ見るにも根気がいるってもんでさ

ハリウッドの映画会社MGMが製作した過去のミュージカルを
集結させた内容。
「1」は1974年。
「2」は1976年。
「3」は1994年に作られた。
私は「1」と「2」を、そうさな・・・20年・・・近く前にビデオで
借りて見て、狂ったよーに何度も借りた思い出がある。
別にミュージカルファンではない。
懐古趣味も持ってない。
でも、そんな私でも「こいつぁ面白れぇや」ってなったんだよー。

1920年代後半。
映画はサイレントからトーキーへと変わる。
声の出ない映画ではスターでいられても、声の出る映画では
訛りや悪声がイメージダウンに繋がり幾多の俳優が姿を消していった。
1929年。
MGMは初のミュージカル「ブロードウェイ・メロディ」公開。
ミュージカルと言っても、ただウクレレ持った男が「雨に唄えば」を歌い、
太めの女性達が簡単な踊りをするだけなのだが、
これが好評を得る。
そこからMGMはミュージカルにトーキーへの成功の道を見つける。

いやもう、誰も彼もが歌い踊らされるんだ。
その俳優の向き不向きは関係なく。
MGM所属の俳優は会社の意向に沿うしかない。
クラーク・ゲーブルもグレタ・ガルボもグレース・ケリーもそりゃ歌うさ

この時代のミュージカルってのはとにかくド派手!
大仰なセットに煌びやかな衣装多くのエキストラ。
だけどねー、楽しいんだよ。見るのが。(笑)
タップで階段降りてきて、薄い膜を回転しながら破って
最後ドアップで微笑むエリノア・パウエルとか、
やたら水に飛び込んで泳ぎまくる“水着の女王”エスター・ウィリアムズとか、
やたら笑顔振りまくジュディ・ガーランドとミッキー・ルーニーとかね。
(一体ストーリーはどうなってんの??)と思わずにはいられない
名シーンの数々がある。
でも、それでいいの。
楽しいんだから

ジュディ・ガーランドが高らかに歌い、
ボブ・フォッシーが斬新な振り付けで踊り、
フランク・シナトラが愛嬌良く歌い踊り、
ジーン・ケリーとだったら猫のジュリーも一緒に踊る!
そして、私の大好きなフレッド・アステアが軽やかに踊る


アステアとエリノア・パウエル “ビギン・ザ・ビギン”

この時代のミュージカル俳優でよく比べられるのが、
フレッド・アステアとジーン・ケリー。
年齢は一回り以上も離れているこの2人は実に好対照だと思う。
現役時代に共演したのは1回だけ。


アステアとジーン・ケリー
「ジーグフェルド・フォリーズ」1946年。


たった1回の共演だけど、2人はお互いに尊敬しあい、
敬意を払っていたよう。
ジーン・ケリーは「彼と踊るのは気が抜けない」と言っていた。
完全主義者のアステアは自分が納得するまで何度も繰り返し
リハーサルを重ねたようだ。

ジーン・ケリーは力強くダイナミックな踊りをする。
アステアは軽くエレガントな踊りをする。


ジーン・ケリー「雨に唄えば」

ジーン・ケリーってさ、リズミカルで自ら踊って音を作るって感じ。
舞台を所狭しと動いて飛んで跳ねて、とにかく全身をいっぱいに使ってる。


フレッド・アステア「バンドワゴン」

アステアも大きなステップを踏むけど、とにかくエレガントで
空気の流れが見えるような動きをするのだ。
アステアが踊ると、彼の中から音楽がこぼれてくるような、
そんな気さえする。
例えば、アステアなら畳一枚分のスペースであっても流れるように踊るのだろう。
(日本人的発想ですまん
とにかく、好きなんだよ。アステアが

で、そんな彼等が「2」では何と!30年振りに共演するのだよーっ
ホスト役で出た2人は、歌って踊るのだ!


アステア76歳。ジーン・ケリー63歳。
なんなんだよーっ。
ムチャかっくいーじゃんかあっ

もー、このドキドキワクワクってのは堪らないねっ。

そーゆー、大仰だけど楽しい時代があったのだ。
思想もくそもない、ただ楽しいだけの映画の時代が。
残念ながら私はリアルタイムでアステアを見たのは
「タワーリング・インフェルノ」の老詐欺師役しかなかったけど、
それでも私にとってはアステアは「空飛ぶ人」なのだ。

まさに、「ザッツ・エンタテイメント」!

ラブなイブ

2004-12-24 23:56:52 | ビー・リン・グミ・ライ・ジン・フウ・キナ
もちろんお相手はビー殿様とリンお姫ちゃん
早番で仕事終えて、途中本屋寄るのに電車降りたけど8時前には帰宅。
さあっ、らぶらぶな夜の為におかーちゃん頑張るぞっっと。

ご馳走用意する間、ちょっと外を解禁。
だが、もうずっと暗くなってからの外遊びをしていないうちのコ達は
家と外を行ったり来たり。
ビーは鳥ささみをパックから出した瞬間に戻ってきて、
キッチンのシンクに上がり「おかーさん、これぼくが好きなのっ?
ぼくにくれるのっ?」とうるさいうるさい。。。
「あのね、レンジでチンするから待ってなさい」と言ってもきかない。
「おかーさん、これぼく大好きなやつだよねっ?くれるのっ?ねえっ」
チンしたささみをほぐして冷ましている間も足元でうろちょろ。
ふふふ。
おかーさんはビーちゃんの胃袋わしづかみだからね。
他にもマグロと甘エビと白身のお刺身があるんだよ~


ご馳走をがつがつ食べるビー。
リンりんは猫用ご飯以外は食べないコなので、残念。。。
ビーが食べているのを横目で見て、けして自分は食べない。
リンちゃん、たまにはいいじゃない~。

食べ終えたビーは腹ごなしに外へ。
さて、じゃあ今度はリンちゃんの番ね
ご馳走食べないリンには、私が一緒に遊びましょう
ビーがいると自分ばかり遊んで、リンは遠慮してしまうから
こうしていない隙を狙ってリンとは遊ばないと。
こないだ買ってきたおニュー猫じゃらしを出してリンと戯れる。
がっ、猫じゃらしの鈴の音を聞きつけてビーが戻ってきた!

あ~・・・こうなると、リンは引いてしまうぅ・・・。
案の定、鼻息荒く遊び出すビー。
唸りを上げ、飛び掛ってくる。
それはそれで可愛いんだけど、私はリンに遊んで欲しいのだよ。
いつもビーばっかじゃん。
何度かリンを誘うのだが、ちょろっと遊んではビーが来るので
本気で遊べないリンりん


こーして物陰に引っ込んでしまうの。リンは。
何とか遊ばせようと試みるのだが、
黒っぽい物体(ビー)が邪魔するのだぁ。

それでも少しはリンも遊べて、ちょっと満足?
こうも性格が違うコがいると、楽しいけど大変。。。


さて、今年のクリスマスプレゼントはトンネル
だがしかし、イマイチ受けが良くないか・・・?
でっ、でもいいもんっ。
滑り止めに買った猫じゃらしは気に入ってくれているからっ。

こーして猫バカのらぶらぶイブは更けていくのだ

今年のベスト映画

2004-12-23 00:57:15 | みてる(ネタばれする時もある)
と、ゆー事で。
今年は33本映画を観ました
順に書き並べると
「イン・アメリカ 三つの小さな願いごと」「ローマの休日」
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」「イノセンス」
「ホテル ビーナス」「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」
「オーシャン・オブ・ファイヤー」「kILL BILL Vol.2」
「ビッグ・フィッシュ」「トロイ」「ロスト・イン・トランスレーション」
「カレンダー・ガールズ」「21g」「クリムゾン・リバー2 地獄の黙示録」
「白いカラス」「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」「ディープ・ブルー」
「キング・アーサー」「マッハ!」「リディック」「機関車先生」
「モナリザ・スマイル」「華氏911」「LOVERS」「ヴァン・ヘルシング」
「バイオハザードⅡ アポカリプス」「スウィングガールズ」
「シークレット・ウィンドゥ」「SAW」「ハウルの動く城」
「スカイキャプテン」「ヴィタール」「ターミナル」
っと。
以上、映画館で観た映画。
これに去年暮れに観た「ラスト・サムライ」と、「ロード・オブ・ザ・リング」と
「ホテル ビーナス」をもう1回ずつ観てるけど、カウントはしない。

多いと月4本。少ないと月1本。
観そびれてしまったのもあるんだよな~。。。
滅多にTV見ないし(見れないし)、DVDもそんな見ないので
映画館が唯一(?)の娯楽なのに。

私個人の主観による今年のベストは、
「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」「ホテル ビーナス」「ビッグ・フィッシュ」
「ディープ・ブルー」「スウィングガールズ」「ヴィタール」でんな


「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」は待ち焦がれた3部作完結編。
「指輪物語」を知ってから20数年。
本の最終を読むより先に、映画で結末を知った。
ハラハラドキドキワクワク。
そんな気持ちで映画を観た
抗いがたい魔力を持つ指輪に自分を見失いそうになるフロド。
彼を支える仲間達。
“人の時代”を迎える人間達。
“古の神話”に退くエルフ達。
力を求め、力にすがり、力に滅ぼされる者達。
幾重にも重なったそれぞれの世界で繰り広げられる物語。

一番好きなのは「二つの塔」なんだけどね~
そんで一番お気に入りのキャラは、エルロンドよっ。うふっ



「ホテル ビーナス」は、なんちゅーか、淡々としてて良かった。
草なぎ(“なぎ”って変換できないよーっ)くんって
飄々としてて、つかみ所なくて、不思議な存在感。
感情を出さないのに、じんわりと忍び寄ってくる。
気付くと、凄い大きな存在になってる。
香川照之も、(あら、こんないー男だったかしら?)って。
音楽も良し。
極力押さえた色の中に、ぽつんぽつんとブルーが入る映像。
タップを刻む草なぎくんの足。
あー、いいなぁ
観ちゃうなぁ。

「ビッグ・フィッシュ」は、ファザコンの私向けの、
私の為の映画(笑)
「スウィングガールズ」は、のー天気さにちょっと食傷しないでもないが
やっぱ楽しーってなっちゃうね~。
ラストの3曲ぶっとうし演奏は身体動いたもの。
「ヴィタール」は前に書いてるので省略。



「ディープ・ブルー」は映像、音楽共に素晴らしいっ!
上質のドキュメンタリーでした。
人間が一切出ないし、余計な声もないし、
ただただ海の世界に引き込まれていくその陶酔感。
「えー、やだかわいそうー」とか「あのシャチとめてーっ!」とか、
そんな人間のくだらない干渉なんか存在しない。
全てが平等。
善も悪もない世界。
皆、生きている。
あの深い海の中で。
小さきモノも、大きなモノも。
なんて力強い。
そして、なんて美しい。

地上の諍いがこの世界を汚す事のないよう、願う。

と、2004年の私のベスト1は、「ディープ・ブルー」になるかなー
ちゃんちゃん

*****************************************************************

友達から「“ホーンテッド・マンション”が抜けているよ~」と知らせが。
おお・・・そーじゃん、抜けてるじゃん
っつー事で、“2004年に観た映画”は“34本”に訂正します。

ターミナル

2004-12-22 22:12:03 | みてる(ネタばれする時もある)
「ターミナル」(監督・スティーブン・スピルバーグ、主演・トム・ハンクス)を観る。

クーデターにより母国を失ったクラコワジア人、ビクター・ナボルスキー。
パスポートが無効となった為、入国出来ずに空港内に足止めされてしまう。
TVニュースで母国の事情を知ったビクターはただ1人、異国に取り残された事を知る。
帰る事も空港を出る事も出来ない。
ビザがあればアメリカに入れるが、ビザは“国”を持つ人間に与えられる。
“国”を持たないビクターはなす術もなく、空港内で時を待ち続ける。

言葉も通じない場所。
ただ1人、過ごす時間。
改装中の67番ゲートに居を構え、
バッグから出したビーナッツ缶を大事そうに抱えて夜を過ごす。
やがて空港内で暮らしていく術を身に付け、少しずつ英語を覚え、
仲間もでき、恋をするビクター。
彼が待つ、彼を待つものとは・・・?


えーと・・・ちょっと、期待し過ぎたかも・・・?
ん ん ん
かなり、感動出来る映画ーーーと、思っていたので。
所々で小ネタがあって笑えたし、空港警備局主任ディクスンとの通じない会話とか、
“恋するフード・サービス係”エンリケのキューピット役とか、いいんだけど。
フライト・アテンダントのアメリア(キャサリン・ゼダ=ジョーンズ)との
一生懸命な会話も、ビクターの置かれている状況を考えると
ハラハラしてしまって(頑張れ!負けるなーっ!)と思ったし。

でも、もう少し、ビクターのバックボーンを見たかった。
何故、アメリカに来たのか。
何故、待つのか。
答えはラストで明かされるのだけど、ちょっと弱い。。。
そこまでして“待つ”のなら、もっとそれをしっかり見たかった。
なんか、いきなり「実はこうなんですよ」と、ぽーんと出されても・・・
ラストシーンもどこで感動すれば良かったのか、チャンスを逸してしまった。
これは、私がぼーっとしてたからか・・・?
皆で「わーっ」となって“ドア”に向う部分は、確かに(おお・・・)となってきたんだ。
優しい、暖かい、思いやりに溢れるシーンだった。
で、その後が・・・。
あんなに必死になって9ヶ月空港で生活してきて、・・・その割に・・・??
座って見つめるビクターは感慨深げだった。
目も潤んでいた。
が、そこで、観ているこっちが一緒になって感動出来ない。。。
それまでは割とビクターに感情移入出来て、応援しちゃったりしてたのが
ラストでビクターと一緒になれない
今度は私があの空港に置いてきぼりをくらわされたたよーな。。。

「感動をあなたに差し上げましょう!」と、押し付けられるのも困るが、
土壇場、最後になってほっぽり出されるのもなぁ。
多分、私が勝手にほっぽり出されたんだろーけどさ。

ただ、トム・ハンクスはやっぱ上手いんだなぁとね、思いましたさ。
泣きも感動もしなかったけど、どうなるのかって観ちゃうもん。
不器用なのか器用なのか、無骨なのか繊細なのか。
自分の置かれた状況を自分なりに作り変えて生活していくビクターを、
観てしまう。
アメリアの“ずるさ”も、なんかわかるし。
私があの空港で働いていたとしたら、やっぱサイン貰って応援するんだろーな。
ワケもわからずね。(笑)



感動し損なってしまってけど、
今年33本目の映画はこんな感じ。

多分、今年最後の見納め映画。
来年はもっとたくさん観るぞーっ!

放蕩息子

2004-12-19 01:15:32 | ビー・リン・グミ・ライ・ジン・フウ・キナ
今朝、7時前にビーとリンを外遊びに出した。
仕事だけど、だいたい9時頃にはいつも戻ってくるから。
で、リンはその時間に「ただいまー」て帰ってきた。
ご飯食べて毛づくろいして、ソファで休むリン。
ビーはもうちょっと遅くに戻る。

・・・ん。
今日は随分遅いな。
玄関、少し隙間開けて待っているんだけどなかなか帰ってこない。
こりゃ迎えに行くようかな~。。。

なかなか戻らないビー。
出勤時間になる前に、外に迎えに行く。
いつもなら私が外に行くと、すぐに気付いて出てくるのだが
今日は姿が見えない。
「ビー?」と声を出しながら、いそうなトコを探す。
駐車場、公園、その先の空き地、裏手の山付近。
・・・・・おりませんがな、ベイビー。
どっ、どこ行ってるんだぁ??
名前呼んでも姿を見せない。
出勤時間がせまっている。
・・・どーしようか。

もしお山に入っているとしたら、そう簡単には見つけられない。
ここは自動車が通るけど、スピード出す道ではないので
事故に遭う心配は少ない。
私以外の人間にも慣れていいないので人にむやみに近づく事もしない。
リンと違ってよそのコに突っかかる事もビーはしない。

とにかく・・・仕事に行かなきゃ・・・。

ビーはベランダに来れるコだから、禁断の猫用出入り口を解除しておく。
もし覚えていたら、ここから家に入る事が出来る。
忘れててもずっと家に入れないと気付いたら、
そんなに遠くに行かないで家の近くで私を待っているはず。
ビーを信用するしかない。

駅に向う道すがらも、ビーを探す。
が、いない。あぅ
仕事中も気になって気になって、何度家に電話しようと思った事か。
かけてもリンしかいないし、リンは電話出られないから
「おかーさん、ビーちゃんまだ帰ってないよ」とか、
そーゆー会話が出来るワケではないのだが。

長かった1日が終わり、やっと帰宅!
家が近づくにつれ、ビーがいるかどうか不安になる。
途中からわかるように合図を送りながら歩く。
近くにいるはずなのよ。絶対!
アパートの階段を上がり始めた時、向かいの駐車場から鈴の音が!

「おかぁ~さん・・・っ
ビーが鳴きながら走ってきたっ!
「ビーちゃんっ!
ぎゅっと抱きしめる。
ああもう、このコはっ。
おかーさん心配したんだからねーっ。
普段抱っこされるのをイヤがるビーも、流石におとなしく抱かれて帰宅。
早速ご飯をがつがつ食べる。
朝から何も食べていないのだから余程お腹空いてたんでしょ。
食べるビーを見ながらチェック。
怪我してる様子やどこか異常がないか、確認。
うん、大丈夫。どこにも怪我はないし、体はきれい。
ホントに・・・このコは。

いっぱい撫でて、話しかけた。
1人でお留守番してくれていたリンもいっぱい撫でる。


ご飯を食べたビーは、速攻で寝る。
うんうん、ずーっとお外にいて寝てなかったんでしょ。
いっぱいねんねしようね。
お家が一番いいよね



「でもぼく、お外も大好きだよー」








「あたしは今日ずっと1人で
つまんなかったっ。
ビーもおかーさんも
いないで1人だったのっ




「だからおかーさんはあたしと
一緒に遊ばなきゃダメ!

お留守番を頑張ってくれたリンりん。
ぐっすり寝入るビーをおいて
暫し2人だけで遊びました。



あ~・・・とんでもない放蕩息子だこと・・・。

雑記なり。

2004-12-17 23:05:59 | 日々のたわごと(こんな感じで生きてます)
ふぁ・・・なんか、仕事疲れた。。。
忙しかったワケではないんだけどさ。
夕べ夜中に隣の物音で目が覚めて、それから暫く眠れなかったからだ。
うぅ・・・安普請のアパートめ・・・

ま、でも今日は待望(でもないけど)のP・コーンウェルの新作「痕跡」の発売日。
昼休憩に本屋に寄って上下巻を購入。
休憩室でお弁当もさもさ食べながら、読み始める。
ページを開いて・・・・・あれ・・・?
なんか、変??
え、なんだろ。
なんか今までと違う感じがする。

あっ、文字が大きいんだっ?

そう、文字がね、今までと比べて大きくなっているの。
どして?
しかもさ、上下に分けて発刊してるくせに、一冊が薄いんだよねー。
これなら普通の文字の大きさにすれば一巻で済むんでないか?
そんで一冊700円も取るんかぃ
どんな分厚い文庫だって1000円しないぞーっ。
そんなくだらん方法で余計な金取るなぃっ
あー、世知辛い世の中だなぁ・・・。
買っちゃう自分に笑えるけどさ。

「痕跡」の内容は、まだ読み始めなのでこれからどーなるか。
休憩時間と、帰りの電車の中で読み進める予定。
(家では薬剤師の先生から借りている「ダ・ヴィンチ・コード」が
私を待っているのだ。)

でも・・・ケイ。(「検死官」シリーズの主人公)
相変わらず苦手なタイプの人だわね。(笑)
なのに何で読んじゃうんだろーなぁ。ははは。

話飛ぶけど、先週DVDを注文したのだ。
「ザッツ・エンタテイメント/コレクターズボックス5枚組み」ってやつ。
好きなんだよ~フレッド・アステアが
むか~し、何度も1と2のビデオを借りて見てたんだよな~。
初DVDがそれってのも何とも感慨深い。

でもさ、一週間たつのに、まだ入荷してない
何してんのよーっ。
早くよこしなさいよーっ。
日曜まで待って、連絡来ないようなら乗り込むぞっ!新☆堂!

と、こんな調子で早番で帰宅した私に、メールが届く。
地元にいる知人Nさん。
「クリスマスは何してるの?」
「もちろん(猫と)に過ごすよ」と返す。
暫くすると、直接かかってきた。
「らぶらぶだぁ~?何よそれ。松」
「去年に引き続き今年も(猫と)だって事だよーん」
「おまえが男とそーゆー風になるとは思えない」
「んま、しつれーねっ」
「こっち飲み来ないか?帰りはタクシー代出すから」

相変わらずそーゆー嬉しい事を言って下さる。
ビンボー人には優しいんだよねー

「うーん、行きたいけど、仕事終わるの遅いしさ。
そっち着くの11時近くになっちゃう。
次は早番で仕事だから、今回はパスする」
「あんまり来ないとまた“結婚説”が流れるぞ~」
「ふはははっ。いくら何でも、もーこの年じゃそれもないでしょ~」
数年前、私が夜ほっつき歩かなくなってから巷ではそんな噂が流れたらしい。
一時だけだったけどね。
やーね、懐かしい話持ち出すじゃないのさ、この人は。

そーゆーくだらない、でも楽しい話をしながらNさんとの電話会談終了。
仕事が横浜に移動になって、そして去年引越しして。
なんて私の生活環境が変わった事か、しみじみ感じたわ。
落ち着くにはちょうどいい年齢だったかもね~。

などと、雑文を書いてみたり。

ああ、早くアステアが見たいっ。
だって飛ぶのよっ、あの人っ。(笑)