不確定なベクトル量

Where there is a will, there is a way.

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2024年04月04日 11時35分16秒 | 編入体験談

ブログを移転します。

不確定なベクトル量 2nd


編入関係

2023年12月20日 00時00分00秒 | 編入体験談

随時更新していきます。

 

体験談(Hen Taiに掲載)

九州大学                    大阪大学

 

大学の選び方  進路に関する略歴

 

使用した参考書

数学          物理          化学


卒業式

2014年03月18日 22時31分19秒 | 日常

昨日卒業式がありました。

数人ほどが5年間を振り返っていますので、僕もこの機会に振り返ってみようと思います。

まあ、数回ほど今までを振り返るということはやってきているので、今回は簡単に振り返ることになると思います。

 

 

まず、1年生の時ですが、正直言ってあまり記憶が残っていません。

積極的に何かをやっていたわけではなかったですからね。

ただ、中学時代に勉強の楽しさを覚えていたので、入学当初から自主的には勉強していました。

他には、本は読もうとしていましたが、開いて数ページで眠くなっていたので、この時期は本をほとんど読み切れていませんでした。

なんとなく、僕の興味はみんなと違うなと思って、なかなかみんなと仲良くなれなかった気がします。なんだか孤独感を覚えている感じでした。

1年次の席次は4位ぐらいで、要するにただの意識が高いだけのカスでした。

そういえばこの年度に数人の先輩ブロガーを見つけ、彼らに憧れてブログをはじめました。

彼らのうち、2人は慶応大学に大学受験をして現役合格、もう一人は東大に編入しました。

 

 

2年次もこれといって記憶にないですし、1年次同様、黒歴史といって過言ではないです。

ただ、変わったことといえば、ブロガーに影響され、いろんなことに挑戦し始めました。

例えばサイエンスキャンプに応募してみたり、短期海外留学がしたいと親に言ってみたり、そのほかにも何かやっていたかもしれませんが、とりあえず何かやって見ようって気になっていました。

人と違うアイデンティティを求めていたというか。今なら中二病かってつっこんであげたい。

というのもうちの学校にもいくらかは優秀な人がいたわけで、そういう人たちが行動し始めたのも2年ぐらいだったと思います。それにも感化されていたのかもしれません。

相変わらず意識高いだけ系男子を貫いており、孤独感は未だ尚って感じでした。席次は少しずつ順位を上げていき、2位まで詰めました。

 

そういえばこの年から少しずつ人に目をつけられていたような気がします。

工作実習の先生が「お前はこういうやつだったのか」と結構な人の前で言ったり、帰り際に物理の先生に呼び止められたり、国語の先生に名指しされたり、まあなんかいろいろありましたね。

やっぱアイデンティティが出てきていたのかな。

 

あとは九大物理の公開講座と体験実験に行きましたが、体験実験の時も他校の生徒から話しかけられました。嬉しかったですね、後輩だったけど。

今振り返ると、一応なんやかんやしてたんだな。

 

 

3年次は前学年までと何かが違った気がします。それは自分でもわかりました。

後でわかったんですけど、「どうもあいつは頭よさそうだ」という認識をされ始められたのが、どの人も3年と言っていまして、良く言うなら3年から頭角を現し始めたんでしょうかね。

ちなみに席次は前期中間が6位でだいぶ順位を落としましたけどね。その後は安定の3位でした。

そんなこんなで、実験レポートや勉強を聞きに来る人が増えてきました。

それでみんな聞きに来るからそれなりに勉強はできてないといけないからね。ちゃんと勉強はやってた気がします。

この頃から本もだいぶ読めるようになっては来ました。まあ、今と比べれば大したことはないですけど。

相変わらずマイペースを貫いていたと思いますが、勉強を教え始めたので交友は広がったと思います。

 

それと化学グランプリは受けましたね。まあ、全然スコアはよくないですけど。

それで、自分の今までの勉強はなんだったんだと思い直したこともあったかなぁ。

ネットも結構やってたし、自分は実はたいしたことないんだなってこの頃一度思い直したはず。とりあえず自分は平凡だと思い直したことが3年だか4年だかであったかな。

黒歴史ではないものの、心に闇を抱えている時代ではありました。

 

 

4年次にはもう僕はクラスのトップとして君臨している感じに認識されるようになって、勉強を教えたり、ノートを作ったりしてました。

みんなとも打ち解けてきて(遅いかw)、この年は楽しかったですね。

親との論争も決着をつけ、大学編入を認められたのもこの時期です。

インターンシップ、工場見学旅行、文化祭にプレゼンテーションコンテストと、たくさんのイベントがあり、それぞれがいい思い出となっています。

この年は活動的で、かつ一番勉強した年でもあるかもしれません。

 

天狗になっていた僕、その次の年はなんだか足元がなくなったような感覚に陥りました。

 

 

5年前期はまともに授業を聞いていなかったし、テスト勉強も直前って感じだったので、あんまり僕に頼ってきていませんでしたね、この時期。

それと就職決まった人は成績より卒業できるかに関心がありましたからね。

とりあえず、4年の時に負けず劣らず勉強して、九大と阪大に合格。

みんなからはよく頑張ったみたいなことを言われたのかな。あんまり覚えてないけど祝われたのは覚えてる。

 

その後は体育祭実行委員をやって、卒研をやって、気付いたら今って感じです。

実は5年生って中身が薄いのかも。

それでも体育祭実行委員も、卒研も、どちらも中身はとても濃いのでこんなもんかなって思ってます。

なんとなく、この年は人間関係に深みが増したって年だと思います。その割には希薄な感じもするけど。

なんだかわからない感じっていうのが今の感想です。

 

 

で、このなんだかわからない感じっていうのがなんなのかを最近突き止めました。

それは「僕は勉強ができる”だけ”」ってことです。

僕には机上の勉強に才能があるということ以外、おそらく何の取り柄もない子供だと、僕は思っています。

人が集まるのも勉強ができるから。慕われるのも勉強ができるから。

勉強の必要性があまり感じられなくなった時、僕への声も少なくなった気がします。

あとは九大に行くからすごいとか言われること。特に成人式や僕が退部した陸上部の人たちから言われるんですけど。これってそういう学歴で僕の価値を決定しているんでしょ。

なんかそういうのが嫌です。僕から勉強を除いたら何が残るんだよ。

 

僕から勉強を除いてみましょうか。今ならその回答が言えます。

それは「自己中心的な考え方」です。

僕って興味のないことには全く食いつかないし、興味があれば自分の考えを述べる。

つまり、話すときに自分が満足いくかで話をしているんです。

満足しなさそうな話は流して聞くし、満足しそうな話は僕の考えを押し通して満足する。

そういう話し方を僕はしているんです。

 

そういう話し方はどこで身についたんでしょう?

おそらく、天狗になっていた4年次でしょうね。

あの時に自分は上に立っていると誤解して、そういう話し方、考え方を身につけたあまり、今、このように自己中心的な考え方をしているのでしょう。

ただでさえ、僕は人から好かれる人間ではないのです。このまま自己中を続けると、たくさんの友達を失いかねません。

 

本当に昨日思ったんですが、僕ってあまり特別な人間って認識されていないんですよ。

つまり、親友であったり、いなくてはならない人であったり、どうもそういう人ではなかったのかなと思うんです。

実力主義の人たちには僕は高く買われていましたが(実際僕は大したことないんだけど)、そのほかは数人の親友だけが僕を特別な存在と思っているんじゃないかと思いました。

 

けど、それって悲しくないですか?

別に目立ちたいんじゃない。いや実は目立ちたいのかもしれないけど。

そうじゃなくて、「あいつはいいやつだったよな」とか「あいつがいてよかったな」とか、一人でも多くの人に思われたいんですよ、僕は。

「ああ、○○、そういえばいたねぇ」みたいにはなりたくないんです。

 

 

1時間半近くこの記事を書いていて結構疲れてきました。

もうそろそろまとめていきたいと思います。

 

僕は「自己中心的な考え方」をやめていきたいです。

そのために、自分の身の程をしっかりと捉え、自分に自惚れずにやっていきたいと思っています。

ただでさえ人から好かれない性格と思想と表情を持っていて、それでいて自己中では誰も僕と仲良くしようとはしません。

初心に戻って、謙虚に生きていきたいと思います。

 

僕の小学校5・6年生の時の担任の先生が好きな言葉で「素直に、謙虚に、感謝して」って言葉があるんですが、まさにこれだなと思います。

人から必要とされる第一歩、それはこの教えを守ることでしょうね。

もちろん僕の取り柄でもある勉強を怠るつもりはありませんし、それを必要以上に卑下しようとも思っていません。実力があるのにその実力を認めないのは、実力がなくて努力してその差を埋めようとしている人が馬鹿に見えますから。

けど、驕り高ぶらず、素直に謙虚に自分を見つめていこうと思います。

勉強以外にも人として魅力のある人間になれたらと思います。

 

5年間、ブログを見てくれた方々、ありがとうございました。

本日をもちまして、このブログは更新を終了させていただきます。

次のブログ(移転先)は後々掲示します。

 

本当にブログをやってよかった。

文章が書けるようになったし、タイピングをマスターしたし。

本当はこのブログは誰でもいいから僕の声を聞いてって感じで始めたのがきっかけだったと思います。

僕の存在を知ってみたいな。結局最初っから僕は自己中なのかw

本当に、今まで拙い文章を見てくださった方々には感謝しています。

また、コメントをくださった方にはもっと感謝しています。

では、また次のブログで会いましょう。


僕が引いたものは…

2014年02月05日 00時16分33秒 | 日常

携帯のメールボックスを整理しようと、既読メールを見返したんですが
僕っていい仲間たちに恵まれてきたんだなと改めて実感しました。
クラスのメンバー、特に卒研室のメンバーなんかとはいい関係が結べましたし、なによりネットを通してやる気のある方々と触れあえたのはいい刺激になりました。

もし僕が何か失敗したときは、今まで関わってきた人を恨むことはないでしょうし、また僕が何か成功したとしても、それは今まで関わってきた人たちのおかげだと思うでしょう。

あたりくじの人生、無駄にはできない。


知見

2014年01月24日 00時00分00秒 | 日常

僕の実験班は男4人、女1人で、男4人は受験勉強を共にし、年末年始バイトを共にした仲です。
卒業すれば、仲が切れそうな切れなさそうな、また、仲が切れていいような切れてはいけないような、そんな仲です。
互いが互いを利用しているようで、それでいて馴れ合いのような依存関係は無しにしようという、そんな仲です。

そんな4人でよくやるのが討論みたいなものです。
何かをきっかけに話が始まり、賛否や類例を意見し、別に合意する必要はないのですが、合意する方向に話が収束していきます。
主に経営者志望の人が話を引っ張っていき、変わった話題を持っている人と常識を持った人、そして偏った知識および思考を持つ僕が話に加わるという感じです。
それぞれが基盤の考え方が違うので、話していて面白いです。
強がったり、背伸びしたりすることもありますが、基本的に知らないことには知らない態度を示し、しかし反論をするというのがここでの討論のスタイルな気がします。

彼らと話す場合、新聞で仕入れたことだけでは太刀打ちできません。
読書はもちろん、2チャンネルや動画サイトで情報を集めたり、テレビやマンガ、さらには自身の体験で知見を増やさないとヤツらの話にはついていけません。

こういうヤツらと話していると、何故か旧制高校に通っている気分になります。
知らないのが恥ずかしいと、僕は思ってしまうのです。
考えを述べる前に話の背景がわからない。指を加えて傍観するしかない。これはなんと屈辱的なことでしょうか。
だから、最近は本当に睡魔と戦いながら読書してます。なかなか時間はないんですけどね。

卒研が忙しいです。毎日9~10時に帰っています。
まあ、なんとか卒研が終わりそうなんで良かったです。
XRD、TGA-DTA、FT-IRは使いまくったのでもうやり方を覚えました。これで進学しても恐くない?

今日で高専最後の学生実験となりました。
いろいろやりましたね。研磨と滴定の記憶が色濃くありますが。
振り返ってみると、化学の道に進む前に材料工学に寄り道したことは良かったと思っています。
有機系の実験は全くやったことがないですが、金属の組織を見たり、鋳造・溶接などを行ったり、材料の物性や力学的性質を測定したり、普通ではできなかったような実験ができて良かったなと思います。
化学系の実験でも、沈殿、反応熱、酸塩基、腐食、セラミックスの合成など、化学系があまりやらなさそうな実験をやって、これから経験しなさそうな実験をして、まあ良かったです。

この特殊な知見と卒研で得た知見、そして討論で得た知見を生かし、大学での生活を有意義にしたい、そう思うところです。