Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

イヌ、ネコ

2007-06-30 20:05:31 | その他
たまに、イヌかネコを撫でたくなる。
どちらも今まで飼ったことはない。
飼ったことがあるのは、クワガタと金魚とサンショウウオだけだ。

もっとも可愛かったイヌは、
羅臼に出張した時にお邪魔した、
上司の知り合いの家にいたメスのコーギーです。
賢そうで、「敵意はありませんよ」という笑顔で寄ってきて、
お腹を撫でてやったらすぐになつき、それからずっと僕のそばを離れなかった。
イヌのお腹をなでてやるのは、とある映画でみた知識によるものです。
イヌはお腹をなでられると気持ちよくってしょうがないものなのです。
「ね~~~っ」っていう感じで僕に笑顔を投げかけるそのコーギーは、
飼主のいやがらせに怒って歯をむきだしにしていたっけ。それでも可愛かった。
撫でがいのあるイヌさんだった。
あのふわふわとしててしっかりとした温かさがいいんだよなぁ。

もっとも可愛かったネコは、野良で、
車のボンネットに乗っかってひなたぼっこをしていたネコです。
白ベースの、黒と茶の模様があって、小さかった。
首のわきをなでてやろうと手を伸ばしても逃げることはなく、目でずっと
僕の手を追い、「ニャァ…」と一鳴きした。簡単に触らせてくれた。
そのこじんまりした佇まいが愛くるしくて、
そのまま家に連れて帰りたいくらいだった。

こういう好意的な反応をしめす動物はとても好きです、当たり前ですが。
動物なりの知性を感じさせてくれる。友好的に接することが出来るというのは
すごいことだと思います。種の垣根を越えてますから。
一体彼らはどんなふうに人間を見てるんでしょうかねぇ。
彼らがもしも喋れたら面白いだろうなぁ。
「おい!、そこのボケ!」と四六時中怒鳴るイヌもいるだろうし、
「うるっさいわね」とクールに吐きすてるネコもいるだろうなぁ。
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『ねじまき鳥クロニクル 第2部予言する鳥編』

2007-06-29 19:22:08 | 読書。
読書。
「ねじまき鳥クロニクル 第2部予言する鳥編」 村上春樹
を読んだ。

今この本を読んでいることは運命的であるのだが、
そうなると、この本の内容に、今の僕に必要な啓示か何かが隠されているのだろうか。
…わかりません。まだ、ね。
それに、「あった」とも「なかった」とも言いません。
それによって何かが損なわれてしまいそうだからです。
面白い、楽しい、それで充分じゃないですか。
ね。
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ネジマキ鳥

2007-06-28 19:22:37 | 読書。
『ねじまき鳥クロニクル』との出会いをちょっと運命的だとして
あれこれ書いたのは昨日のことだが、肝心のことを書き漏らしていた。
それは「ねじまき鳥」そのものについてだ。
本の中では、ギイイイイイという鳴声だけが聞こえ、
それは世界のネジを巻くようだ、とある。
この色気の無いギイイイイという鳴声は確かに僕のうちでも聞くことができた。
それはここ10日間くらいは聞いていないけれど、姿なくただ鳴声だけが
僕の部屋に入り込んできて、一度は寝てたのを起こされたこともあったのだった。
それに、今まで生きてきてその鳴声を聞いたのは今年が初めてだった。
いや、それまでにも聞いていたかもしれない。
正確にいえば、その鳴声を意識したのが今年が初ということになる。
『ねじまき鳥クロニクル』を読む前段階の準備として、ただギイイイと鳴く鳥という
認識で、ねじまき鳥に出会っていたのだった。

どうです、やっぱり運命的でしょう、この本との出会いは。
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『ねじまき鳥クロニクル 第1部泥棒かささぎ編』

2007-06-27 22:52:46 | 読書。
読書。
「ねじまき鳥クロニクル 第1部泥棒かささぎ編」 村上春樹
を読んだ。

第3部まであるので、その1/3を読んだことになる。
といっても、第1部は300pちょっとで、第2部、第3部と厚くなっていくので、
厳密には1/3ではない。ま、そのあたりはどうでもいい。

とにかく面白いです!
これからどうなっていくのか、わくわくする。

また、自分とのリンクがあるのもいい。
主人公は僕と同い年だし、無職という境遇も一緒。
こないだ読んだ『白仏』にでてきた38式銃がでてくるのもリンクだし、
こないだ見た『ラピュタ』のオリジナルのほう(ガリバー旅行記だっけ)
の記述がちらっとでてくるのもリンクだ。
最近よくいろんなブログで目にするアジサイについても一言出てくるあたりも旬だ。
「あ、これこれ」と脳をくすぐられるような感触を与えてくれる本はちょっと運命的だ。
ま、くだらないっちゃくだらないんだけどね。
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『歴史上の本人』

2007-06-26 01:08:08 | 読書。
読書。
「歴史上の本人」 南伸坊
を再読した。

著者・南伸坊さんが各地を訪れ、
その土地にまつわるいろいろな偉人・妖怪などに扮装して
「本人」として記憶を辿っていくという本。
こんな本はなかなかないね。笑える面白い本です。
読めない字とかもでてくるんだけど、文体からか内容からか
どこか暖かみがあるんですよねぇ。
文庫本になったのか2000年で、雑誌に連載されてたのが94,5年のようです。
オウム事件に関連した文章もでてくるので、ちょっと時代の古さを
感じるところでもありますが、面白みは一生懸命に扮装しているところに
あるので、今読んでも楽しめると思います。しかしもう売ってないかも。
アマゾンでなら買えるのかな。
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自転車

2007-06-25 20:45:56 | その他
ここ3年くらい自転車に乗っていない。
札幌から引っ越してくるときに壊れていた自転車を捨ててから乗っていない。
思えば2001年9月11日。世間は米中枢同時多発テロに釘付けだった。
僕も同じようにテレビの画面を食い入るように眺めていた。
そしてコンビニへ行こうかと外へ出てみると、自転車がなかった。
盗まれたのだ。バイト仲間にその話をしたら「プチテロですね」と言われたっけ。
で新しい自転車を買って一年位したら、車輪の、中心へと伸びる細い棒がたくさん
ついているのだが、それが無残にも切り取られてジャラジャラしていた。
酷いいたずらだと自転車屋のおやじも言っていたなぁ。
はぁ、自転車に乗りたい。自転車で10kmくらい流したい。原付じゃだめなんだ、
自転車じゃなきゃ。
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何故飛ベル

2007-06-24 18:25:28 | 考えの切れ端
昼間にウォーキングしていると、
見知らぬ子供に「こんにちわー」と挨拶されたり、
「○○はどこでしょうか?」と車に乗ったおじさんに道を尋ねられたりする。
草刈機によって惨殺されたイタドリたちの死臭漂う場所を越えて、
見えてきた横断歩道をUターンして戻るのが、僕の3kmの散歩道。

カラスを含めて、よく鳥を目にし、鳴声を耳にする。
蜂や小さな羽虫なんかも身にまとわり付いてきたりする。
ふと、空を飛べるようになるという進化について思いが飛んだ。
空力だとか航空力学とか、まったくよくわからないけれど、
難しそうな学問を押し進めて、快適な空のたびを実現する飛行機が
この世に存在している。そんな学問を全く知らない鳥や昆虫たちは
なぜ羽などを持つようになって空を飛び出したのか不思議でならない。
身体で感じるままに進化したと考えても、
空を飛んだ最初の一歩はどう踏み出されたのだろうか。
生命の誕生についてもそうだけど、こういうことを考えると、
神様っているんじゃないかと思えてくる。
なんのために生命は存在するんだろうと考えても、
そこにはなにかしら人知の及ばない神様の意図があるような気がする。
人間の善悪による価値観で語られる神様ではない、全能の神。
存在しているだろうなと思う。
どこかで読んだ知識だけど、人間の脳には刺激すると神様を思い起こす部位が
あるのだという。宗教はうまれるべくしてうまれたのでしょう。
また、神様を信じることで人間の脳は安定するのかもしれません。
こういうことについてやさしく語られた、宗教のじゃない本ってないもんですかねぇ。
そういうのがあったら読みたいですな。
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ゲーム

2007-06-23 21:34:43 | その他
『みんなのGOLF5』が7月にPS3用ソフトとして発売されるようだ。
『桃鉄16』は7月にWii用ソフトで発売。
『ドラクエ』の最新作はニンテンドーDSで発売される。
面白いソフトが見事にハード面でばらけてしまっています。
ファミコン、スーファミ時代からPS、PS2時代と
大体は一極集中でおさまってきてたのが戦国時代っぽくなってますね。
いやしかし任天堂の勝ちなんだろうなぁ。
売上台数はどのくらいいってるんだろうか。
ちょっと最近はゲームをしなくなっているので、
時代としてもゲーム離れなんじゃないのかなという気がしていますが、
「わたしだけぇ」かもしれませんね。
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『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド 上下』

2007-06-22 23:44:48 | 読書。
読書。
「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド 上下」 村上春樹
を13,4年ぶりに再読した。

面白かったーーーっ!!!
適度に内容を忘れていて、しらけるところもなく、
他のいろいろなことは忘れて本に没頭してしまいました。
これだけ読ませる本はなかなか巡りあえないねぇ。
僕が八歳の時に刊行された本なんだけど、
八歳の時にレア・チーズケーキも洋ナシのタルトも
ドライブ・スルーもあったんだなぁとなんだか不思議な気持ちになった。
時代認識を少しばかり改変させられた。
この本もお薦めですねぇ。続編があればいいのになぁ。
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2060年

2007-06-21 17:56:20 | その他
- 「早ければ2060年に世界の終末」 ニュートンが予言 -
http://www.asahi.com/science/update/0621/TKY200706210132.html

出ました。
聖書を元にした予言です。
今でもありますよね、五島勉さんなんかが書いている本。
ダ・ヴィンチコードがヒットしたレオナルド・ダヴィンチにしろ、
こちらのニュートンにしろ、シオン修道会という秘密結社が
関係しているというオカルトな話がありますね。
ググってみると出てくる。
現在の小中高の科学で習うほとんどの事柄を発見したらしいニュートンが
こんな研究もしていたのには驚きですね。まだ神は死んでいなかった。
2060年にどんな理由で世界の終わりがやってくるかについては語られていない。
戦争なのか異常気象なのか隕石の衝突なのか、はたまた宇宙人の侵略か…。
その頃、生きていれば80歳超えてますからねぇ、関係ねぇやと言いたいくらいです。
ノストラダムスが過ぎればこれ。
聖書がある限り、いや宗教がある限り終末論というものは無くならないのかも
しれませんね。
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