ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

年度末

2010年03月31日 | ましこノート
明日から新しい年度になる。

予算も明日から執行されるので、少し暮らしが変化してくるものもある。

こども手当、高校授業料無償、農業個別所得補償など、税金の組み替えを行った。

これからの10年先を見据えて、

国家創造をしていく実行力がこれから必要になってくる。


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オール・ジャパン

2010年03月26日 | ましこノート
日本中にオール・ジャパンの言葉が溢れている。

世界ベース・ボール大会の日本チームがスタートのような気がするが、確かではない。

今はあらゆる分野、場面で当たり前のように使われている。

勿論私もいろんな会議、会合、場面の挨拶で使っている。

海外での原発や新幹線などの大型プロジェクト獲得のために、

新成長戦略実現のために、温暖化対策実現のために、次世代自動車戦略実現のために、

再生可能エネルギー達成のために等、

実に多くのものにオール・ジャパン態勢構築をしていく事になる。

経済産業省関係だけでなくあらゆる政策に必要なものである。

掛け声だけに終わらないようにしていきたい。


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予算成立

2010年03月24日 | ましこノート
本日夕方参議院本会議で22年度予算が成立した。

戦後五番目の速い成立だった。

予算執行が四月から始まれば、間違いなく地方と景気にプラスになり、

国民生活が実感てして良くなる。

経団連会長が「完全に景気は底を打った」とコメントしている。

まだまだ気を引き締めて追加経済対策も視野に入れながら対応していきたい。


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政権発足半年

2010年03月17日 | ましこノート
鳩山内閣発足して半年になった。

私も経済産業副大臣として思い切り仕事をしてきた。

ある政治評論家の方が言っていたが、政務三役と官の関係で勝ち組と負け組があり、

経済産業省は勝ち組の筆頭の一つであると、批評されていた。

マスコミは官との関係が上手くいっていると直ぐに、

役人に取り込まれたと報道するが全く見当違いである。

官僚の能力・知恵・情報等を引き出し活用し、決定権・方向性を決めていくのが

政治家であり政治主導である。一部の閣僚から内閣改造の発言があると

報道されているが、これまたセンスのない政治家である。

ここはじっくり一致結束で行かなければならない。

右往左往せずに政権獲得時の気持ちと政策に立ち返り、態勢を整えるべきである。

7月には参議院通常選挙がある。現状では過半数獲得は厳しい状況である。

党勢拡大の名目で候補者を擁立しているが、逆に地方組織の亀裂を生じさせる恐れが

ある。しかしどんな条件でも当事者は勝ち抜いていかなければならない。

総選挙の結果を過信せず、政権獲得に驕らず、謙虚に国民の皆さんの声を受け止め、

全力投球していき、鳩山政権を再浮上させ参議院通常選挙に勝ち抜いていく。



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拡大経済産業局長会議

2010年03月16日 | ましこノート
午後から全国経済産業局長会議が開かれた。

各局長から経済・雇用状況等に加えて、

各地域での様々な事業取り組みについての報告を受けた。

経済状況はやや上向きか横這い状況である旨、

雇用は依然として厳しいとの報告であった。

各地域での事業取り組みは中々活発で明るい状況であり、

マインドだけでなく具体的に動きが出始めた様子である。

沖縄県の「医療ウェルネス」構想、中部地区の「次世代自動車構想」等

それぞれの元気の出る事業が動き出している。

予算が成立し執行されれば間違いないなく、

数字的にも実感としても景気が上向きになってきたとなる。

二番底は回避出来た。油断せず景気対策を引き続き行っていく。



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閣議決定

2010年03月12日 | ましこノート
ようやく温暖化対策基本法案が今朝、閣議決定された。

実際のところホッとしている。清水寺の舞台から何度も飛び降りて

複雑骨折の状態で命があっただけ儲けものだの心境である。

終始一貫主張してきたのは「環境と経済の両立」が国益であり、

そのために省益を封じ込め譲歩を重ねてきた。

副大臣級会議やコアメンバーによる会議でも、出来る限り

環境省小沢大臣とも妥協をしながら合意形成に努めた。

これから鳩山首相を先頭に2020年25%削減を達成するように

国民あげて頑張っていきたい。これからロード・マップ、

基本計画を策定していくが国民参加・透明度の高い議論を積み重ねて

いく責任がある。本当のスタートはこれからだ。


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経済産業大臣賞

2010年03月10日 | ましこノート
経済産業省 資源エネルギー庁主催の「私たちのくらしとエネルギー」作文コンクールがある。

次世代を担う小学生(4~6年生)を対象にしたものであり、今年で18回目になる。

今年の経済産業大臣賞は、戸田悠太君(小6)である。

担当者から報告を受け、作文を見せられた時、悠太君は福島市立森合小学校の6年生であり、

その作文は感心すると同時に、教えられるものであった。

同じ福島県人の子供さんが大臣賞を受賞することの喜びと同時に、

純粋な気持ちで素直な作文を書き、それがまたあまりにも近代化したエネルギー消費に

頼りすぎる社会に警しょうを鳴らしているものに結果的になっている。

同時に、子供の純粋さが私たちに多くの事を教えてくれることに驚きを感じている。

今、政府は地球温暖化対策法案を策定中であり、悠太君の作文は温暖化対策の最も

根幹に触れるものである。私は8日にちょうど、鳩山総理にお会いしたので、

この悠太君の作文を持ってお見せした。鳩山総理も大変感心され、また、私と同じ感想を述べた。

その作文を、悠太君の許可を得たので、皆さんにも見ていただくことができるようになったので、ご一読下さい。

弟の涼斗君は4年生で審査委員長特別賞を受賞した。

兄弟ダブル受賞である。心から祝福する。




経済産業大臣賞

「食べ物の旬とエネルギーの関係」 福島県福島市立森合小学校 六年 戸田 悠太

 ある日、ぼくはショッキングな情報を目にした。それは、「冬のいちごを作るためのエネルギー」という記事で、いちご大好きのぼくには放っておけない記事だった。春が旬のいちごを季節はずれの冬に作るための栽培には、たくさんのエネルギーが使われているという内容だった。
 興味深い内容に引きつけられ詳しく調べてみると、ハウス栽培による冬のいちご一キロと旬のいちご一キロのエネルギーを比較してみると、冬のいちごは旬のものと比べ、十五・七倍のエネルギーを使用し、冬のいちご一キロを作るエネルギーは一世帯が五か月間に使用する電力量にひっ敵するという事だった。
 それを、分かりやすく身近なテレビの視聴出来る時間に置きかえてみると、ハウス栽培による冬のいちご一キロを作るエネルギーで、最も省エネ性能が高い二十五インチのテレビならば、一五八三六時間視聴する事が出来るのだ。それは、一日二十四時間見ても約一年九か月半視聴出来るという事で本当にすごいエネルギー量だと改めて感じられる。
 ぼくは、これまでエネルギーといえば、機械等の動力的なイメージが強く、食べ物とエネルギーは全く結び付かなかった。でも、よく考えてみると、食べ物には「食材を作る時に使われるエネルギー」、「食材を運ぶ時に使われるエネルギー」、「食材を調理する時に使われるエネルギー」、「食材を廃棄する時に使われるエネルギー」等、様々なエネルギーが使われている。これには本当におどろきだ。
 これまで、大好きないちごを一年中、毎日食べられたら最高だと単じゅんに考えていた。しかし、それが、こんな大きなエネルギー消費につながっていたとは考えてもみなかった。それはいちごに限らず、トマトやきゅうりの夏野菜、秋のきのこ、白菜や大根の冬野菜等も同じ事がいえると思う。どの野菜も季節に関係なく手に入り、いちごはクリスマスごろに、はなやかに登場している。食べ物の旬がわからなくなっている。
 日本には、四季の変化があり、その季節ごとの旬の食べ物がある。しかし、旬を無視して季節はずれの食べ物を作るには、たくさんのエネルギーが消費されるのだ。確かに、色々な食べ物を年中味わえるという点では、ぼくたちの生活に楽しみをもたらしてくれるけれど、それが大量のエネルギー消費につながる事を今回で思い知らされた。
 季節の移り変わりを待ちながら旬を味わい、楽しみながら生活をして、省エネにつながっていけたら最高だと思う。ぼくは、自然に逆らう生活は、省エネとはほど遠い生活になってしまうという事に気が付いた。色々な省エネ対策があると思うけれど、ぼくは、まず大好きな食べ物を旬に楽しむ事から意識して、省エネに取り組んでいきたいと思う。

過疎地域の声

2010年03月08日 | ましこノート
先週末土曜・日曜日、広い福島県東西端の、

阿武隈山系・川内村と奥会津・只見町で国政報告会とシンポジウムを行った。

共通点は、自然環境に恵まれた高齢化率の高い人口減少地域であること。

川内村は詩人・草野心平氏の天山文庫がある。只見町には河井継之助記念館がある。

川内村は上下水道の無い天然水に恵まれ、只見町は只見川電源開発の中心地である。

川内村は日本有数の高雨、只見町は豪雪地域である。

大平洋に近い川内村と日本海に近い只見町と、意外な程類似性があることに改めて気がつく。

川内村は自治体として独立性が強く、只見町は只見川流域自治体との連携性が強い。

川内村住民の四分一強は東京電力福島原発に職場を持つ。

只見町周辺自治体は公共事業に頼ってきた為、厳しい雇用環境にある。

川内村には「Iターン・住民」が増加しているが只見町周辺は見られない。

交通アクセスは共に東京から4時間前後である。

これからの両地域の振興についての要望や意見が様々出された。

公共事業依存か地域特性を生かした産業化を自ら行うのか、

雪や水のハンデを逆に武器に変えて生かすのかを私から問いかけた。

また、税金の使い方を変えている民主党政権の下、自治体の競争になってきたので

自治体首長と議会と住民の創意・工夫が競争力になってくることの理解を求めた。

地域住民の声を聞く重要性をあらためて教えられた。


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8%

2010年03月06日 | ましこノート
中国の全人代(国会)が開かれている。

温家宝首相は政府活動報告で「8%程度」の経済成長目標を掲げた。

日本は鳩山政権での新成長戦略の目標は名目3%、事質2%以上であることから

比較しても驚くべき成長目標である。

日本が外需依存から内需拡大へと前政権が方向転換路線を進めたが、

中国も内需拡大への転換を打ち出したが難しい課題を抱えた。

沿岸部と内陸部の大きな格差、住宅・不動産バブルの発生など、

これからが大変である。

日本は22年度予算案が成立した後が大事である。


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最後の詰

2010年03月05日 | ましこノート
地球温暖化対策基本法案は残念ながら今日の閣議決定は

出来なかったが、来週12日の決定に向けてギリギリの神経戦?に

なっている。

昨日、今日と二日間経済産業省政策会議をフルオープンで開催した。

議員と産業界、そして連合の皆さんからヒアリングと意見聴取を

おこなった。

昨晩は2時間テレビ出演で排出量取引を中心に議論したが、

私は終始一貫、「環境と経済の両立」が国益であるとの理念で

主張し意見を聞き法案取りまとめに努力してきた。

最後の詰めに入った今こそ、政治判断も含めまとめていきたい。

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