ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

中小企業の悲鳴

2008年12月11日 | ましこノート
今日午前中、参議院経済産業委員会が開催され日本経済・金融の
危機対策について二階大臣出席のもと質疑を行った。自民党の
東京選挙区選出の丸川珠代議員は中小企業関連の質疑を全くせず
民主党議員のマルチ関係ばかり幹部から指示されたのか張り切って
私の名前も含めて一方的に質疑を行い、12分も残して終わった。
その後民主党経済産業部門中小企業問題調査会として東京の中で
一番ものづくり中小企業が集積している大田区に現地調査に行き
区役所や保証協会から緊急融資状況のヒアリングと中小企業経営者の
皆さんと懇談会を行った。過去に経験したことのない急激な金融経済の
悪化であり、先行き全く見通しがつかない最悪の状態であると、
共通の認識を確認出来た。問題は貸し手と借り手のギャップが大きく
制度設計をした中小企業庁も実態を充分把握してない姿が浮き彫りになった。
止血をすることと完治するための手当は違うことは誰でもわかる。
しかし止血するまでの手間が掛かりすぎ、完治させる方法がほとんど
示されていないのが今の自民党政治である。雇用と中小企業を守り
地域を守るため、現場の声と要望を受け止めていくことで政策を作り、
スピーディーに実行することが必要である。来週は福島、愛知へ足を運ぶ。

〈ましこ輝彦公式サイトhttp://www.mashikoteruhiko.com/〉