MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

昨日の友は今日の敵

2014-07-07 00:00:00 | 生活・法律

07/07       昨日の友は今日の敵




           これまでの『生活・法律


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              ウィルスソフトも過敏で鈍感
                 お引き取りください

                昨日の友は今日の敵


 

 “ウィルス騒ぎ“ と “登録拒否”。

 この二つの改竄事件の犯人は誰なのか。

 そして手口は?


 Webサイトを閲覧してもらうには、手元の原稿ファイルを
アップするわけですね。 その際のパスワードが漏れれば、
不正アクセスが可能になり、改竄も容易です。

 犯人に高等技術があれば、パスワードを盗み取ることさえ
出来ます。 あるいはPCに侵入し、「ホームページ作成ソフト
などの欠陥を突く」ことも可能でしょう。


 今や国家機密や個人情報が、ネット経由で簡単に漏れて
しまう時代です。 いや、専門のハッカーならずとも、無実の
他人を “犯人” に仕立て上げることさえ出来る。

 被害者は何も気付かず、ある日突然逮捕されて驚く。

 「それを見て楽しかった!」…と笑う “真犯人”…。
怖い世の中ですね。



 最初の “ウィルスまがい” の改竄は、専門ハッカーによるもの
だろうと考えています。 なにしろ手が込んでいて、似たような
改竄は、ちょうど一年前から流行っていましたから

 これは幸い不発に終わりましたが、ゆくゆくは閲覧者を、他の
無関係なサイトに誘導しようとしたフシがある。 以来、私も監視
を強化しました。


 もちろんウィルスソフトは使っていましたが、一瞬の隙を突かれた
ようだ。 最新のファイルに更新する間の、ごく短時間のことです。

 あるいは、パスワードを見事に当てられてしまったか?


 いずれにせよ、戸締りは厳重に! 片時も抜かりなく! 自戒の
意味を込めて…です。 訪問者に迷惑をかけては申しわけないから。



 

 しかし、続く “Google 騒ぎ” は性格が異なります。 直接の標的
は私で、目的は営業妨害と考えられる。

 検索を拒否するような “秘密の一行” を付け加え、【それを見て
嬉しがる】…のですから! 私がもっと HTML言語に精通していれ
ば防げたかもしれない。 前者が “実利犯” だとすれば、こちらは
“愉快犯”、“満足犯” です。


 誰がそんなことをするのか? よく考えてみると……、心当たり
ありました。 残念ながら…。

 旧パスワードを私が伝えた人間なら、一人だけいます。 Kと
いう人物で、仕事上の同僚でした。 当時は、その知り合いの
Web デザイナーを通して “サイトを更新” しなければならず、
当然パスワードを伝える必要があったのです。

 しかし、それでは面倒だし、費用も一々かかります。 私が
「自分でやりたい」…と言うと、Kは “Homepage Builder 8.” と
いうソフトを買ってきました。 二人用だったので、片方ずつ
折半した…。 そんな経緯があります。 


 さて、HTML-ソースの改竄部分を見ると、「どんなソフトで
作られたか」…が判るのです。 それはまさしく “Homepage
Builder Version 8.” でした。

 もちろん、かつては私も、それを使っていました。 でも
今は “Version 16.”。 それなのに、改竄部分だけが
Version 8.” なのです!

 問題は、パスワードだけではなかった。 ソフトを見る
と、疑いはさらに濃くなる。

 だって、高等技術を持つハッカーが、そんな素人くさい
ソフトを使うでしょうか? それも、10年以上前のものを。


 以上はもちろん “仮定の話” にすぎませんが。 まるで
推理小説みたいですね。

 


 その後、二人の間には深刻な金銭問題が生じました。 止む
を得ず、私はKに対して訴訟を起こすことになった。

 結果は “和解” という形でしたが、私にとっては勝訴に近く、
Kは共同作業から手を引くことになりました。 だからKが私を
恨んだとしても、不思議はありません。

 その民事事件では、“被害者” は私のほうだったのですから、
理不尽と言うほかありませんね。 もちろん断定は出来ないが、
“疑われて当然” の候補者は一人だけなのです。


 “友” と言っても、仕事上で金銭が絡んでくるような仲だと、
いつ何時、どういうことになるか解りませんよね。 「機密や
重要な情報は、しっかり管理せねば…。」

 愚かな私の例を、どうか “他山の石” としてください。



 

 とにかく今はなんとか復旧し、Google の検索
にも現われるようになりました。

 さて、貴方ならどうしますか?


 「めでたし、めでたし…じゃないか。 これ以上
追及してもしょうがないよ。」

 それとも……。



 もし改竄の内容が、あからさまだったら…。 それは
当然、私の目に留まったことでしょう。

 でも、わざわざ HTML で見なければ発覚しないような
細工だった。 半ば専門的なものなので、もしKの仕業
なら、知り合いのWeb デザイナーからネタを仕入れた
のかもしれない。


 考えてみれば、ページの更新を私がKに任せたことは、一度
も無かった。 だから訴訟など起きる前から、私も “パスワード
の件” など頭に無く、油断してしまったのです。

 もしKだとすれば、事件の後になって初めて、サイトの更新
を手がけたことになります! 偽の改竄ファイルで。 でも私
が更新するたびに努力は帳消しになるので、自分もかなり
頻繁に “更新” しなければなりません。

 犯人が誰であっても。 一度ならず、執念深く…ね。



 でも犯人にとって幸いだったのは、あるとき私のPCがダウンして
しまったことです。 バックアップファイルまで失われてしまったので、
私は Webサイト上からデータを再取得せざるを得なかった…。

 そのときのデータが、あいにく改竄されたものだったのでしょう。
だから私は、自分の手元のファイルが汚染されているとは夢にも
思わず、以来、改竄ファイルで更新し続けていたことになります。

 馬鹿な私。 犯人はきっと大喜びしたでしょう。


 しかし私の Webサイトは、あちこちからリンクされています。
私を実際に訪問してくれたお客様は、ほぼ全員が、そのリンク
辿って来てくれたのでしょう。

 それは、個人サイトや団体サイトの数々です。 特定の語句
検索すると、その多くが Google で表示されるのです。 私
サイトは直接現われなくても。 不幸中の幸いでした。


 でも、実害がまったく無かったとは言えないのだから、被害者の
私が行動を起こすのは当然…。 法的手段です。

 たとえ私には加害者の特定が出来なくても、被害届を出し、また
告訴することが出来ます。 それを受けて警察は、プロヴァイダに
アクセス記録を提出させ、捜査することになるでしょう。

 万一 Web デザイナーが関与していれば共犯です。


 最近は、電磁的記録不正作出・供用罪なる条文が刑法
にありますね。 そうなると、今度は刑事裁判だよ。 その上
で損害賠償を請求してもいい。

 「5年以下の懲役又は50万円以下の罰金」…だってさ。
どうしようかな~。 もし犯人がKなら、確か中学生になる
ぐらいの子供がいるはずなんだけどね…。


 

 でも元は…といえば、私が不注意だったからいけない。
いつもやられる側の、損な性格で、この後も別の訴訟を
経験しています。

 これだけ何度も同じ目に遭うと、家族はもう呆れ顔です。
「今度やられたら親子の縁を切るよ…」って言われている。
子供たちから……。


 そういえば、もう一つあったな、行動を起こしてないのが。

 こちらの相手は、警視庁光が丘署の警察官 (当時) で、
姓名は山川祐樹、他一名です。

       関連記事 虚偽有印公文書 など


 えーと、虚偽有印公文書作成及び同行使罪は、公訴時効
7年か。 で、電磁的記録不正作出及び供用罪は…と……。

 どっちから行こうかな~♪




 さてここで、貴方が何かホームページをお持ちだとしましょう。
それは、「Google の検索でヒットされるかどうか」…が重要な
ものですか?

 もしそうなら、まずご自分のほうから Google に登録されて
はいかがでしょうか? 万一セキュリティの問題が生じても、
すぐにそれを知らせてくれますよ。 その他の異変も含めて
…です。 もちろん、検索アップの手段も色々と。


 「そう言えばおかしいな…。 専門家ではないが、私も同じような
ソフトでホームページを作っています。 以前は Google で一応
ヒットされていたが、最近は全然。 どんな検索用語を入れても
駄目なんです。 どう考えてもおかしい…。」

 …そうですか、心配ですね…。 お近くにどなたか専門家のかた
居ませんか? 友人の Nさんは専門家ではないのに、何度も私の
サイトの HTMLソースを読み返し、ついに改竄を見破りました。

 

 …こんなことを申し上げる資格は、私にはまったくありませんね。
それは百も承知です。 Google には登録せず、改竄にもまったく
気付かなかったのですから。

 私の場合は、すべて “Google さん任せ” でした。 表示して
くれようが、また削除されようが、すべて受身で。 検索や登録
の仕組みなどは、一切知らずにいたんです。

 だから、素人は怖いね…。



 では、登録の具体的方法です。

 「そんなの常識だぞ。 自分はお前より詳しいよ!」…と
おっしゃるかたには、もちろん不要ですが。


 まず Google アカウントを作成し、ログインする必要が
あります。 それから貴方のサイトを追加し、指示される
とおりの手順で “流れに乗って” ください。

 ただし、これが私には難しかった。 前回も書いたとおり、
日本語が直訳調で難解な上、貴方のケースにドンピシャの
指示ばかりとは限らないのです。


 でもきっと、ドジな私ほどは苦労しなくて済むでしょう。
もし Nさんのような有能なブレーンが居れば、言うこと
無しですよ?

 幸運を祈ります! 反面教師として…。