卒業生代表「答辞」を紹介。不覚にも泣きました。。。

卒業生代表で男子生徒さんが読んだ『答辞（とうじ）』を紹介★ 彼の八洲学園大学国際高等学校での３年６ヶ月の高校生活を思い出しながら聞いていたんだけど、泣いてしまいました。。。（彼の過去画像挿入）



僕は今日この学校を卒業します。

僕は私立の中学に通っていたけど、全然勉強についていけず学校へ行かなくなり、公立の中学に転校してからも学校へは行かず、毎日毎日悪い事をしながら遊んでいました。

そんな毎日が続き、親には普通の高校へは進学させないと言われ、中学を卒業してから親父の会社を手伝うことになりました。そんな中、こんな僕でも卒業できそうとの事で親が捜してきた学校が「八洲学園大学国際高等学校」でした。でも本当は普通の高校へ行きたかったし、みんなの制服姿が羨ましくてしょうがなかったです。

　　　　　　　　　　　

八洲へ初めて来たのは、２００７年の８月でした。最初のスクーリングはすごく緊張したし来たくなかったけど学校へ来てみたら、みんな優しくてすぐ打ち解けることが出来ました。リポートもやらずに７回もスクーリングに参加しました。

　　　　　　　　　　　

音楽スクーリングでドラムをやったことは一生の思い出です。最初は嫌だった八洲も今はここ以上の学校はないと思ってます。

　　　　　　　　　　

前の担任だった中村智子先生と、今の担任の玉城健一先生には、すごくお世話になりました。中智先生がいなかったら学校に来ていなかったと思うし、健一先生がいなかったら大学も合格しなかったと思います。すごくおっちょこしょいな中智先生だけど、いつも一生懸命なところが好きでした。健一先生は、こんな僕でも大学に入るために全力で応援してくれました。どんな事があっても僕を一番に信じて指導してくれた二人がいたから今日の日を迎えられたと思います。

　　　　　　　　　　

今日の日を迎えるまで色々な事がありました。中学の頃はまともに親と口をきかなかったし、家にも帰りませんでした。何度も警察に補導され、学校でも呼び出しを受けました。そんな時いつも母親が迎えに来てくれました。中学を卒業してからは、親とも色々話すようになり、親父と将来の事を話すことも多くなりました。小さい頃から親父の会社を継ぐと軽く言っていたけど、会社を手伝っているうちに親父のすごさ、偉大さを知りました。大学に進学するか迷っていた時も、真剣に話を聞いてくれたし自分の話も色々してくれました。親父と意見が合わなかった時は、母親が何も言わずに僕の話を聞いてくれました。

　　　　　　　　　　

僕は春から大学生になります。大学に行く事が正しいかどうかはまだわからないけど、行くと決まったからには、お世話になった先生や両親に正しかったと思わせるように進んで行きたいと思います。

最後に中智先生、健一先生、八洲の先生方、お父さん、お母さん、そしてスクーリングを一緒にすごしたみんな、本当にありがとうございました。

平成２２年２月２１日　卒業生代表　○○　○○



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