今日のスポーツニュース

今日の主なスポーツニュース

力士出身こだわった3時間…協会が緊急役員会

2010年07月04日 | 日記
 武蔵川理事長の代行に放駒理事を指名することを固めた日本相撲協会の緊急役員会は3日午後、名古屋場所会場の愛知県体育館で急きょ、行われた。

 3時間に及んだ会議が終わると、理事、副理事ら、役員の多くは「明日分かる」などと報道陣の質問を遮り、足早に引き揚げた。

 役員会の開催は、報道陣に事前には伝えられず、記者らは館内から閉め出された。

 野球賭博解明に当たってきた特別調査委員会は、6月28日の理事会で、謹慎する理事長の代行を置くように勧告し、内々には村山弘義外部理事(元東京高検検事長)の推薦でまとまっていた。

 この日の役員会は人事案まで受け入れるかどうかが焦点となり、「力士出身の理事がふさわしい」とする意見で一致、野球賭博への関与者を出していない放駒親方指名に向かった。放駒親方は審判部長をはじめ、協会執行部でも事業部副部長や広報部副部長などを長く務めるなど、実績は十分にある。

 会議終了後、武蔵川理事長は「どんな会議だったのですか」などと質問を受けると、「明日です。明日になれば分かります」とだけ話し、厳しい口調で車に乗り込んだ。

 相撲協会は4日、名古屋市内のホテルで理事会、評議員会を開催し、理事長代行人事案や野球賭博に関与した親方、力士らの処分を決める。



あのマニュアル・あのツールが無料配布中!