優しい気持ち、大切な事。

2011/12/9の朝に。

後九日で僕はまた一つ歳をとる。
でも、この大変な年に一つ歳を重ねられるのは幸せな事。
誕生日が嬉しい年齢なんて、とっくに過ぎ去ってるけど、今年は喜んでいいんじゃないかな。
子供の時みたいにさ。

みんなも今年くらい自分の誕生日、自分の大事な人の誕生日を特別な気持ちで迎えるといいんじゃないかな。

未来がどんなに大変でも。
今も、その先も大変だけど頑張ろう。

俺達が、どうして今、生きているのか。
生きるってなんなのか、それはわかんなくていいよ。
でも、俺達は生きてるから頑張ろう、って。

震災があって、恐ろしい津波があった。
生きようとしてる人が生きれずに亡くなってしまった今年。
俺達は生きている。改めて生きている、ってみんな実感したんじゃないかな？

なんとなく生きてちゃ駄目なんだ。
人って本当いつ死ぬかわかんないんだ。
その事を今年はまた思い知らされたよね。

人が死ぬ時、亡くなる時は、呆気ないくらいに突然訪れる。
生きたくても生きれなかった多くの命が亡くなった今年。

俺達は生きているから、間違いなく生きているから。
ただ生きている事だけに誇りを持ってもいいと思うんだ。
そして、なんか未来に出来ないかな？なんて考えればいいと思う。

死ぬのは一瞬で、生きているって事は、どこか漠然と無限に続くような気がしてくるけど、全くそうじゃない。

ゆっくり生きてても急に死ぬし、必死に生きてても、ゆっくりと死は迫って来てる。
命を脅かす危機は本当にいつ起こるかわからない。

そんな2011年。今、自分が生きている事を大切にしよう。

当たり前の明日とか、いつもと同じ日常。それが何よりも尊いんだよ。
あまりに普通過ぎて、みんな気付かないかもしれないけど。
俺がいる。お前もいる。なんだ、みんないる。そんな幸せを大切にする気持ち。

いつまでも、いつまでも、忘れないでいて下さい。