内藤忍の人生を豊かにするお金のルールアスペクトこのアイテムの詳細を見る |
ヤマカワです。
金銭教育に関わるようになって強く感じるようになったことがあります。
それは、お金はあくまでも道具であって、それをどう使って人生を充実させていくかが大切だということです。
また、お金の役割について、①交換の手段、②価値の尺度、③価値の保存、の3つの機能があると説明をします。
その上で、使おうとしているお金は、自分の人生を豊かにする上でどれだけの価値があるのか、他の使い道と比べてどうか、その価格(尺度)と交換する以上の価値が感じられるか、よくよく吟味することが大切だと話しています。
子どものこづかいも、親の家計管理も同じ話で、要はお金と交換しているのは「自分にとっての価値」であり、つまり自分の価値観をしっかりと認識することが大切だということです。
財テクに違和感を感じるのは、お金を闇雲に増やすことばかりで、それをどう使うかが欠けているからです。財テクの前にライフプランありき、というのは考えてみれば当然のことです。
この本の著者、内藤忍さんは、(株)マネックスユニバーシティの代表取締役で投資教育をやっている方です。前著「内藤忍の資産設計塾」は、人生設計の中の投資の技術面にスポットが当たっていましたが、この本では内面的な価値観、金銭哲学とも言うべき部分に焦点が当たっています。
内容を読み進みながら、「そうそう、それそれ」とうなずくことしきりです。これまでに、保護者向けセミナーの中でも話していたようなことが同じように書かれていて、とても共感できる本です。
文体も読みやすく、すうっと読めると思います。
子どもへの金銭教育を行う上で、親側の理論武装に最適だと思いますので、ご一読をおすすめいたします。
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