私の写真集の中でも最も記憶に残る写真の内の一枚です。
交通事故に遭遇、瀕死の重体から奇跡の生還を果たした長女が
贈ってきてくれた「母の日のプレゼント」の花束。
その春、色々心配しつつ大学生活へと送り出した長女から届いた
思いもしなかった贈り物に、私達夫婦揃って嬉し涙を流しました。
意識不明からの生還、筆舌に尽くし難い暗く長いトンネルの中での
リハビリ生活。1000日に余るその谷底の日々の苦しい思いと
将来への不安がこの時を境に溶解し始めた、そんな人生節目の日。
この美しい花を、この瞬間を永久に保存したい・・と思い写した写真。
そこにいない長女の代理をみみ太にお願いしシャッターを押しました。
本当に、本当に大切な一枚の写真です。
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