リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

夏の余呉湖3

2016年08月12日 | 余呉湖
夏の余呉湖の3度目の挑戦です。ポイントは造成地と言われる取り込みの際の足場が悪く、毎回取り込みや、リリース寺には注意しないと怪我をしそうなところです。一応今回がこのポイントの締めくくりにしようと考えています。

喰ってくる時間帯は夜から朝にかけての時間帯と考えられるので、午後から家を出てゆっくり夕方に到着できればという予定です。着いたのは。夕方の5時半頃で,平日でもあるので,誰も釣り人はいません。最近は一人でゆっくり竿をセットして一人の時間を満喫するそんな釣り方が多いのが現状です。

まず、フィーヂングをします。粉餌をダンゴにしてミンポン玉より大きいくらいの大きさにして、10個程ポイントに投げます。その後で,今度はボイリーを今回は500g程撒きます。前回と同じポイントで,前回のフィーディングも効いていると考えての、今回の量になります。ボイリーはいつものユーロカープのツナモルツの15mmです。日持ちもするので,最近は重宝しています。値段が安いのも,フィーディング用としては助かります。食わせは別のボイリーで20mmを使います。基本的にフィーディングには気を使いながら、寄せることに主眼を置いているのが、今の私の釣りです。



竿は2本。バンクスティックが映えるポイントです。今回も遠投はせずに藻の切れ目なので、岸から15m程の距離です。どうも右の竿の方がこのところ当たりが多いような気がして,今回も右の竿に期待をしますが,フィーディングは左の竿のポイントに多めにします。余呉湖の鯉は警戒心も強いので,フィーディングの少ない方で食わせやすいと考えます。前回の様子からもそんな感じがしています。

竿をセットした頃には日も落ちていますが、今回は風が強く爽やかな感じで蒸暑さは感じないので助かります。食事もゆっくり取りながら、ラジヲを聞きながらのんびり車中で過ごします。運転で疲れたので,9時前には横になり、いつしか眠りに落ちていました。

突然のバイトアラームの音に目が覚めたのは,夜の10過ぎでした。寝付いたところだったので,びっくりです。時計を見てこんなに早く当たりが出るとは驚きです。ブーツに履き替え、釣り座へ急ぎます。バイトアラームの音はまだ続いていますが,釣り座についた時に、ちょうど止まりました。ゆっくり竿を起こし、少し合わせを行うと、ずっしりとした重量感が竿を通して伝わって来ます。15kgくらいはありそうな手応えです。
 しかし、スピード感は無いので,90cm前後かなと思われます。横走りすることなく、ゆっくりではありますが、真っすぐに正面から寄せてくることができます。このポイントは前回にも書いておりますが,取り込みの足場はごろた石で歩いたら必ずぐらつくような石ばかりで,さらには、腐った古い杭が所々に有り,これも危険です。特に今の時期は夏場の減水水位なので石がむき出しになっている状況です。余呉湖は夏の水位と秋冬の水位とは1m程の違いが有るので,秋の水位になれば、土手の上からネットインできるのですが,その際には水面に突き出ている木の枝が邪魔になる可能性もあります。

10分程で岸近くに寄って来てヘッドライトの光に白く魚体が漆黒の湖面に浮かび上がって来ます。夜にヒットした時のネットインに際しては,この幻想的な光景は昼間の釣りでは味わえない光景ですが,考えてみたらこれは鯉釣り独特のものかも知れませんね。割合おとなしくネットインできて、ネットにくるんだ状態で,土手に上げるのにまた一苦労でマットは,大きめなので,マットに乗せてメジャーを当てると90cmは超えているようです。夜でもあるので,Foxのライフバッグに入れてキープしておき、明日の朝に写真撮影と検量をすることに。

その後打ちかえした、朝迄に当たりを期待するも静かに朝を迎えました。早朝に知り合いの岐阜のSさんに連絡すると写真撮影と検量に来ていただきました。その時の写真が以下です。



93.5cmの傷の無い綺麗な魚体の鯉です。

昼間は11時を過ぎるとこのポイントは陽がまともに当たるので,車を移動するとともに、竿をあげて一息つきます。夕方からに備えて、一時的にもポイントから竿を上げるのも魚の警戒心を解くには少しでも役立つと考えています。その間、他のポイントで竿を出している人と情報交換しながらの釣り談義に花を咲かせたりしました。そして夕方からまたフィーディングとともに竿を出すことに。そして、夜から朝に期待して車中で待機します。

夜の1時頃に待望の当たりが有り、車から出て行くと,途中でバイトアラームの音が途切れて、すっぽ抜けのようです。そこで、再度打ち返して朝を迎えます。しかし、期待した早朝の当たりは貰えず、陽が高くなって,陽射しをまともに受ける前に納竿しました。このポイントも魚のプレッシャーが強くなって来たのか,当たりが遠くなりつつ有りますので,次回は違うポイントを狙ってみようと考えています。できれば、殆ど竿が入ってないポイントに出したいのですが,そのようなポイントは少なく、更に,昼間の陽射しを避けられるポイントとなるとほとんどないかも知れません。




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