ちょこっと贅沢サロン

40代女性の日々である
衣・食・心の小さな贅沢を綴っています。
かなり志向が偏ってはいますが・・・

『新調』

2017年09月12日 | お着物


11月に娘の七五三を控えている。娘のお着物はお宮参りで両親が買ってくれた掛け着をお着物に仕立て直し、被布は母の絞りを仕立て直して娘の支度をする事にした。自分のお着物をどうするか?この半年悩んだ。お宮参りの私のお着物は義両親が誂えてくれたけど、今回は自分の両親が作ってくれると申し出があった。確かにお宮参りと同じお着物で記念写真に納まるのは避けたいけど、母から譲ってもらった付け下げや色無地が数枚あるので、新しく誂えるのはどうかなぁ?と悩んだ。独身の頃よりもお着物を着る機会が減った今、数を増やすよりも手持ちのものを着回すor母のお着物を染め直して着た方が良さそう。この先、小中高大と娘の入学式・卒業式と着る機会が仮にあったとしても8回(8枚)。友人達もみんな結婚して、結婚してない親族もあと一人。今後必要なのは留袖。母も自分のお着物の管理&把握ができてないみたいだけど、、、実家の着物を押し込んでいる和箪笥を探せば何かしら出てきそう(笑)。とは言っても、、、「どうぞ」と言われれば、欲が出てしまう。そんなところ三越の担当の方からお誘いを受けて、先週末にニューオータニで行われていた逸品会へ出かける事に。呉服のブースは庭園の眺めが素敵な披露宴で使用した同じお部屋だった↑。



お茶を戴きながら綺麗な庭園を眺め。。。やはり欲しくなってしまったお着物。訪問着・付け下げ・色無地に合わせる帯は似たり寄ったり&無難な袋帯を合わせる事が多く、着回しもきく。手持ちの川島織物や服部の帯は各色が使われているので、大抵のお着物に合わせやすい。なので「もし買うなら」と思いを巡らせていたグリーン系の色無地を買っても帯は自粛しようと思っていたのに。。。一目惚れしてしまった帯↑。徳川美術館から複製を依頼されている西陣織 桝屋高尾の総金綴錦を施した袋帯。迷っている時に「元を取れるだろうか?」などと考えてしまった。そもそも芸術品&美しいモノに対して「元を取る」なんて考えはナンセンス。とはいえ悩んでしまうお値段だった。結局お着物&帯を新調して11月の七五三に間に合う様に仕立ててもらう事にした。出来上がるのが楽しみ。一人お留守番をしていたメインバンクである父に一言お礼を言いに実家に立寄ると、私より先に旦那が「お父さん、お着物買って頂いてすいません。ありがとうございます」と。父もその言葉を聞いて嬉しそうだったけど、私も旦那が一声父に言ってくれた事が何だか嬉しかった。車で数分と近くに居て、お嫁に出た感覚があまりなく、、、すっかり甘えてしまったけど、旦那の一言で自分は嫁に出た人間だったとハッとした(笑)。もうすぐ結婚して7年目を迎える。早いなぁ〜。
コメント (2)
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