コンヤ到着。

コンヤに到着したのは、残念ながら昼間でした。ちっ、トルコ人たちにジャパニーズ・ジョークを振舞う機会を逸したぜ。

その街並みは、今まで通ってきたイズミル、アンタルヤといった欧米風大都市とは違う、いかにも西アジア的風情。さすが中央アナトリア随一の古都です（※１２～１３世紀頃：ルーム・セルジューク朝首都）遊牧民的な雰囲気と地に根を張った安定感とがあいまって、独特の街並みを醸し出しているのでしょうね。

道行く人々も異質で、女性の多くはスカーフで顔を覆っています。政教分離を掲げ、イスラム諸国の中ではもっとも世俗的な社会を営んでいるトルコでは、公共の場において女性がスカーフで顔を隠すという純イスラム的行為は禁じられているんだとか。
でも、敬虔なイスラム教徒の多いコンヤ県ではそういったいでたちの方がまだまだ多い、とガイドさんは言っていました。
そうそう、敬虔だから、レストランでアルコールを頼むと酒瓶が新聞紙でくるまれて出されるらしいですよ。お外でアルコールなんか呑んじゃいけないんだって。

ひどい話だ。