なぜあの地に江戸城を築城したのか・・ほかにもいろいろな背景があるなか、先日買った本のなかに
面白い記述があったので、地図でながめてみることにしました。
江戸城のある本丸台地は、7つの台地の頂点を結んだ延長線上にあたり、陰陽道では「交差明堂形」といい
きわめて気が高く、文明がさかえるといわれているそうです。参照:「この本一冊で江戸と党居の地理がわかる!」正井保夫監修 青春出版社
グーグルアースに東京地形地図を重ねてみたもので見てみました。
東京の「7つの丘」については、以前なにかで読んだ気がするのですが、思い出せずにいました。
「交差明堂形」という言葉は初めて聞く気がいたします。(物覚えが悪く物忘れが激しいので、なんともいえませんが^^;)
「この本一冊で江戸と東京の地理がわかる!」正井保夫監修 青春出版社P82引用
歴史的農業環境閲覧システムをグーグルアース利用でみてみました。
※歴史的農業環境閲覧システム・・明治13(1880)年から明治19(1886)年にかけてつくられた迅速測図をもとに作成されたものです。
東京にはいくつもの丘(台地)があります。そのうちの7つの丘に目をつけ、四神相応の思想のもとに家康のブレーンたちが
本丸台地に江戸城を築城する判断をしたということです。
ネットでいくつか参考になるサイトがありました。
藤井戦国史 江戸城/2には、「本丸のある田安台地は、西ノ丸のある麹町台地とは別の台地となるとあり、その辺の詳しいことが書かれていました。
また「Photo Archives 89 スリバチのすすめ [撮影:東京スリバチ学会]」というサイトには水系とともに
台地が載っておりわかりやすく、こちらも興味深い内容のサイトでした。
「大空から眺めるパノラマ鳥瞰地図帳 時空を超えて日本の姿がよくわかる」PHP研究所編P22引用
幕末の江戸が描かれているページです
それにしても、江戸のまちは水路が発達していましたね。この本には現在の東京の鳥瞰図もあり、面白いのですが、
現在と昔、時空を超えて、七つの丘から江戸のまちを眺めてみたい・・なんて思ったり。^^
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