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Draft Day Trades

2007年06月30日 | 移籍・トレード

ドラフト権を絡ませた恒例のトレードが、今年もいくつか実現しました。
噂に上がっていたKGやマリオン、ジャーメインらは結局動きませんでしたが、それに匹敵するような動きはありました。
その大きな3つのトレードを見ていきましょう。


★トレードその①

<ソニックス>         ⇔  <セルティックス>
 ウォーリー・ザービアック       レイ・アレン          
 デロンテ・ウェスト           グレン・デイビス       
 ジェフ・グリーン            (2巡目35位指名)      
 (1巡目5位指名)

セルティックスの5位指名権が取り引きされる噂は前から立っていましたが、驚いたのは、この程度の条件でレイ・アレン級の選手が動いたことです。
戦力面だけの話で言えば、明らかにセルティックスに有利なトレードと言えるでしょう。
ただソニックス側もそれはわかっています。
別にジェフ・グリーンがレイ・アレン級の選手になると確信して、このトレードを決めたわけでもありません。

じゃあ何なのか?
一つ目の理由は金銭面です。
レイ・アレンの契約はあと3年、合計で50mil以上という巨額なものです。
もしチームがプレーオフや優勝を狙う体勢なら別ですが、これからリビルディングに入ろうというチームにとって、32才のベテランにこれだけの金額を払い続けるのは重荷以外の何物でもありません。

二つ目の理由はチーム作りです。
ソニックスはドラフト2位で、将来のスーパースター、ケビン・デュラントを指名しました。
徐々にデュラントを中心にしたチームに移行するというやり方もありますが、ソニックスはもう最初の段階から完全にデュラント中心のチーム作りをしていく、という明確な姿勢を打ち出したと言えます。
そのために、これまでの中心であったアレンをあっさりと放出したわけです。
今夏FAになったラシャード・ルイスも引き留めないでしょう。
しばらくは勝てなくてもいい、それでもデュラントの力を最大限に引き出せるようなチーム作りに専念した方がいい、という潔い決断だと言えます。

ただ、若干注文をつけるとすれば、交換相手がザービアックとウェストというのがどうかなと思います。
サラリーキャップの空きを作るためのトレードなら、2年約25mil(12mil/13mil)の契約が残るザービアックではなく、1年11.7milのセオ・ラトリフを引き取るべきです。
それにこっちはオールスター選手のレイ・アレンを出すんですから、ジェラルド・グリーンぐらい要求することもできたはずです。
ラトリフ+ジェラルド・グリーン+ウェストの年俸合計は、ザービアック+ウェストのそれとほぼ一緒です。
ジェラルド・グリーンは近い将来20点級のスコアラーになれる能力があります。
アレンに代わる将来の先発SGとして、最適の人材であったと思います。

おっと、ラインナップをチェックしてませんでしたね。

<セルティックス>
PG:レイジョン・ロンド
SG:レイ・アレン/ジェラルド・グリーン
SF:ポール・ピアース
PF:アル・ジェファーソン
 C:ケンドリック・パーキンス

アレンとピアースは、基本的に同じポジションの選手であり、アウトサイドのジャンプシューターというプレースタイルも似ています。
インサイドとアウトサイドに一つずつ切り札を持っているという形ならバランスがいいのですが、同じ役割にMAX契約の選手を2人置くという布陣は、お世辞にもバランスがいいとは言えません。
アル・ジェファーソンの成長を加味したとしても、PGとCがグレードアップしない限り、プレーオフ1回戦で勝てるかどうかという中途半端な強さのチームで終わる恐れがあります。
そんな成果だったら、2人合わせてボブキャッツ1チーム分(!)にも届きそうな大金をかける意味がなくなってしまいます。

<ソニックス>
PG:ルーク・リドナー/アール・ワトソン
SG:ウォーリー・ザービアック/デロンテ・ウェスト
SF:ジェフ・グリーン
PF:ケビン・デュラント
 C:ロバート・スウィフト

デュラント、グリーン、ザービアックの3人は基本的にSFの選手なので、バランスはまだ良いとは言えません。
ただ今後サラリーキャップが空いてくるので、有力なFAを補強して、デュラントとグリーンの脇を固める人材を補強できるでしょう。

たださっきも言いましたが、上のSGのところが、

SG:ジェラルド・グリーン/デロンテ・ウェスト

となっていれば、相当見応えのあるラインナップができていたと思うので、そこだけはちょっと残念です。


★トレードその②

<ニックス>       ⇔ <ブレイザーズ>
 ザック・ランドルフ       スティーブ・フランシス
 フレッド・ジョーンズ      チェニング・フライ    
 ダン・ディカウ         +2008年2巡目指名権
 ディミトリス・ニコルズ
 (2巡目53位指名)

このトレードも、先ほどのソニックスのトレードと基本的に同じ目的です。
ブレイザーズも早速、オーデンをフランチャイズプレイヤーとしたチーム作りを始めるべく、旧来のエースであるランドルフを厄介払いしたわけです。
本当はフランシスを受け取りたくはないのですが、ランドルフの残る4年60mil以上の契約(13.3mil/14.7mil/16.0mil/17.3mil)を引き取ってもらえるなら、フランシスの残り2年30mil強の契約(16.4mil/17.2mil)を我慢するのもやむなしという結論に至ったのでしょう。

そんなわけで、フランシスのことはほとんど戦力としては考えていないでしょう。
でも、フライを取れたのはプラスでした。
新人の年に大活躍したお陰で評価がうなぎ上りとなり、去年の今頃はアンタッチャブルな選手でしたから。
ま、本当はデビッド・リーの方が良かったですが、今では評価が逆転していますので、フライは出してもリーは出さないという状態になっています。
人の評価なんていい加減なものです・・・・

そんなことでブレイザーズのラインナップは、

<ブレイザーズ>
PG:スティーブ・フランシス/ジャレット・ジャック
SG:ブランドン・ロイ
SF:ダリアス・マイルズ/マーテル・ウェブスター
PF:ラマーカス・オルドリッチ/チェニング・フライ
 C:グレッグ・オーデン

ランドルフが抜けることで、オルドリッチが本来のPFでプレーできるようになるのは大きいです。
それにオルドリッチとフライは、どちらも外からミドルシュートが打てるタイプなので、ランドルフのようにローポストの一角に陣取る必要がなく、オーデンが仕事をするのに必要なゴール下のスペースを空けてあげられます。
そういったフロアバランスという点でもランドルフの放出は、「オーデン中心のチーム作りをする」という理にかなっています。

2年後にはフランシスとリーフ・ラフレンツの2大不良債権(2人で年合計30mil)がサラリーキャップから抜けるので、有力FAも狙いにいけるでしょう。
オーデン、ロイ、オルドリッチの若手トリオをチームのコアとして、適切なベテランを周りに配置すれば、数年後は相当強いチームが完成するはずです。

一方のニックスは、

<ニックス>
PG:ステフォン・マーベリー/ネイト・ロビンソン
SG:ジャマール・クロフォード/フレッド・ジョーンズ
SF:クエンティン・リチャードソン/ジャレッド・ジェフリーズ
PF:ザック・ランドルフ/デビッド・リー
 C:エディ・カリー

どうでしょう?
見た目良さそうでしょうか?
何となく強そうですかね。

僕はハッキリ言って、ランドルフの獲得は大きな間違いだと思います。
ビッグマンというのは、ゴール下で力強く確実に得点をあげてくれるのが仕事です。
しかし本当にいいビッグマンというのは、ダブルチームを引き付けて味方にフリーを作り、イージースコアの機会を生み出すような選手です。
あのシャックですら、圧倒的なパワーだけでなく、卓越したパスセンスがあったからこそ成功したのだと思います。

では現在リーグで一番パスの下手なビッグマンは誰でしょう?
僕はCならカリー、PFならランドルフだと思います。
そうです、この2人なんです。
バラバラでもそう思っていたのに、これが一緒のチームになったらいったいどうなってしまうんでしょ?
ボールを入れたら最後、その後決まっても決まらなくても、ボールは帰ってこないと思います。

その2人がリムの右と左に陣取ってボールを要求するわけです。
それはまさに、リムと3点を結んだバミューダ・トライアングル、強大な重力で引き合うツイン・ブラックホール状態です。
ドラえもんで言えば「オマエの物は俺の物。俺の物は俺の物」と言っているジャイアンが2人もいるようなものです。
なんて恐ろしいんでしょう。
のび太くん(周りの選手)がドラえもん(チーム首脳陣)に泣きつく姿が目に浮かびます。

それと2人とも全くディフェンスをしません。
“パスをしない”という点でもワーストコンビですが、“ディフェンスをしない”という点でもワーストでしょう。
既に二冠王です。
カリーに至っては、あの体格があるのにリバウンドすら取りません。
ゴール下にいるだけでも取れると思うんですけどね・・・・

やはりローポストで得点が取れる人(カリーやランドルフ)と、ディフェンスができるブルーカラータイプ(デビッド・リーなど)はセットにしてラインナップを組まないとバランスが取れず、チームとしてうまく機能しないと思います。
NYが暗黒の時代から抜け出すのは、まだまだ先のようです。


★トレードその③

<ボブキャッツ>      ⇔  <ウォリアーズ>
 ジェイソン・リチャードソン     ブランダン・ライト
 ジャマリオ・デビッドソン      (1巡目8位指名)
 (2巡目36位指名)

これも正直、「え?こんなんでJ-リッチあげちゃっていいの?」というトレードです。
ブランダン・ライトは確かに潜在能力が非常に高い選手と評価されていますが、それでもほぼオールスター級の実力者J-リッチと対応に釣り合うとは思いません。
しかもさらに驚くことに、「さすがに釣り合わないから新人を1人オマケで付けてあげたのかなあ」と思ったら、オマケは新人のブランダン・ライトの方ではなく、J-リッチの方に付けてるんです。
「J-リッチ+オマケ⇔ブランダン・ライト(新人)」という2対1の交換なんです。
選手の評価というか、価値観の上下関係みたいなもんが、わけわからんようになってます。

ウォリアーズにしてみれば、やはり一番は金の問題のようです。
残り4年50mil以上(11.1mil/12.2mil/13.3mil/14.4mil)という長期契約を持っているJ-リッチは、ラグジュアリータックスのラインに近づいてしまったチームのペイロールを考えた時に、真っ先に削る標的とされてしまったのです。
ちょうどサンズにおけるマリオンのケースと非常に似通っていて、状況も理由もほぼ同じです。
ボブキャッツはサラリーキャップを大幅に下回る稀有なチームなので、そのまんま“おすそ分け”のようにJ-リッチを横流しし、契約をそっくり引き継いでもらうことが可能です。
ボブキャッツは別名、“ラグジュアリータックス回避用駆け込み寺”と呼ばれるようになるかもしれません。

ボブキャッツの方は、チーム創設以来節約に節約を重ねて、安易に中途半端なスターに無駄金をかけたりしないよう、慎重にチーム作りを行ってきました。
昨季のチーム最高年俸はジェラルド・ウォーレスで、それでもリーグ平均年俸を若干上回る程度です。
当然チームのペイロールはリーグでダントツの最少金額です。
そしてある程度若手の基盤ができた今年、ようやくキツく締めていた財布のヒモをゆるめ、FAの大物に手を出そうかなあという段階にきています。
ビンス・カーターやチャウンシー・ビラップス、ラシャード・ルイスといった名前が浮上していますが、サラリーキャップには十分余裕があるので、どの選手でも狙いにいけます。

今回トレードでJ-リッチを獲得したのは、FAで上記のような大物を獲ったのと同じことです。
もちろん、この夏さらにもう1人大物FAをつかまえる可能性はありますが、まずは確実に1人確保したというところでしょう。
まともにFA戦線で勝負すると、金の余裕はあっても、「ボブキャッツは弱いから勝てるチームに行きたいなあ」とソッポを向かれる可能性もあります。
なのでトレードで確実に手に入れたというのは、ボブキャッツらしい堅実な動きと言えるのではないでしょうか。

さて、ラインナップです。

<ウォリアーズ>
PG:バロン・デイビス
SG:モンテイ・エリス/ミカエル・ピートルス
SF:スティーブン・ジャクソン/マット・バーンズ
PF:アル・ハリントン/ブランダン・ライト
 C:アンドリス・ビードリンス

まあ、こちらはほとんど変わらないですね。
単にJ-リッチが抜けただけです。
ブランダン・ライトが活躍し出すのは、まだ2~3年先でしょう。
やはり個人的には、J-リッチは残して、他を整理して欲しかったですね。

<ボブキャッツ>
PG:レイモンド・フェルトン
SG:ジェイソン・リチャードソン
SF:ジェラルド・ウォーレス/アダム・モリソン
PF:ショーン・メイ/ウォルター・ヘルマン
 C:エメカ・オカフォー/プリモ・ブレゼッチ

J-リッチの加入は、ボブキャッツにとって待望の“Go-to Guy”(頼れるエース)の誕生です。
スピーディなPGフェルトンら、チームにもうまくフィットすると思います。
これまでのボブキャッツには、絶対的な信頼の置けるエースという存在がおらず、肝心な時に得点が取れずに接戦を落とすというパターンに苦しんできました。
オカフォーは守備の人で攻撃は苦手だし、ジェラウォーはジャンプシュートを頭の左側から打つというメチャクチャなフォームなので入りません。
なので、ここ一番の時に迷わず「J-リッチに任せよう」という意思統一ができることは、入るか入らないかは別としても、チームの方向性が固まっていいと思います。

この夏どの大物FAを獲得するのかも見ものです。
他のイースタン各チームは、もうウカウカしていられないと思いますよ。


ちなみに、このボブキャッツのドラフト8位指名権ですが、これはサンズが獲得を狙っていたという話を以前のブログでもしました。
で、直前まで「カート・トーマス+1巡目24位指名権⇔1巡目8位指名権」という交換話をしていたそうです。
でもウォリアーズの「J-リッチ+2巡目36位指名権」というパッケージの方が魅力的だったので、サンズを振ってウォリアーズと取り引きしたらしいです。

もしサンズが8位指名権をGETしていたら、9位でブルズが指名したジョアキム・ノアを獲っていたはずです。
そうなっていれば、マリオンもアマレも手放さずに、Cにノアを加えるという夢のようなフロントラインが完成したんですけどねぇ~
これは見たかった!
とっても残念です・・・・


話を戻しまして、結論なんですが、ブレイザーズとソニックスは、オーデンとデュラントというフランチャイズプレイヤーを手に入れる幸運に恵まれました。
しかしその幸運をただ喜ぶだけでなく、すぐさま現在のチームを解体し、彼らを中心にしたチーム作りを開始しました。
レイ・アレンやラシャード・ルイス、ザック・ランドルフといった実力ある選手たちを、バナナの叩き売りみたいに売っぱらうのはもったいない!という意見はもちろんあります。
でも、多少なりふり構わずという感じはあるとしても、それでも改革を断行したかったわけです。
それも何年後かじゃなくて、今やらなきゃいけない、と。

ブレイザーズとソニックスは、今こそ低迷していますが、今後素晴らしいチームになる可能性があります。
両方とも、ダメチームを作ったダメGMをお払い箱にし、若いGMを迎え入れて再出発を図っているからです。

昨年からチームを率いるブレイザーズのケビン・プリチャードGMは、昨年のドラフトでブランドン・ロイ、ラマーカス・オルドリッジ、セルジオ・ロドリゲスという素晴らしいチョイスをして、まず第一の成功を収めました。
前のGMが指名して失敗したセバスチャン・テルフェアを放出し、そのトレードで得た指名権で後に新人王となるロイを手に入れました。
そして今年もまた、グレッグ・オーデン、ルディ・フェルナンデス、ジョシュ・マクロバーツ、ペテリ・コポネン、トーリーン・グリーンと実力派の新人たちを指名し、再び素晴らしいドラフトをしました。
選手の能力を見極める眼力は非常に正確です。
さらにランドルフを放出してフライを獲得する判断も良く、チームは確実に正しい方向へと進んでいます。

今年ソニックスのGMに就任したサム・プレスティという人物も、スゴい経歴を持っています。
あの人材発掘がうまいスパーズのスカウティング部門で多大な貢献をし、まだ20代のうちにスパーズのアシスタントGMにまで抜擢されました。
そしてつい先日ヘッドハンティングされ、まだ30才という若さでソニックスのGMに就任したのです。
この若さでGMに就任するのは異例です。
松坂で有名になった、レッドソックスのセオ・エプスタインGMみたいなイメージで考えてもらえればいいと思います。
そしてこのプレスティGMも、プリチャードGMと同じように、ためらわずに思い切ったチーム改革を敢行し始めました。

もちろん、そこまで実力を高く評価されているオーデンとデュラントという存在は、とんでもないタレントだと思います。
しかし、そのチャンスを生かし、従来のチームをブッ壊してまで彼ら中心のチームに作り変える、という判断を下した2人のGMの決断力もスゴいんです。
ブレイザーズとソニックスは、もうこれまでのブレイザーズとソニックスではありません。
全く別のチームです。
両チームがウェスタンの覇権を争う時代がやってくるのも、そう遠くはないかもしれません。



「ソニックスをゲッツ!!」
(デュラントです・・・・)


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15 コメント

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はじめまして (masa)
2007-06-30 18:39:01
1ヶ月くらい前に見つけて以来、楽しく拝見させていただいてます。僕の周りにはNBAについて話せる仲間がいないので、更新が楽しみで毎日チェックしてました!
豊作のドラフトも終わりましたね。来シーズンのブレイザーズは楽しみですね。個人的にランドルフは嫌いだったので、オルドリッチが正PFになってよかったです。チャニング・フライもいいと思います。なんと言ってもオーデンが入ったことが一番ですけどね。PGはフランシスじゃなくってジャックでいいと思います。
デュラントの入ったソニックス、ノアの入ったブルズも楽しみですね。
って、ここまで書きましたが、実はレブロン&キャブスのファンです☆(長々とすみません…)
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ボブキャッツ (umako)
2007-06-30 22:28:56
やりましたね。まさかJリッチがもらえるとは。

まだ若いし、ディフェンスもいいし。
そしてなにより、スラムダンクコンテストで2連覇しましたから。
まったくMJは。

さて、次はだれを狙うんでしょう?
カーターはもうないでしょう。

気になるのはメイちゃんの故障(トトロみたいな体だから?)
PFが欲しいですが、誰かいたっけ??
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はじめまして (Riot)
2007-07-02 00:46:07

最近NBAはすっかりご無沙汰なんですが、
ドラフトは一番面白いので、気になっちゃいます。

こと細かく書いてあるので、
すごく楽しく読ませていただきました!!!

これからも、がんばってUPしていってください!!


個人的にはずっとG.S.のファンだったので、
(特にRunTMCからSpree&Webberが出て行くまで)
今回のトレードは正直ショック。。。。

せっかくPlayOffではよかったのに
壊し屋ネリー再発では・・・と心配です。
(ブランダン・ライトがビリー・オーウェンスとかぶってしょうがないです。。。)

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masaさんへ (manu)
2007-07-02 12:39:37
コメントありがとうございました!
NBAについて話せる仲間が周りにいなかったというのは、僕もずっと同じ状況でした。
それで、数少ないNBAファン(笑)に興味を持って読んでもらえたらいいなあという願いを込めてブログを始めたので、皆さんに喜んでもらえるとやってて良かったなという実感が沸きます。

オルドリッジはシーズン後半いい活躍をしてましたから、来季は結構くると思いますよ。
フライがバックアップなら、なお良しです。
フランシスは早くもバイアウト(契約買取)するんじゃないかと言われているので、ジャック、セルジオ・ロドリゲス、トーリーン・グリーンの3人で回すんじゃないでしょうか?

キャブズはこれからFAのバレジャオとサーシャをどうするかが注目ですね。
ヒューズを厄介払いしてどこかへトレードしようとしてるみたいですが、今は底値でしょうから厳しいでしょうね。
イルガウスカスの親友ヤシケビシャスを獲得して、PGに据えたりしたらおもしろいんですけどねえ~
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umakoさんへ (manu)
2007-07-02 12:45:41
ボブキャッツは頼れる得点力がなかったんで、まあ一歩前進じゃないでしょうか。

FAでは、噂によるとラシャード・ルイスが本命で、ビラップスあたりにも関心を持ってるようです。
もちろんジェラウォーの再契約っていう線もありますが、結構値が張りそうなので回避かなするかな、と。

メイはどうでしょうね。
出れれば活躍はするでしょうけど。
来季は先発PFで考えてると思いますけどね。
一応ロッタリーピックですから、簡単にはあきらめないと思いますが。。
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Riotさんへ (manu)
2007-07-02 12:54:17
コメントありがとうございました!

ドラフトが一番おもしろいと感じるのは、また変わってますね。
僕と同じです(笑)
知らない名前ばっかりなので興味が出ないという人も多いんですが・・・

古き良き時代のG.S.がお好きでしたら、今のサンズやウォリアーズの戦いぶりはおもしろいんじゃないでしょうか??
J-リッチの放出はちょっともったいなかったですね。
それでKGを獲るというのならまだしも、新人一人っていうのはどうかなという感じがします。
(でもまだKGを獲れる可能性は残されているようですが・・・)

でもまあ今回のトレードは、ネリーの仕業ではないです。
GMになっているクリス・マリンの判断ですね。
今のネリーはただの雇われHCで、人事権を握るほどの権力はないですから。
特にJ-リッチでケンカしてたわけでもないですし。

オーウェンスの名前は懐かしいですね。
いつの時代も、首脳陣っていうのは、実力よりも将来性やポテンシャルの方が大好きなんですよねえ。。
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GM… (メロブロン)
2007-07-02 13:30:44
以前から気になってましたが、ダニー・エインジとアイザイア・トーマスの、チーム編成には疑問符が残ります。



何か、全体をみてないと言うか…バランスが良くないと言うか。

個々は悪い選手じないんですが、チームとしては機能しない感じなんとですよねぇ。

今期から、サンズのGMになった、スティーブ・カーがどんな資質を持っているか、注目です。



選手では、V.カーターも、アーリーターミネィション行使して、FA宣言しましたね!



ネッツがどのような契約を提示するか?他チームの動き次第では移籍もありますよね。

今年は、ドラフトが豊作だった影響もあり、選手移動も活発なので、各チームフロントは腕の見せ所でしょうね。
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Unknown (REN)
2007-07-02 13:51:52
いつもよましてもらってます♪
お聞きしたいんですが・・・
スマッシュパーカーはレイカーズに残れるのでしょうか??
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メロブロンさんへ (manu)
2007-07-02 15:18:36
コアですねえ~目線が(笑)

おっしゃる通りで、エインジとアイザイアの補強は、「その場しのぎ」で「派手好き」ですね。
誰を中心に、どういうサポーティングキャストを集めて・・・といったチーム全体を見据えた補強というよりも、ポンとトレード市場に出た大物を、とりあえず獲っとけー!みたいなところがありますね。
別に欲しくなかったけど、バーゲンで半額セールって書いてあったからとりあえず買っといた、みたいな感じです。

スティーブ・カーは解説者の時のコメントとか聞いてる限り、非常に頭脳的でウィットにも富んでいたので、かなり賢い人だと思います。
ダントーニがかき回した人事を軌道修正して、ジェリー・コランジェロが残した強いサンズを復活させるのではないでしょうか?

カーターはオプトアウトしましたが、どうやら再契約が決まったみたいですね。
4年約60milだそうです。
地元フロリダのマジックや、先輩MJのいるボブキャッツの名前も出ていましたが、結局キッドに次ぐ二番手の位置が心地良かったんでしょう。
リーダーシップが問題で、フランチャイズプレイヤーになりきれない人ですから。(ファンの人ゴメンナサイ・・・)
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RENさんへ (manu)
2007-07-02 15:31:29
コメントありがとうございます。

スマッシュ・パーカーですが、結論から言うと残れません。
シーズン終了後にFAとなったんですが、以前からフィル・ジャクソンとの相性が悪く、シーズン後半もそれが原因で出場時間を削られたりしていましたので、再契約はしない旨を通告されてしまいました。
でもどこかのチームとは契約すると思うので、来季は違うチームで出てくるでしょう。

レイカーズはシャモンド・ウィリアムズとも来季は契約しないので、残されたPGは、昨季の新人ジョーダン・ファーマーとドラフト指名した新人しかいません。
なので、ベテランのPG獲得を狙っているのではないかと言われています。
もしブレイザーズがフランシスをバイアウト(契約買取)したら、獲るかもしれないという噂があります。
FAだとモー・ウィリアムズ、スティーブ・ブレイク、ブレビン・ナイトあたりを狙うとか、KGをトレードして一緒にヤリッチをもらうとかいう可能性もあるかもしれません。
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