2015年12月26日ブログで私は緑区の大門神社を訪れた。
大門神社のあたりをヤフー地図で見る。日光御成道と貝殻坂を緑で、大門神社参道を赤で示す。
日光御成道から大門神社入口を見た2013年5月の写真。2014年6月の写真。
明治13年の迅速測図にも同様に示す。迅速測図には大門神社という表示はなく、十二社となっている。
先日、大門神社の境内で案内板(大門神社御由緒)を見たのだが、それによれば明治40年に十二所権現社を改称したとある。
天保14年(1843)の日光道中絵図を見る。日光御成道の十二所権現参道入口に鳥居は建っていないが、2本の巨木が門柱のように描かれている。
右の方に岩槻下道と表示されているところが貝殻坂だと思う。
左の方に本陣と表示されているところがある。
大門宿本陣表門2012年1月の写真。
さいたま市文化財紹介大門宿本陣表門には、元禄7年(1694年)に建立され、文政7年(1824年)に修理された、と記述されている。日光道中絵図は天保14年(1843)だから修理後に描かれたものである。ちなみに昭和50年発行『埼玉ふるさと散歩・浦和市』によれば、昭和44年(1969)に解体修理をしている。
先ほどのヤフー地図に本陣表門の位置を赤丸で示す。
平成20年発行編者埼玉県立文書館『古地図を楽しむ』所載の大門宿絵図を見る。
緑の囲みは「江戸方」で、赤の囲みの神社は十二所権現社だと思う。左右の方角が日光道中絵図とは逆である。
中央の緑の囲みは「御本陣」で、赤の囲みは「御高札」だと思う。
そうであれば日光道中絵図の赤囲みは高札場だと思う。新編武蔵風土記稿には高札場は “ 御成道ノ内中程ニアリ ” と記述されている。
赤矢印のところは橋のように見える。大門宿絵図ではここ(赤矢印)だと思うが、『古地図を楽しむ』には “ 大門宿を二つの組に分ける石橋が描かれている。石橋から左の江戸に近いところを下組、右の日光側を上組と呼び、それぞれに名主などが置かれていた。” と記述されている。
日光道中絵図には十二所権現の横に華嚴寺がある。大門神社御由緒にはこのように記述されており、明治五年に廃寺になったようである。なお、御由緒には「華蔵寺」となっている。
また、大門神社御由緒には境内にある愛宕神社についての案内もされている。
先日私は道路から愛宕神社を見た。
日光道中絵図を見ると、円福寺境内の愛宕神社は日光御成道を挟んだところにあったことがわかる。
大門神社のあたりをヤフー地図で見る。日光御成道と貝殻坂を緑で、大門神社参道を赤で示す。
日光御成道から大門神社入口を見た2013年5月の写真。2014年6月の写真。
明治13年の迅速測図にも同様に示す。迅速測図には大門神社という表示はなく、十二社となっている。
先日、大門神社の境内で案内板(大門神社御由緒)を見たのだが、それによれば明治40年に十二所権現社を改称したとある。
天保14年(1843)の日光道中絵図を見る。日光御成道の十二所権現参道入口に鳥居は建っていないが、2本の巨木が門柱のように描かれている。
右の方に岩槻下道と表示されているところが貝殻坂だと思う。
左の方に本陣と表示されているところがある。
大門宿本陣表門2012年1月の写真。
さいたま市文化財紹介大門宿本陣表門には、元禄7年(1694年)に建立され、文政7年(1824年)に修理された、と記述されている。日光道中絵図は天保14年(1843)だから修理後に描かれたものである。ちなみに昭和50年発行『埼玉ふるさと散歩・浦和市』によれば、昭和44年(1969)に解体修理をしている。
先ほどのヤフー地図に本陣表門の位置を赤丸で示す。
平成20年発行編者埼玉県立文書館『古地図を楽しむ』所載の大門宿絵図を見る。
緑の囲みは「江戸方」で、赤の囲みの神社は十二所権現社だと思う。左右の方角が日光道中絵図とは逆である。
中央の緑の囲みは「御本陣」で、赤の囲みは「御高札」だと思う。
そうであれば日光道中絵図の赤囲みは高札場だと思う。新編武蔵風土記稿には高札場は “ 御成道ノ内中程ニアリ ” と記述されている。
赤矢印のところは橋のように見える。大門宿絵図ではここ(赤矢印)だと思うが、『古地図を楽しむ』には “ 大門宿を二つの組に分ける石橋が描かれている。石橋から左の江戸に近いところを下組、右の日光側を上組と呼び、それぞれに名主などが置かれていた。” と記述されている。
日光道中絵図には十二所権現の横に華嚴寺がある。大門神社御由緒にはこのように記述されており、明治五年に廃寺になったようである。なお、御由緒には「華蔵寺」となっている。
また、大門神社御由緒には境内にある愛宕神社についての案内もされている。
先日私は道路から愛宕神社を見た。
日光道中絵図を見ると、円福寺境内の愛宕神社は日光御成道を挟んだところにあったことがわかる。
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