通勤風景

ただいまの私の職場は、自転車で１０分ほどのカフェであります。
幼稚園の頃からの年季が入った遅刻魔の私は、
朝は“キコキコ・・・間に合わない～！！！”と自転車をこいでいたりするわけですが、
先日、通勤の道が小学生のマラソン大会のコースになっており、
沿道には保護者の方々が「○○（名前）がんばれ～！」と叫んでおられるではありませんか。
昔、運動会で母が叫んでくれていたことを瞬時に思い出し、
少しじわりとしながらキコキコキコ・・・。

昨日は、小学生の男の子が道の端と端に立ちゴム飛びをしており、
私はテープカットをするような感じでキコキコ近づくと、
ニコっとはずかしそうに笑いながら、片側によけて通勤を見送ってくれました。

ふと、東京時代、京王井の頭線で、中央線で、
満員電車でもみくちゃになっていたことを、思いました。

中央線の阿佐ヶ谷駅下車、パールセンターという商店街の中にある
大好きだった和物雑貨店で買った、帽子作家さん作のお気に入りの毛糸の帽子をかぶって、
今日も自転車をキコキコキコ・・・。
帰り道は、街灯が少ない為、道と川の境目がよくわからないぐらい暗い！
上をみると、満天の星空の方が明るいことに気づき、川にはまってもいいやと思えました。

奈良の赤い宝石

「あすかルビー」といういちごをいただきました。
このいちごは奈良の特産品１８品目のひとつで、
すっぱくて甘くてジューシー。
キラキラしていてみずみずしくしあわせなお味でございます。

くるみ

１月１４日、３２回目の誕生日。
雨ふり。

ここ１ヶ月のうちに出会った人、数人の口から合い言葉のように聞くお店、
『くるみの木』に行きました。
店内には、ミニ暖炉が、白色のストーブが。
カフェなのに、こども用の木のイスもあり、
パパとママとこどもちゃんで、ランチの時間をつくっているテーブルが。
ショーケースにはふわふわでおいしそうなケーキが。
センスのいい雑貨たちが。
たくさんの大きな窓から入る、やわらかい外の光が。

窓ぎわの木のテーブルで、
グレーのセーターを着た人と、ゆっくりランチ。
静かにおちてくる雨は、つめたくもなく、さむくもなく、自然で、やさしく見えていました。

さよならさんきゅー３１才

さて、暴露してしまうと、今日で３１才とお別れします。
３１。
サーティワン。
アイスクリーム。
どれを選ぼうか迷う→つめたい→おいしいと確認→しあわせ

まさに、そんなアイスクリームのような歳でした。
ちゃんと、溶けてないか、冷凍庫の中（あるべきところで）で保管されているか、
いつも様子をうかがってくださり、時には、ドライアイスやクーラーボックスを持ってかけつけてくださった村民のみなさま、ほんとうにありがとう。

ばいばいいとしの３１才。
わたしはあなたのことを一生忘れません。
つめたくて、とてもしあわせでした。

雪はすこしだけ降りました

東京時代最期に“近所にこんなカフェがあるなら、きっと奈良でも生きていけるだろう”と感じた、私が思う奈良ナンバー１カフェ『sora』で、不思議なご縁があり店員さんデビュー。

昨晩、「雪が降ったらお客さんが来ないかもしれないからお休みでいいよ」というマスターからのお電話があり、
今朝、「雪が降ってないみたいだから来てくださいね」というお電話をいただきました。

初日は、お花を生け、雑貨コーナーで木のボタンを並べ、あとは接客。
「あ、雪が降ってきた！」というお客さまの声で
ちらちらちらときれいな白い小さな綿を見ることができました。

マスターから、おとしだま（桜のお香）をいただきました。
お店では、今、入口の竹のオブジェがすんばらしいです。
『迎春』。

はじまりはじまり

２００６年がはじまりましたね。
みなさま、どんなお正月でしたか？

わたしは、ゆっくりゆっくり過ごしておりました。（いつもやって？）
おもちを一日に五個食べたら、すぐ太りました。（あたりまえか）
思いきって振り袖を着用しました。ラスト振り袖！の予定。（意外になかなかよいものでした）

明日からわたしは新しいお仕事がはじまります。
新しい年に自分に何かをプレゼントしようと、
ハンカチを買いました。
それだけで、気分がしゃんとしました。

なぜだろう？と考えてみる・・・
手を汚して、洗って、ふいて、
汗かいて、洗って、ふいて、
服を汚さないように、ひざに置いて、
鼻でたら、ふいて、
涙がこぼれたら、ふいて・・・
なくても絶対にこまるものじゃないけれど、
あった方がいいよねってことを
ハンカチはたくさん知っているのかもしれませんね。

本年もほっこりがたくさん見つかりますように。
みなさまのほっこりもよかったらおしえてくださいね。