おはようございます。
さて、つづきです。
作業を終え、お疲れ様でしたのあいさつの後、ボランティアの方に案内していただきました、山元町立中浜小学校です。
校舎の屋根の軒の下に青い線があるのがお判りでしょうか?
この線まで、津波が来たそうです。
この小学校から高台まで距離があるため教職員の判断により児童を屋上に避難させ、翌日救助ヘリにより全員が助かったそうです。
校舎内や周りは、全然手付かずの状態でした。
次に、案内していただいたのが山元町立東保育所です。
こちらの保育所では、建物のほとんどが津波にのまれ、天窓のあたりまで来たそうです。
残念ながら、こちらでは3名の児童が亡くなったそうです。
合掌
ここで、栃木からきたみなさんとはお別れし、個人的に坂元駅に向かいました。
駅本屋も架線も線路もすべて流されてしまっています。
跨線橋もすでに取り壊されていました。
画像の右手がホームになり、右手から来た津波によりレールのあったあたりは深くえぐられています。
上野駅からの距離でしょうか、なんとなく見ていると切なくなってきます。
これまで長々と報告をさせていただきました。
私もボランティアにいってわかったことですが震災から一年半にもなろうというのにいまだにこんな状態にあるところがあるという現実を少しでも知っていただきたくアップさせていただきました。
さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。
本日の七夕に際し、一日でも早く山元町はじめ全国の震災からの復興を願います。