10月18日 京都はいい天気でした。
そして こやぶん ドキドキの… 黒豆さんの尿検査の日です。
黒豆さんに思う存分 放水してもらう為に― T動物病院まで散歩
ただし… 片道○㎞の、散歩というより マラソン散歩ですね
鴨川で 黒豆さんの放水タンクが空になるぐらいに頑張ってきましたが…
T動物病院で実施される 赤ペン獣医(?)T院長先生による評価は
前回より 悪化しておりました
バイトリル錠からオーグメンチン錠を変更した影響か?
細菌感受性検査では オーグメンチンに効果有りと確認できたからの判断だったので…
赤ペン獣医T院長先生も首を傾げ???
こやぶん自身んも
黒豆さんの散歩時に放水される量が何処となく… ? って思っていたので、
尿検査の数値を見て 納得した次第。
突然ですが…
こやぶんは ふと思う、尿路感染とは一体何ぞやと?
(他称)鉄道ヲタクの血が騒ぐ… ?
時間をかけて じっくり考察してみると、それはそれは化学な世界だった。
化学を専門に勉強した訳ではない― こやぶんなりに理解した内容で説明してみると?
※多少の間違いは見逃してね
尿は98%の水分と2%の尿素と微量のミネラルからできています。
尿路感染とは―
(大袈裟だけど) たった2%の尿素の変化によって引き起こします
ヒトも わんこも― 生きる為に必要な窒素を、タンパク質等の窒素化合物取り入れます。
窒素化合物から必要なモノだけを取出した後― ゴミとしてアンモニアとなります。
だけど ヒトもわんこもアンモニアは有害なので、
体内の化学工場―肝臓の機能(尿素回路)などで、無害の尿素に再処理した上で
弱酸性のシ○コとして排出する仕組みとなっています。
ここまでは 健康な泌尿器のお話。
現在の黒豆さんの尿は― pH8.5、立派にアルカリに傾いています。
※pHって 今どきはピーエッチ(英語)って云うらしい… こやぶん的にはペーハー(独語)の世代
尿がアルカリ性になっている状態=泌尿器に異常を示すサインで、
膀胱に溜まった尿の成分に変化が… (化学式で表すと こんなカンジ?)
(NH2)2CO + H2O →(触媒)→ CO2 + 2 NH3
尿素 + 水 →(触媒)→ 二酸化炭素 + アンモニア
肝臓(尿素回路)で安全に排出できる様にしたシッコ(水分+尿素+α)を、
放水する機能(尿路・膀胱)の場で、何らかの要素が作用して…
(やらなくても良いのに)尿素を分解して― 有害なアンモニアと二酸化炭素に変化... 。
アンモアニが水にとけたら… アルカリ性 って習いましたよね?
つまり 泌尿器ら周辺に大量の有害なアンモニアが存在していますよ って事になる。
でもですね… なぜ尿素がアンモニアと二酸化炭素に変化するのか?
それは 遠~ぃ 昔 化学の授業で学んだ 触媒 。
※それ自身は変化せず、
他の物質の化学反応の仲立ちとなり反応の速度を速めたり遅らせたりする物質。
尿路感染の場合― 諸悪の源
土壌やヒトもわんこも大腸内に潜むプロテウス属(真正細菌)が作り出す酵素、
ウレアーゼが水分と反応し(加水分解)、有難迷惑なアンモニアと二酸化炭素に分解。
ちなみに― 日本人の約半数の胃に(飼いたくもないのに)居つくピロリ菌、
胃酸に耐える為に 菌の周囲を高いアルカリ性のアンモニアを発生させるウレアーゼを産生、
このピロリ菌が発生させるアンモニアが胃粘膜の障害(胃潰瘍や胃炎)として、現れます。
どちらにしても… ウレアーゼは厄介者である事は、確かなようです。
さて、ピロリ菌、ひと昔前は井戸水などの経口感染経路などが考えらていたらしいけど…
尿路感染の場合は どこから(勝手に)細菌が侵入してきたか? 疑問が浮かびます。
放水タンク(膀胱)や放水ホース(尿道)内のシ○コ、健康ならば― 無菌に近い状態。
だけど シ○コにアルカリの気があるならば― 細菌感染はしている事になる。
有力な説は…
オッサンとオバサンの体の構造=肛門と尿道の距離が関係しているのではないかと。
また 豆さん達は外派トイレ。
シ○コ&ウ○チの体勢― 地面すれすれの位置での排出なもので…
土壌にもいる菌で体内に侵入してしまう事も、こやぶん的にはあり得るかなぁ~ 思う。
尿路感染とセットで、一喜一憂してしまうのが… ストルバイト結晶
ハインリッヒ・ゴットフリード・フォン・シトルーフェ
※地理学/地質学者・Heinrich Christian Gottfried von Struve (1772-1851)から由来。
ちなみにストルバイトはリン酸塩鉱物の一種で天然鉱物(&記念切手もあるよ)、
どのような使用用途でなのか、こやぶん 詳しくは知りません。
ただ リンと云えば、農業の欠かせない化学肥料の材料なのでね… ???
わんこのストルバイト結晶の形成される原因についてはいまだに不明な点も多いけれど…
このようなメカニズムではないかと 考えられています。
①膀胱炎や尿道炎などの尿路感染 → 尿が細菌によってアルカリ性に変化。
②尿内の老廃物(カルシウム,マグネシウム,リンなどのミネラル)尿中のタンパク質などと結合―
健康なシ○コ → 弱酸性の尿に溶解され そのまま排出されます。
尿路感染なシ○コ → アルカリ性の尿は、結合物が尿中に溶解できない。
③排泄できない結合物=ストルバイト結晶(リン酸アンモニウム・マグネシウム)となり、
さらに結晶が集まって結石と(勝手に)進化するそうです。
※無菌性ストルバイトの場合は 発生メカニズムが謎とされています(猫が好発)。
こんなカンジで調べていたら…
黒豆さんもお世話になるであろう療法食のことも、少々理解できた(気がする)こやぶん。
(療法食はまた次回に)
それにしても…
書いてるこやぶんが云うのもなんだけど― ヲタクな内容だと つくづく思う(笑って ごまかすのさ)
そして こやぶん ドキドキの… 黒豆さんの尿検査の日です。
黒豆さんに思う存分 放水してもらう為に― T動物病院まで散歩
ただし… 片道○㎞の、散歩というより マラソン散歩ですね
鴨川で 黒豆さんの放水タンクが空になるぐらいに頑張ってきましたが…
T動物病院で実施される 赤ペン獣医(?)T院長先生による評価は
前回より 悪化しておりました
バイトリル錠からオーグメンチン錠を変更した影響か?
細菌感受性検査では オーグメンチンに効果有りと確認できたからの判断だったので…
赤ペン獣医T院長先生も首を傾げ???
こやぶん自身んも
黒豆さんの散歩時に放水される量が何処となく… ? って思っていたので、
尿検査の数値を見て 納得した次第。
突然ですが…
こやぶんは ふと思う、尿路感染とは一体何ぞやと?
(他称)鉄道ヲタクの血が騒ぐ… ?
時間をかけて じっくり考察してみると、それはそれは化学な世界だった。
化学を専門に勉強した訳ではない― こやぶんなりに理解した内容で説明してみると?
※多少の間違いは見逃してね
尿は98%の水分と2%の尿素と微量のミネラルからできています。
尿路感染とは―
(大袈裟だけど) たった2%の尿素の変化によって引き起こします
ヒトも わんこも― 生きる為に必要な窒素を、タンパク質等の窒素化合物取り入れます。
窒素化合物から必要なモノだけを取出した後― ゴミとしてアンモニアとなります。
だけど ヒトもわんこもアンモニアは有害なので、
体内の化学工場―肝臓の機能(尿素回路)などで、無害の尿素に再処理した上で
弱酸性のシ○コとして排出する仕組みとなっています。
ここまでは 健康な泌尿器のお話。
現在の黒豆さんの尿は― pH8.5、立派にアルカリに傾いています。
※pHって 今どきはピーエッチ(英語)って云うらしい… こやぶん的にはペーハー(独語)の世代
尿がアルカリ性になっている状態=泌尿器に異常を示すサインで、
膀胱に溜まった尿の成分に変化が… (化学式で表すと こんなカンジ?)
(NH2)2CO + H2O →(触媒)→ CO2 + 2 NH3
尿素 + 水 →(触媒)→ 二酸化炭素 + アンモニア
肝臓(尿素回路)で安全に排出できる様にしたシッコ(水分+尿素+α)を、
放水する機能(尿路・膀胱)の場で、何らかの要素が作用して…
(やらなくても良いのに)尿素を分解して― 有害なアンモニアと二酸化炭素に変化... 。
アンモアニが水にとけたら… アルカリ性 って習いましたよね?
つまり 泌尿器ら周辺に大量の有害なアンモニアが存在していますよ って事になる。
でもですね… なぜ尿素がアンモニアと二酸化炭素に変化するのか?
それは 遠~ぃ 昔 化学の授業で学んだ 触媒 。
※それ自身は変化せず、
他の物質の化学反応の仲立ちとなり反応の速度を速めたり遅らせたりする物質。
尿路感染の場合― 諸悪の源
土壌やヒトもわんこも大腸内に潜むプロテウス属(真正細菌)が作り出す酵素、
ウレアーゼが水分と反応し(加水分解)、有難迷惑なアンモニアと二酸化炭素に分解。
ちなみに― 日本人の約半数の胃に(飼いたくもないのに)居つくピロリ菌、
胃酸に耐える為に 菌の周囲を高いアルカリ性のアンモニアを発生させるウレアーゼを産生、
このピロリ菌が発生させるアンモニアが胃粘膜の障害(胃潰瘍や胃炎)として、現れます。
どちらにしても… ウレアーゼは厄介者である事は、確かなようです。
さて、ピロリ菌、ひと昔前は井戸水などの経口感染経路などが考えらていたらしいけど…
尿路感染の場合は どこから(勝手に)細菌が侵入してきたか? 疑問が浮かびます。
放水タンク(膀胱)や放水ホース(尿道)内のシ○コ、健康ならば― 無菌に近い状態。
だけど シ○コにアルカリの気があるならば― 細菌感染はしている事になる。
有力な説は…
オッサンとオバサンの体の構造=肛門と尿道の距離が関係しているのではないかと。
また 豆さん達は外派トイレ。
シ○コ&ウ○チの体勢― 地面すれすれの位置での排出なもので…
土壌にもいる菌で体内に侵入してしまう事も、こやぶん的にはあり得るかなぁ~ 思う。
尿路感染とセットで、一喜一憂してしまうのが… ストルバイト結晶
ハインリッヒ・ゴットフリード・フォン・シトルーフェ
※地理学/地質学者・Heinrich Christian Gottfried von Struve (1772-1851)から由来。
ちなみにストルバイトはリン酸塩鉱物の一種で天然鉱物(&記念切手もあるよ)、
どのような使用用途でなのか、こやぶん 詳しくは知りません。
ただ リンと云えば、農業の欠かせない化学肥料の材料なのでね… ???
わんこのストルバイト結晶の形成される原因についてはいまだに不明な点も多いけれど…
このようなメカニズムではないかと 考えられています。
①膀胱炎や尿道炎などの尿路感染 → 尿が細菌によってアルカリ性に変化。
②尿内の老廃物(カルシウム,マグネシウム,リンなどのミネラル)尿中のタンパク質などと結合―
健康なシ○コ → 弱酸性の尿に溶解され そのまま排出されます。
尿路感染なシ○コ → アルカリ性の尿は、結合物が尿中に溶解できない。
③排泄できない結合物=ストルバイト結晶(リン酸アンモニウム・マグネシウム)となり、
さらに結晶が集まって結石と(勝手に)進化するそうです。
※無菌性ストルバイトの場合は 発生メカニズムが謎とされています(猫が好発)。
こんなカンジで調べていたら…
黒豆さんもお世話になるであろう療法食のことも、少々理解できた(気がする)こやぶん。
(療法食はまた次回に)
それにしても…
書いてるこやぶんが云うのもなんだけど― ヲタクな内容だと つくづく思う(笑って ごまかすのさ)
《赤ペン獣医T院長先生》赤ペン握ってる姿が目に浮かびます。
弥生の10/23結果は尿比重1.028 ph6.0 たん白質± 沈渣+白血球↑
オ-グメンチン錠(顆粒が無くなり残念)日一錠を二錠に戻し、近いうちに培養検査結果を伺いに行きます。弥生の場合は↓でも↑でも食欲も有り機嫌よくしてくれているので良しとしていますが、尿路感染はホントひつっこいですネ。
黒豆さんは 今週中頃から”療法食”に切り替えて
様子見になります。
(アレルギー持ち仕様のpHコントロールなので、お取り寄せ…)
ただ 食事制限に 黒豆さんは相当ヘソを曲げて、
頭を悩ます こやぶんであります。