3日間の旅の最終日の昨夜、帰宅途中の電車の中に
うっかり手提げバッグを置き忘れてしまった。
無人駅で降りて、遮断機の向こう側の電車が目の前を通り過ぎていく時に
手提げバッグを持っていないことに気が付いた。
さて、どうしたものか???
薄暗い道の途中では埒があかない と急いで帰宅。
ネットでJR西日本の落し物係を調べてみると、
忘れ物チャットサービスの24時間受付が、2018年5月24日にスタートしたとのことで、
早速、落し物情報の入力開始。
疲れた目で、スマホのそれに入力を始めてみた。
質問形式で作られていたそのサービスは、
チャットボットが尋ねる質問に、チャットタブの選択肢を選んでタッチするだけシステム。
①氏名と電話番号の手入力
①どこの駅から何時に乗車したか
①どこの駅で何時に下車したか
①何両目のどのあたりに乗っていたか
①忘れ物は何か
私の忘れ物は手提げバッグだったので
①忘れ物の色や素材はなにか
①ブランド名はなにか
①中には何が入っているか手入力欄に記載を
①個人を特定できるものは入っているか
①その他 特徴などがあれば手入力をしてください欄があり 詳細を入力。
など送信。
一旦届け出をしたので、あとは連絡を待つのみ
と、早々に就寝した。
今朝9時前頃に一本の電話がかかってきた。
それは、私が下車した一つ手前の隣駅の職員からだった。
「お客様のお荷物を預かっていますので、身分証明書を持参のうえ受け取りに来てください」
まさか隣駅の人から電話がくるとは思っていなかったのでビックリ。
ローカル線ではあるが、こんなに早く見つかるとも思っていなかったのでビックリしたが、
急ぎ車で引き取りに向かった。
窓口に行くと、私が出した忘れ物届けのプリントアウト用紙を持った職員が対応してくれた。
受取票に記載し、免許証を提示して、無事忘れ物は私の所へ戻ってきた。
どなたがここまで届けてくださったのか と聞いたら
名前は分からないが、私が降りた駅の一つ先の駅で降りた男性が
昨夜のうちにこの駅まで届けてくれた。とのことだった。
拠点駅広島駅の忘れ物センターまで引き取りに行く気でいたので、
日曜日の20時ころ、わざわざ二つ駅まで戻って、
私の忘れた手提げバッグを届けてくれていた親切なその方に
心から感謝。
やっぱり日本人は素晴らしい民族であり、田舎に住んでいる人は更に素晴らしい人
が多いのだと心から思った一日だった。
今後は、人手を煩わせるような列車内忘れ物はしない。
特に新幹線などの遠距離輸送の車内には絶対忘れ物はしない。
よ!