今日は三十ン回目の誕生日である。
2月16日が誕生日といえば、世界一のKYとして名を馳せている金正日はじめ、
高倉健、多岐川裕美、オダギリジョーなど、ビッグネームが名を連ねているが
私クロス豚も、この3年で不注意でのバスレーン走行や警察官の誤認による
取り締まりへの徹底抗戦など、関わりたくもない部分で関わりたくもないところに
関わらざるを得なかったので、警視庁的には、それなりの存在感があるネームに
なるのかもしれない。
届けられた免許更新の通知はがきを見ると、警視庁として免許更新の機会に
しっかりとイジメ(言い聞かせ)たいらしく、運転免許証更新手続きの講習区分は
「違反」にされていた。
確定した違反はバスレーン通行だけなので、本来の受講区分は「一般」のはずだ。
刑事手続きで検察が事情聴取をする気にもならなかったような、
いい加減な取締りまで、警察の独断で行政処分を課しやがるとは…
言いたいことも多々あれど、自分のために安全意識を確認しておくのも
いい事だろう。よい方に考え直して、きのう江東運転免許試験場へ行ってきた。
朝10時15分に試験場に到着、更新受付窓口にはがきと免許証を提出すると、
「数字4桁の暗証番号を決めて」と言われた。
何でも免許証がICチップ内蔵になり、本籍が印刷されなくなるそうで、
いつも財布に免許証とICOCA(SUICAの西日本版)を一緒に入れているので
改札でICOCAが認識されなくならないか、少し気になったがイヤだと言える
ものでもないので、暗証番号を記入して出納窓口で一番高い更新料を
支払った。
お前何様!と言いたくなるような、不快な命令口調の担当者が多い窓口を
30分かけて回り、最後に講習会場の脇の窓口でテキストを受け取る。
違反区分の更新料が高いのは、これら毎度毎度、更新のたびに買わされる
本のためではないかと思う。
警察の外郭団体の売り上げになぞ、ぼくは貢献したくはないのだが、
法律を勉強してるんだから、最新の交通法令の改正点を知っておくのも
いいかも…と、今はいい方に捉えよう。
講習会場には一番乗り。
一番後ろに席を取り、待ち時間用に持ってきた刑法のテキストを読むうちに
満席となり、11時20分から「違反」区分講習は始まった。
受講者の不機嫌に直接向かい合わなければならない講師は、
気苦労もさぞ多かろう。言葉をかなり選んでいたのが印象的だった。
講習の半ばに上映されたビデオは東映製作、里見浩太朗が出ており、
飲酒運転でひき逃げ事故を起こした家族の悲劇を描いたものだった。
違反者講習で見せるべきテーマとしては適切だと思うが、その作りは
残念ながら”お粗末”なものだった。
たとえば、被害者の子供たちが祖母に連れられて歩いていて事故に遭ったはず
なのに、当の祖母も被害者の父母と一緒になって、「せめて逃げずに救急車を
呼んでくれていたら」と加害者の奥さんを責めるところ。
一緒にいた祖母は、なぜ救急車を呼ばなかった(呼べなかった?)のだろうか。
また、危険運転致死傷罪をなぜ適用できたのか、疑問が残った。
だって、事故発生数時間後に被疑者を検挙できた福岡の飲酒追突事件でも
裁判所(第一審)は、危険運転致死傷罪の適用をしなかったのに、
2日後に自首してきた加害者に、裁判所が懲役5年で適用したという設定は、
おかしくないだろうか。
適用するために求められる、加害者の状態(アルコールの影響)を検察は
どのように立証したのだろうか。
懲役5年が妥当な量刑なら、自動車運転過失致死傷罪の適用こそ、
現実味があるのでは…
社会的な関心が高く、運転者全てに啓発することが必要なテーマだけに、
リアリティーある設定でもっと緻密に作ってほしいと思う。
個人的かつ無駄な感想はさておき、日常の運転でマヒしてくる安全意識を
再確認する意味では有意義な時間だったと思う。
ただし、もう少し短い講習時間にして、その代わりもっと厳しくしても
いいのではないかと。(机にうつぶせて寝ている人がとても多かった)
受講印をもらって、ようやく新しい免許の交付を受けた。
悪い意味での”お役人”が多い試験場での、トータル3時間の更新手続きは
やっぱり疲れる。
安全運転の徹底はもちろん、違反をしないよう気をつけて、
次こそはゴールド、地元で更新―と行きたいものだ。
2月16日が誕生日といえば、世界一のKYとして名を馳せている金正日はじめ、
高倉健、多岐川裕美、オダギリジョーなど、ビッグネームが名を連ねているが
私クロス豚も、この3年で不注意でのバスレーン走行や警察官の誤認による
取り締まりへの徹底抗戦など、関わりたくもない部分で関わりたくもないところに
関わらざるを得なかったので、警視庁的には、それなりの存在感があるネームに
なるのかもしれない。
届けられた免許更新の通知はがきを見ると、警視庁として免許更新の機会に
しっかりとイジメ(言い聞かせ)たいらしく、運転免許証更新手続きの講習区分は
「違反」にされていた。
確定した違反はバスレーン通行だけなので、本来の受講区分は「一般」のはずだ。
刑事手続きで検察が事情聴取をする気にもならなかったような、
いい加減な取締りまで、警察の独断で行政処分を課しやがるとは…
言いたいことも多々あれど、自分のために安全意識を確認しておくのも
いい事だろう。よい方に考え直して、きのう江東運転免許試験場へ行ってきた。
朝10時15分に試験場に到着、更新受付窓口にはがきと免許証を提出すると、
「数字4桁の暗証番号を決めて」と言われた。
何でも免許証がICチップ内蔵になり、本籍が印刷されなくなるそうで、
いつも財布に免許証とICOCA(SUICAの西日本版)を一緒に入れているので
改札でICOCAが認識されなくならないか、少し気になったがイヤだと言える
ものでもないので、暗証番号を記入して出納窓口で一番高い更新料を
支払った。
お前何様!と言いたくなるような、不快な命令口調の担当者が多い窓口を
30分かけて回り、最後に講習会場の脇の窓口でテキストを受け取る。
違反区分の更新料が高いのは、これら毎度毎度、更新のたびに買わされる
本のためではないかと思う。
警察の外郭団体の売り上げになぞ、ぼくは貢献したくはないのだが、
法律を勉強してるんだから、最新の交通法令の改正点を知っておくのも
いいかも…と、今はいい方に捉えよう。
講習会場には一番乗り。
一番後ろに席を取り、待ち時間用に持ってきた刑法のテキストを読むうちに
満席となり、11時20分から「違反」区分講習は始まった。
受講者の不機嫌に直接向かい合わなければならない講師は、
気苦労もさぞ多かろう。言葉をかなり選んでいたのが印象的だった。
講習の半ばに上映されたビデオは東映製作、里見浩太朗が出ており、
飲酒運転でひき逃げ事故を起こした家族の悲劇を描いたものだった。
違反者講習で見せるべきテーマとしては適切だと思うが、その作りは
残念ながら”お粗末”なものだった。
たとえば、被害者の子供たちが祖母に連れられて歩いていて事故に遭ったはず
なのに、当の祖母も被害者の父母と一緒になって、「せめて逃げずに救急車を
呼んでくれていたら」と加害者の奥さんを責めるところ。
一緒にいた祖母は、なぜ救急車を呼ばなかった(呼べなかった?)のだろうか。
また、危険運転致死傷罪をなぜ適用できたのか、疑問が残った。
だって、事故発生数時間後に被疑者を検挙できた福岡の飲酒追突事件でも
裁判所(第一審)は、危険運転致死傷罪の適用をしなかったのに、
2日後に自首してきた加害者に、裁判所が懲役5年で適用したという設定は、
おかしくないだろうか。
適用するために求められる、加害者の状態(アルコールの影響)を検察は
どのように立証したのだろうか。
懲役5年が妥当な量刑なら、自動車運転過失致死傷罪の適用こそ、
現実味があるのでは…
社会的な関心が高く、運転者全てに啓発することが必要なテーマだけに、
リアリティーある設定でもっと緻密に作ってほしいと思う。
個人的かつ無駄な感想はさておき、日常の運転でマヒしてくる安全意識を
再確認する意味では有意義な時間だったと思う。
ただし、もう少し短い講習時間にして、その代わりもっと厳しくしても
いいのではないかと。(机にうつぶせて寝ている人がとても多かった)
受講印をもらって、ようやく新しい免許の交付を受けた。
悪い意味での”お役人”が多い試験場での、トータル3時間の更新手続きは
やっぱり疲れる。
安全運転の徹底はもちろん、違反をしないよう気をつけて、
次こそはゴールド、地元で更新―と行きたいものだ。