残尿ゼロの生活~自己導尿の日記~

脊損生活36年。53歳になって用手排尿から自己導尿へ緊急スイッチ。落ち着くまでの記録を書きます。

職場のトイレで自己導尿

2012-05-01 | 日記
 まず写真です。


日曜日にJ会病院で渡されたセット
潤滑ジェルのチューブは新品でしたが、外出用に小分けした後の写真です。



月曜日に近くのイオンで半日かけて揃えた「お出かけセット」
ちょっとカッコいいでしょ。タッパー上のガラス瓶がアルコール。右のチューブが潤滑ジェル。上のボトルが中性洗剤です。このままの状態でケースに入れてます。車いすの後ろのポケットにぴったりです。



洗ったカテーテル(以下「カテ」とします)はくるっと巻いて…


 さて、今日は初めて職場のトイレで自己導尿しました。
 座る位置を決めるのに少し手間取りましたが、なんとかなりました。ズボンをどうしようか悩みました。結果、まだ不慣れなので片足だけ全部脱ぎました。右足だけ靴を脱いでズボン、パンツも脱いで、再び靴だけ履きました。
 あとは習った手順どおり。血尿以外は特に問題なし。もう膀胱炎の血尿じゃないと思うんだよね。入れ方が悪い?あるいはカテが太すぎる?
 
 時間的にはちょうど20分かかりました。今までは一回につき10~15分。お腹の調子が悪かったりするともっとかかっていました。1時間から2時間置きに行っていましたから1日(職場で)4~6回ですね。
 導尿すれば残尿がほぼゼロになりますから、尿意をもよおすまでの時間は相当長くなりました。それでも日中最低でも2回、できれば3回行った方が良いみたいです。

 一日の尿量は1200~1500ccが望ましいらしいです。で、一回の尿量は300cc程度が良いらしいです。計算すると一日に4~5回ですね。…ネット情報ですけどね。
 自宅で朝一回、職場で午前、午後に各1回、帰ってきてから1回、寝る前に1回で5回ですね。 
 中途半端な尿意があるので、トイレに行くタイミングが難しいです。時間だけで行ってもあまり出なかったらイヤだし…。尿量を量れば、どの程度の尿意で行けばどれくらいの量が出るのかわかるんだろうけどね。

 職場以外の外出先でのトイレも考えないと。
 いつも行くイオンの身障用トイレは、便器と手洗いが離れています。使ったカテを洗うのがちょっと大変かな。
 トイレによっては壁から離れていたりするところもあるので、そうなると壁に寄りかかれない。やっぱり車いすに乗ったままで導尿するスタイルを模索すべきだろうか。車いすだと、身体は保持されるからズボンも脱がなくて済むかもしれない。その場合は、便器までは距離があるから、別の容器にすることも考えないと。ペットボトルを使っている人のブログも見ました。

 昼食後のクラビット、忘れてしまった…。一番大切なところなのに。夜になって気付いて、慌てて飲みました。24時間ごとなので、まあ許される範囲でしょう。血中濃度も上がってる事だろうし。

 ということで、職場での自己導尿、なんとかクリアです。
 もう少し慣れたら、車いすに乗ったままの自己導尿にもチャレンジしてみたいと思います。

 8日にはIクリニックで検査です。それまで無事にいけますように!