巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

Bリーグ開幕間近

2016-09-20 20:52:59 | その他スポーツ
9月22日、バスケットボールのプロリーグであるBリーグが開幕します。
開幕戦は地上波のフジテレビで生中継されることもあって、宣伝にも力が入っています。
日曜日の「サザエさん」には登場人物がバスケを体験するために体育館に行った場面があったらしいです。

他にも月曜日の「SMAP×SMAP」にはリーグのスペシャルブースターを務める広瀬アリス・すず姉妹が出演し、SMAPとフリースロー対決をしたり、23時からはバスケを題材としたドラマが3日連続で放送されます。

ようやくプロリーグがスタートするバスケ界ですが、ここまで来るには紆余曲折ありました。
もともとバスケのプロ化は93年頃から話が出ていました。この年サッカーのJリーグが開幕しそれに触発されたこともありますが、漫画「スラムダンク」の影響でバスケ人気は高まっていましたし、何より火をつけたのが前年のバルセロナオリンピックでの「ドリームチーム」の誕生で、これにより空前のNBAブームが起きます。

とはいえバスケのプロ化に異を唱える人もいて、ついにはリーグは2つに分裂します。
その結果、日本のバスケは国際試合から締め出しを受ける羽目になりました。なんら関係のない女子バスケまでも。

リーグ統一化を果たすべく白羽の矢が立てられたのが川渕三郎氏です。初代チェアマンとしてJリーグを成功に導いた手腕が評価されたのです。リーグ統一化への道のりの詳細はここでは省きますが、ようやくこぎつけた開幕です。

もともとバスケットボールは競技人口の多いスポーツです。
男女ともにやれるし、5人という少ない人数でプレーできます。野球はやったことがない人でもバスケは学校の体育で経験した人がほとんどでしょう。

バスケの魅力は短い時間でもプレーしたかなり運動した気になるところでしょうか?
5対5で15分も試合をすればかなりの運動量を要しますし、点もそれなりに入ります。
サッカーだと15分では得点がゼロの可能性が大です。
また野球だと15分では、まだ1度も打席に入っていない可能性もあるのです。
短い時間でも楽しめるのがバスケです。

競技人口は多い割には、あまりマスコミ取り上げられることのなかったバスケットボールですが、Bリーグ開幕を機に人気がでてほしいものです。
私は2年ほど前に千葉ジェッツと田臥勇太が所属するリンクス栃木の試合を見にいったことがあります。確かに本場のNBAと比べればかなり実力は劣ります。それでも180~190センチ、外国人だと2m近い大男が走り回るのを見るのはなかなか楽しいです。皆さんも一度、会場に足を運んでほしいと思います。

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野球がオリンピックで復活も喜べない訳

2016-09-08 22:51:48 | 野球
2020年の東京オリンピックで野球・ソフトボールが正式種目に復帰することが決まりました。(ずいぶん前の話ですが…)

球界は盛り上がっているようですが、私は素直に喜んでいないし、むしろ復帰することには否定的です。

皆さんはご存知でしょうか?
野球・ソフトボールの東京オリンピックでの出場国数を…。

正解はたったの「6」です。

五輪憲章では団体競技は8以上12未満としているにも関わらずです。つまり参加国の半分はメダル獲得ということになります。「参加国がたったの6では大会の権威が損なわれる」という意見も出ています。そして参加国数「6」という事実はあまり世に知られていません。私も読売新聞の社説を読んで知りました。都合の悪い情報はなるべく公開しないということなのでしょう。

ではなぜ参加国数はわずか「6」なのでしょうか?

追加競技は東京五輪から取り入れられる仕組みだ。五輪への立候補都市が減っていることに危機感を抱いた国際オリンピック委員会(IOC)が、開催都市に与えられるメリットとして導入された。開催都市は実施したい競技・種目を提案できるが、その総選手数は500人と条件がつく。

野球は1チーム24人、ソフトボールは15人。五輪憲章に沿って8チームずつだと計312人になり、これに空手を加えると400人近くになる計算だ。

どうしても野球・ソフトボールを復活させたかった組織委は、IOCの意向を汲んで、若者に人気があり、テレビ映えするスケートボード、サーフィン、スポーツクライミングも提案。野球とソフトボールのチーム数を6に減らして、これら3競技の選手数の枠を確保した形だ。

(記事を引用しました)

これを読むと、野球はいわゆる「開催国枠」みたいなもので、東京五輪後は再び廃止になる可能性があります。そのように中途半端に復活しても意味があるとは思えません。

東京五輪では期間中、日本のプロ野球は中断することが既定路線ですが、メジャーリーグは中断しないでしょう。(ちなみにバスケが毎回NBAのオールスターを派遣できるのは、オリンピック期間中はオフシーズンのためです)
参加国数がわずか「6」、メジャー不参加の大会など、世界最高峰の大会とはとても言えません。

それならば2006年に第1回大会が行われたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)をより魅力的な大会にするほうが先決です。この大会には、まだまだ課題が山積みですからね。選手の派遣に非協力的なチーム、出場しないように圧力をかけるチーム、決勝の舞台は相も変わらずアメリカなどなど。

そもそもオリンピックはアマチュアのもので、大金を稼ぐプロが参加するのはどうかと思います。
錦織選手も五輪での金メダルよりも、世界4大大会(全豪・全米・全仏・全英)の優勝を望んでいると思いますしね。

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広島を油断させる作戦を実行中?

2016-09-05 23:48:53 | 巨人
セ・リーグは広島カープの25年ぶりのリーグ優勝が間近です。最短で7日(水)。この日に優勝が決まれば巨人が1990年に記録したリーグ優勝最速達成日を1日更新することになります。まあそれは無理でも今週中には優勝は決まるでしょう。

広島は8月24日、巨人に勝ってマジック20を点灯させてからわずか11日で4まで減らしました。異例のハイペースです。というのもマジックの対象チームである巨人があまりにも弱く、25日以降の9試合で1勝8敗というダメっぷり。対する広島も7勝2敗と優勝へのプレッシャーは微塵も感じさせず、1日でマジックが「2」減ることは毎度のことでした。

普通はマジックが点滅すると、いわゆる「産みの苦しみ」を味わうものですが、このままあっさり決まりそうです。
巨人ファンの立場からすると、もう優勝の望みはないので、できるだけ早く決めてもらえればと思っています。

それは、このまま順調に優勝が決まれば、CSまでの間隔がとても長くなるからです。
第2ステージから登場する広島のCS初戦は10月12日です。1ヶ月も空くことになります。もちろん残り試合はあるでしょうが、所詮は消化試合で、緊張感を保てというのには無理があります。人間はそんなに完璧な生き物ではありません。感情がありますからね。巨人としてはそこに付け入る隙があるのではないかと思っています。

9月8日に優勝を決めた90年の巨人はどうであったか?
日本シリーズまで1ヶ月半も空いてしまった結果、西武に4連敗してしまいました。
長い空白は良い方向には進まないのです。

07年から始まったセのCSで、リーグ優勝しながら日本シリーズに進めなかったのは2度(07年、14年)あり、いずれも巨人が泣きを見ました。その絶望感、虚しさは味わったものでないとわかりません。そろそろこの絶望感を共有する仲間がほしいですね。それにこれだけ独走して優勝したチームが日本シリーズに出れないとなれば「CS廃止論」が巻き起こるに違いありません。

そのために、今の巨人は広島を油断させる作戦を実行中なのです。

というのは嘘ですが、まずはしっかり2位を確保してほしいです。まだ3位DeNAとは4ゲーム差あるので大丈夫だとは思いますが…。
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「戦場」に来ている感覚がない

2016-09-04 15:37:37 | サッカー
日本1-2UAE

2018年ロシアW杯出場をかけたアジア最終予選が始まりました。
その初戦、日本はホームで格下のUAEにまさかの敗戦を喫しました。W杯の出場国が32に増えたフランス大会(98年)以降、アジア最終予選で初戦黒星スタートのチームはすべて出場を逃していることもあり、翌日のスポーツ紙の1面には「0%」の文字が掲載されてました。とはいえ、このデーターは気にする必要はないと思います。可能性0%から巻き返した例は、いくらでもあります。昨シーズンのプレミアリーグにおけるレスターの優勝もそのようなものでしょう。

さて試合の細かい分析は他の方のブログに任せて、ここでは別の視点から日本の敗戦理由を述べたいと思います。

このUAE戦、NHKのBSでは試合の30分以上前から中継を始めていました。その際にスタンドの様子が時折、映ったのですがとても最終予選を前にした光景とは思えませんでした。とても長閑なのです。ホントにゆる~~~~~~い感じで、まるで映画の上映を待っているようでした。

W杯をかけた試合はそれこそ国と国との戦争です。もちろん「人を殺さない、傷つけない」戦争ではありますが、けっしてエンターテイメントではないのです。「我々は戦場に来ているんだ」という緊迫感をまるで感じませんでした。それは試合が始まってからでも同じで、相も変わらず同じチャントを繰り返すサポーターを辟易した思いで見ていました。相手のUAEの選手からすれば、日本のサポーターは何ら脅威になっていなかったでしょう。

06年のドイツ大会、10年の南アフリカ大会、14年のブラジル大会と日本は過去3大会、比較的楽に予選を突破しました。02年は自国開催で予選はなかったので、かれこれ20年近く予選の厳しさを知りません。そのツケが回ってきたのか、「W杯に出るのは当たり前」という風潮になってきました。これは日本のサッカーの進歩を表しているともいえますが…。

日本がW杯初出場を決めたのは98年のフランス大会でその予選は97年です。つまり今の20代は予選の厳しさを知らないことになります。UAE戦が行われた埼玉スタジアムの観衆の半分近くが「W杯出て当たり前世代」かもしれません。

そういったゆる~~~~~~い感じの人には、今回の敗戦はある意味、良い教訓になったのかもしれません。

私がSNSで交流のある浦和サポーターは、浦和の試合はゴール裏に行きますが、代表の試合ではゴール裏に行かなくなって久しいそうです。理由は「代表の試合だと、まるで有名人を見に来ているチャラついた輩が多くて、我慢ならない」そうです。

もう1度言いますが、W杯をかけた試合は人を殺さない、傷つけない、ルールのある戦争です。そしてその会場は戦場であるということ。今度のホームの試合では迫力あるサポートを望みます。ホームでキャーキャーやりたければ、バレーボールという素晴らしい競技があるじゃないですか。しかもこちらには本物の有名人(Sexy Zoneとか)が来ますよ。






コメント (2)
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