巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

火中の栗を拾った山本浩二を責めないでほしい

2013-03-01 20:26:39 | 野球
明日、2日に第3回WBCが開幕する。
日本の前途は決して良好とは言えない。打線が機能せず対外試合で広島&阪神の単独チームに完封負け。オーストラリア戦には連勝したものの、田中将大、前田健太のWエースの出来はあまり良くなかった。
さらに松井稼頭央が腰痛、長野も腰の張りを訴えただけでなく、ナント大黒柱の阿部までもが右ヒザの違和感で28日の巨人戦を欠場した。今日は通常の練習メニューをこなしたというが、明日(ブラジル戦)、明後日(中国戦)は欠場するかもしれない。無理をする相手でもないしね。幸い、控えの相川は好調のようだし。

今回のWBCに関しては国内の世論は「最低でも優勝、最高でも優勝」(YAWARAちゃんのパクリみたいだが…)という風潮で3連覇が至上命題のようになっている。
だがちょっと待ってほしい。06年も09年も決して楽勝で優勝したわけではない。特に06年は2次リーグでアメリカと韓国に敗れ、敗退濃厚になったが、アメリカがメキシコに負けたことで、準決勝進出が決まるというチョー幸運に恵まれるということもあった。そう、まさに「神風」が吹いたに過ぎないのだ。
実際、サッカーのW杯でも3連覇したチームはいないはずだ。

こうした、とてつもないプレッシャーのかかるチームの監督などは誰もが「引き受けてたくない」というのが人間の本心だろう。
勝てば英雄だが、負ければ犯罪者扱いになるからである。それは北京オリンピック後の星野バッシングで証明済み。
なので最初にオファーがあったとされる秋山・現ソフトバンク監督はかたくなに就任を固辞。恩師である王貞治氏の説得にも首を縦に振ることはなかった。(実際、代表と所属チームの掛け持ちは無理があるので理解はできる)

困ったNPBは山本浩二にオファーをした。かつてのミスター赤ヘルも66歳。同じ年の人は定年を迎え、年金生活を送り始める年。何も好き好んで「戦場」に駆りでなくてもいいが、「光栄なこと」と就任を受諾した。この事はもっと称賛されるべきであるし、日本の野球関係者・ファンはもっと感謝と尊敬の念を持たなければならない。

ゆえに、「なんで山本浩二なの。実績なんてないじゃん」とぼやいた野村克也ははっきりいって人間のクズである。確かにノムさんの野球理論はスゴイし、著書を読むと「野球ってこんなに奥が深いんだ」と感心させられるが、ひとりの人間としてどうなのよ?年齢的にも球界のご意見番的な立場なわけだから、エールを送らないと。

まあ、率直に言って、今回のWBC、優勝の確率は相当低いと思う。仮に結果が悪くても、これだけはお願いしたい。

火中の栗を拾った山本浩二を責めないでほしい

と。さて、結果はいかに。
個人的には、結果がどうあれ、ドミニカとの戦いが見たい。過去2大会は対戦がないからね。メジャーで化け物みたいな体して豪快に打つのってドミニカの選手が多いでしょ。そういう超パワフル野球と日本のスモールベースボールが戦ったらどうなるか?想像するだけでわくわくする。そのためにも2次ラウンドは突破してアメリカに行かないとね。応援するよ、侍ジャパン




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