月下に杯を重ね

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粟田口國家

2006-01-11 21:51:19 | 刀工
 文治年間、山城国京粟田口住。
 本国、大和添上群丹波市。藤氏林姓、弥九朗。
 國頼の子で、粟田口派の始祖。
 國家の六人の子
  粟田口國友(長男、後鳥羽上皇御番鍛冶の一人)
  粟田口久國(二男、後鳥羽上皇御番鍛冶の一人、大隅権守、日本鍛冶宗匠)
  粟田口國安(三男、後鳥羽上皇御番鍛冶の一人、山城守)
  粟田口國清(四男)
  粟田口有國(五男)
  粟田口國綱(六男)
 はいずれも名工揃いで後の粟田口派の盛行の礎となった。
 承元御番鍛冶の奉行といわれる。
 銘は「國家」