こおろ、こおろ

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船橋焚書事件の土橋悦子司書の著書と訳本

2005年07月24日 04時51分59秒 | Weblog
船橋焚書事件とは、このブログで4月12日にも書きましたが(こちら)平成13年8月、船橋私立西図書館に勤務していた土橋悦子司書が、廃棄基準を無視して渡部昇一さん、西尾幹二さん、井沢元彦さんなどの著書、計107冊を廃棄焼却処分した事件で、廃棄された著者らが提訴し、今月、最高裁で著者側勝訴の判決が言い渡されました。

この事件を起こした土橋悦子司書が自分の著書「ぬい針だんなとまち針おくさん」(\1,100)を35冊も船橋図書館に購入させていたとコメントを寄せてくださったので、少し調べてみたら、35冊どころではなかった事が判明しました。

それは、この事件を追及していた船橋市議会議員、中村実氏のサイト「みのるCLUB」で見つけました。

そこにはこうあります。

引用開始

土橋悦子著「ぬい針だんなとまち針おくさん」計35冊及び、
土橋悦子訳「メリーゴーランドがやってきた」計32冊の合計67冊は、
全額、私達の血税(公費)で購入されております。(寄贈ではありません)

引用終了

船橋市民も大変です。
廃棄した本も再購入しなきゃならないし、裁判で負けたから、それも税金から支払われるし。


確認の為に船橋市図書館の蔵書を検索したら、確かに土橋氏の著書は35冊でした。
内訳は自分の勤める西図書館にこそ1冊ですが、北図書館は10冊、東図書館は5冊、中央図書館は8冊、移動図書館は5冊、小室公民館は1冊、高根台公民館は2冊、海神公民館は2冊、薬円台公民館は1冊となっています。

そして、中村実市議のサイトにあったように、自分が訳した「メリーゴーランドがやってきた」(\1,530)という本も32冊購入されていました。
内訳は西図書館が4冊、北図書館が7冊、東図書館が8冊、中央図書館が5冊、移動図書館が8冊でした。

確かに中村実市議のサイトにあったとおり、67冊が登録されています。

そうしていたところ、土橋司書著書の本に寄贈の印が押してあったという新聞記事があったという連絡がありました。それは北図書館にある1冊で、市側は借りた人が紛失したため再購入した際に間違えて「寄贈」の印を押したという単純ミスだとしているそうです。

また、この時点では、著書の35冊についてしか報道されていないので、訳した本の押印がどうなっているのか、まだ確認は取れていません。


ちなみに近隣3市の図書館でも検索してみました。

「ぬい針だんなとまち針おくさん」:習志野市は1冊、市川市は1冊、八千代市は7冊。
「メリーゴーランドがやってきた」:習志野市は1冊、市川市は1冊、八千代市は6冊。

気になって、更に近県である埼玉県の川口市と、さいたま市も調べてみました。

「ぬい針だんなとまち針おくさん」:川口市は6冊、さいたま市は27冊。
「メリーゴーランドがやってきた」:川口市は9冊、さいたま市は15冊。


むむむ、市川市、習志野市は各1冊で十分と判断したのに、これはいったい??

恐るべし、土橋悦子!

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-08-31 09:55:07
な?サヨクだろ?
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