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日々学んでいること、考えていること、いろいろとね。

無垢な心

2007-06-09 23:49:18 | 日記
今日の授業で、
小学4年生の男の子と女の子の2人を見る
コマがあった。

男の子の方は規定のコマで、
普段は室長が見ているのだが
室長が忙しい時は私が担当。

女の子の方は振り替えのコマで、
今日は私がピンチヒッター。

小学生に90分みっちり授業はきついので、
いつもならある程度のやんちゃには付き合っていたのですが、
(むしろ子供は好きなので一緒に遊ぶのは楽しみ)
今日は普段なら組み合わさらない2人が一緒になっちゃったのがまずかった。
2人が仲良しなのも、今日に限って私が疲れていたのもまずかった。

やんちゃ×やんちゃでもはや授業不能に、
2人して

やどりぎのタネ~

とか

メガドレイン~


とか。


なぜポケモン!?しかも吸収されてるし!?((( ;゜Д゜)))


さらには

足が弱点よ!


なんて勝手な弱点をつくられひたすらまとわりつかれるはめに


私が


だあああああああ、もう、ちゃんとやんなさいщ(゜Д゜щ)


と反応するのが楽しいのか、更にやんちゃは加速。


本当ならこんなことで怒りたくはありません。

自分自身が小学生だったことを顧みれば、
遊びはとても大きなウエイトを占めていたし、
勉強しろいったところでやりませんでした。


でも私は先生で彼らは生徒。

一緒に遊んであげたいですが、
授業が進みませんでしたなんてことにはできないので、


怒った。


言葉ではなく態度で怒った。


すると、今までとの対応の違いに、
さすがにその変化を感じ取ったのか、
やっと授業が成立。


内心ごめんね、とつぶやきつつ授業を進めていると、


男の子の方が(どちらかというと、こちらが元凶)



「先生ごめんね、困らせちゃったから僕で遊んでいいよ」



と謝ってくるではないですか!



怒られたから謝るなんてなかなかできないものです。

それどころか、なんだあいつ、
と、逆切れする子も少なくないと思います。

自分自身も、誰かに怒られたり注意されたりしたら
どうしてもむしゃくしゃします。 


その男の子がきちんとごめんを言えたことに加えて、
もう遊んでもらえないと思ったのか、さりげな~く遊んでほしいことを
アピールしてきているのです。



これがどうして感動せずにいられるものですか・゜・(ノД`)・゜


思わず遊んでやりたくなりましたが、今日は授業しました。
しかも少し延長、なんせ怒るまでほんとにひどかったですから。

また今度、授業の時間外にたっぷり遊んであげたいなと思うのと同時に、
怒らざるを得なくなった、自分の講師としての未熟さを痛感しました。


塾講師のアルバイトは大変ですが、
人と接していろいろ感じることができるのが楽しいです。


人間的に成長して、もっとみんなの頼れる先生になりたいな


な~んて柄にもなく、まじめな物思いに耽った今日この頃でした


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