坪井慶介がV弾を決める瞬間の画像だ。
昨日行われた2015ナビスコカップ予選第一試合、ベルマーレがヴァンフォーレ甲府をホームに迎えた一戦。カップ戦と言う事もあってか、メンバーを前節から8名を替え、坪井慶介はキャップテンマークを巻いてスタメン出場でセンターバックに入った。
13年間浦和レッズ一筋で日本代表でも戦った百戦錬磨の男は35歳になった今でもその輝きは変わっていないように見えた。
一対一の対応、ラインコントロール、後ろからの指示など安定感があり正に「守りのきわめびと」の様にみえ、存在感抜群。
その男が、この試合の71分にV弾を決めたのだ。
それまでの試合の流れは見ていて楽しくない展開。楽しくなったのは永木亮太が投入された58分過ぎから。ボールと選手の動きに連動性ができて攻撃に弾みがつくようになってきた。それから得たこの試合初めてのCK。
ツボはペナルティエリア内に入ってきた。蹴るのは亮太。その瞬間、ツボは相手DFを振り払ってファーサイドからニアサイドに出てくる。するとボールがぴったしツボの頭で捉え後ろ向きに流してゴールを決めた。
素晴らしきV弾であった。
ツボの控え目なガッツポーズだ。
9歳下の亮太も12歳下の三竿も兄貴的存在のゴールを喜んだ。
勿論、この日のMOM(マンオブザマッチ)に。
この笑顔もコメントも素晴らしかった。
落ち着きのある仕草からはベテランの風格を感じ、
発する言葉や態度からは全ての人から好まれる男だと思う。
自身の12年ぶり2本目のゴールが移籍後初のV弾となった訳である。
ツボのこれからの益々の成長と湘南での健闘を期待し、
「疾風慶走」を応援します。
次の仙台戦も頼むぞ~