歩き日記

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高原町記紀の道(3/3)霧島東神社・御池皇子港

2012年12月10日 | Weblog
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 「高原町記紀の道」は、「西都市記紀の道」に準えて勝手に命名しました。「西都市記紀の道」に比較し、「高原町記紀の道」は、町のHPに詳しいマップはないし、道標はないし、「神武の町」と掲げる町にしては、内容がお粗末で、物足りなさを感じました。その点、「西都市記紀の道」は、一流で、マップも充実しており、道標もあり、素晴らしいコースでした。

 天気も良くなり、歩くことが、ようやくできました。コースは、御池駐車場から、霧島東神社、御池湖畔半周歩きです。距離で約5.7kmです。14時10分、駐車場から、国道223号を高原方面に歩き、直ぐ、標識に従い、左折します。森の中の広い町道を快適に歩きます。森の中の町道、大好きな道路のひとつで、爽快な気分で歩けます。空気が美味しい!

 振り返るとレットさんが、トコトコ歩いてきます。「可愛い」と、抱きしめてやりました。可愛くいじらしいのです。レットさんのペースに合わせ、ゆっくり歩きます。装備は、万全に、の、ある人の言葉を思い出し、傘持参のウォークです。

 ほぼ平坦な道路を歩くと、分岐につきます。右は、御池ですので、ここは左にコースをとり、霧島東神社を目指します。

 舗装道路は下りから、登りに変化します。登りは急坂です。このコースは、九州自然歩道ですので、ポイントに道標が設置されています。急坂を登り切ると、広い駐車場にでます。そこを直進し、社務所横を歩きます。御池が一望できる、展望台で、レットさんを撮影。モデル気分で、ポーズに応じてくれる、素晴らしいレットさんです。

 展望台から、石段を登ると、霧島東神社に着きます。左折で高千穂峰登山口です。森閑とした中の、霧島東神社、荘厳です。

 霧島東神社は、天孫ニニギノミコトが降臨された際、初めて祖先の神々を祀ったところと、伝えられています。古くから皇室や、島津家の信仰も厚く、狭野神社とともに、まさに神代の頃からの歴史を継承しています。 別当寺である錫杖院は、康保3年(966)、性空上人が開いた、霧島六所権現のひとつです。

 古来、霧島は天孫降臨の聖地であり、噴火を繰り返す自然の厳しさの象徴として、山岳信仰の場として、日本有数の霊場でありました。霧島六社権現は、霧島で修行をする修験者たちの拠点となったところです。霧島東神社の創建は、崇神天皇(紀元前29年)の代といわれていますが、霧島の噴火のために、由緒書など資料のほとんどが、焼失しました。

 霧島東神社でお祈りをし、裏手のコンクリート舗装道路を歩くと、性空上人と、ふくよかなお顔の観音像に出会えます。

 霧島東神社から、下り、分岐を御池方向に進路をとります。短い急坂を下ると、野鳥の森に遊歩道分岐に出会います。ここは直進し、キャンプ場方向に歩きます。森の中を暫く歩くと、美しい湖面の御池が、眼前に広がります。久しぶりの御池です。湖畔を歩くと、沢山の水鳥が浮かんでいます。

 「逃げないでいいよ、何にもしないからね」と、テレパシーを送るのですが、湖岸近くの、水鳥は、羽音をたてて、逃げてしまいます。「超望遠カメラがあったら・・・」と、つぶやきながら、歩きました。レットさんも気持ちよさそうに歩いています。暫く歩くと、湖面に沈みゆく夕日が、湖面を照らし、光の道ができています。高千穂峰、レットさん、光の道と湖面、感動的な風景です。 

 皇子港(おうじみなと)は、神武天皇)が幼少時に水浴びなどで、遊んだ場所と伝えられています。御池(みいけ)に7つあった港の一つです。高千穂峰を正面に望む景勝の地です。御池は、都城市、高原町の境界に位置する、直径約1km、周囲3.9km、ほぼ円形の火口湖です。水面の標高は305m、水深は93.5mで、日本で最も深い火口湖です。

 風景を堪能しながら歩き、駐車場に16時10分着、3/3楽歩時間:2時間、累計楽歩(車)時間:6時間。。。。満足、満足、満足(^_^)v  今回のウォーキングで訪ねなかった、祓川、祓原、血捨之木、狭野渡、高千穂宮は、次回、訪ねたいと思います。駐車場に着き、おやつを食べ、16時30分、我が家を目指し、出発、途中、缶ビールを買い、自宅に17時20分着。


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