日々思うこと

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私の風物詩(24)

2012-01-01 10:22:47 | Weblog

 

「大学講義ノート」

最近資料の整理をしていて45年ほど前、大学時代につけた講義ノートをみつけた。どんな事が書いてあるのかノートを開いてみると、書かれている公式とか計算式が何のことか殆ど分からなかった。講義ノートには電気制御、演算工学、電子材料、原子力工学、アナログ計算機、電気音響学、電波工学、通信交換工学、電子工学、電子回路、その他の科目として法学、職業指導、宗教学などが記してあった。

若い時代は公式や計算式が殆ど理解できたが、今は難しい公式、計算式を理解出来ない。それが理解できた時代があったのかと思ったとき「自分にも出来たんだ」という自信を持つことができた。

資料や記録の整理をしていると過去の自分が何をしていたのか、どのようなことを考えていたのか分かる。大学時代に学んだことが基軸となり、仕事を選ぶきっかけとなり、仕事

 の基礎を築くことができた。           

仕事をすることにより俸給を頂き、家族を養う事がで

きた。大学で学んだことが今は大きな自信となって自

分を支えている。

昭和20年4月戦禍激しい中、当時19歳の島根県

出身の某少年は特攻隊として鹿児島を飛び立ち沖縄方

面に向って帰らぬ人となった。彼が学徒の時に家が貧

しくノートを買えなかったので使い古したノートを消

しゴムで消して使ったという。(2011年12月

16日付、中日新聞)ノートをとることの大切さを今

の時代の私達に語りかけているような気がする。

 

 

 

自分の記録、先祖の記録をまとめる事は自信を持つ

ことにつながり、家族をも向上させる力となる。

静岡ステークの総合施設代表(教会建物の施設・設備担当高等評議員)

を約23年間果たし、その記録(ノート)に基づいて証を綴った。

今はこの経験や証が日々の活力となっている。