こなしだいら日記

上高地の自然の移り変わりを日記にしました。

野鳥情報 2009年3月5日

2009年03月05日 | 野鳥
今日は、二十四節気の啓蟄。虫たちが眠りから覚めて、地中から出てくる時期を迎えたわけですが、上高地はまだ雪に覆われたまま…。活動している虫といえば、〝ユキムシ〟とも呼ばれるセッケイカワゲラたちが、雪の上を歩き回っていましたが、虫たちが本格的な活動を始めるには、もう少し先になりそうです。
野鳥たちの近況はというと、冬の群れが縮小して縄張り意識が芽生え、さえずりを始めた小鳥も出てきました。上高地では3月に入ると、繁殖への準備が始まる時期でもあるのです。今回、初鳴きを確認したのは、ヒガラとシジュウカラ。オオアカゲラの木を叩くドラミングも聞けました。
〝今日の目玉〟ともいうべき〝キレンジャク〟に出会いました。1羽のみでしたが上高地ではお初です。上高地でいつか出会いたい野鳥でしたので感激です。大正池では、マガモ、コガモ、オナガガモ、カワアイサと、カモ類が4種も見られました。コガモの群れの中に、亜種アメリカコガモもいました。上高地では初めて見ました。

〈出会えた野鳥〉マガモ、コガモ、オナガガモ、カワアイサ、トビ、イカルチドリ、オオアカゲラ、コゲラ、セグロセキレイ、カワガラス、キレンジャク、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラス (計18種)


大正池で泳ぐ亜種アメリカコガモ♂


大正池のカワアイサ(左が♂)

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