一般社団法人日本リンパ協会 池田寿美ことみです。
最近、雨後の筍のように協会を設立するケースが多いですね。
資格認定の一覧の情報の本を数年前に出版された、ある出版社のイケメン社長の元には、
その本のクレームが多かったと、ご本人から聞かされました。
理由は何だと思いますか?
資格を取得したのに、発行元の協会が潰れたから、だそうです。
協会にすると儲かるときいたので、初めたものの、大して儲からないばかりか
以外とたいへんだったからと撤退するケースが増えています。
私も知り合いでたまにそういう人はいるので、あきれるばかりです。
協会をすれば儲かると無責任に煽る方の責任もあるのかもしれません。
協会設立は簡単ですが、1回資格を取らせた以上、一生やめることはできません。
認定者全員の有効期限が切れて、その人たちにきちんと説明をして合意の上での解散なら別かもしれませんが、
資格証を発行するからには、代表理事孫の代まで、いや、
その先までずっと継続させる覚悟がないとはじめてはいけないと思っています。
また、協会をやめないまでも、資格者を出したなら、その業界1位になるためのたゆまぬ努力が必要です。
時間も経費も思ったより掛かります。本当にミッションがないと続かない世界なので、生半可なことではつとまりませんから。
シャダンホウジンにして、HPを作って一丁上がり、というわけにはいきません。
これから設立を検討される方はそのへんは、よく理解してからにしてください。
資格を取られる方も、そのような背景はご理解された方がいいでしょう。