木っ端役人のぼやき

定年退職のカウントダウンの始まった50代!これで、長年の宮仕いも終わりかぁ~!!

刑場が公開される。

2010-08-31 03:05:55 | Weblog
【刑場公開】目隠しの死刑囚は大きな音とともに下の部屋に 5分後に納棺 【産経新聞】より
2010.8.27 11:23

このニュースのトピックス:死刑制度

刑場は東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、広島、仙台の7拘置所・支所にある。
このうち、衆院法務委員として、東京拘置所の刑場を2回視察した経験のある前衆院議員の保坂展人氏が27日の公開に先立って、刑場の様子を語った。

その内容と、法務省関係者の話を総合すると、実際の死刑執行の様子は、次のようなものとみられる。
連行された死刑囚は、刑場と廊下を隔てた「教誨(きょうかい)室」で、遺留する金品についての意向や遺言を聴き取られ、教誨を受ける。その後、刑場内にある仏画などがある一室に入る。

ここで、死刑執行が正式に告げられ、希望があれば改めて、教誨を受けることができる。
保坂氏によると、初めて視察した際は、この部屋に「古びた観音像」があったが、2回目の視察では「仏画」がかかっていたという。

死刑囚はその後、目隠しされ、刑務官に連れられ、カーテンで仕切られた執行室の約1メートル四方の踏み板の中央に立たされる。
ここで、絞縄(こうじょう)が首にかけられる。縄の太さは約3センチだった。

保坂氏によると、この部屋には藤色の絨毯が敷かれていたといい、初めての視察時は改築されたばかりの真新しい状態で、同行した議員のなかには「パーティができそうだ」という声が聞かれた。

ただ、2回目の視察時には、踏み台の周囲は黒ずみ、踏みしめられたように、かなり汚れていたという。
執行室の隣にはボタンが3つ並んだ部屋がある。

合図を受けた複数の刑務官が一斉にボタンを押す。
踏み板の開閉装置にすべてのボタンが連動しているのか、いずれかが連動しているのかは不明だという。

法務省関係者によると、踏み板が開閉する際には、かなり大きな音がし、死刑囚は下の部屋に落ちる。
医師が死亡を確認、それからさらに5分後、遺体は床におろされ、納棺される。

遺族の意向に応じて、遺体か、施設内で火葬した上で、遺骨で引き渡される。
ただ、引き取りを拒まれることも珍しくない。

執行に立ち会う検察官らは、ガラス越しに執行を見る。
立ち会う位置は死刑囚の立つ踏み台と同じ高さで、死刑囚との距離は約8.5メートル離れている。

死刑囚が下の部屋に落ちた後も見届けられるように、吹き抜けの構造になっている。

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これが、死刑囚最期の場所、処刑台(室)である。
メディアに公開されるのは、初めてのことである。

今、全国で裁判員裁判が行われている。
裁判員が死刑を宣告する場合も、あり得ると思う。

そういう中で、死刑を宣告された者が、最期に立つ場所が公開されたことは、有意義なことと思う。

中には、ここまで見せる必要があるのかと言う意見もあろう。
だが、誰が、何時、裁判員になり、そして、被告を死刑と宣告しなければならない場面が、必ずや来る。

そういった時に、裁判員は、傍観者ではなく、単純に、法の下で裁いた結果であっても、死刑を宣告し、確定した者は、この刑場にいずれ立たされるのである。

このことは、絶対に忘れてはいけないと思う。

確かに、人を殺めた。
酷い極悪人の被告である。

極刑で当たり前であっても、人が人を、殺すことに変わりは無い。

自分の手で殺す訳ではないが、それを判断するのは、一般市民である我々なのである。
このことだけは、忘れてはいけないと思う。


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2 コメント

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千葉景子に法相の資格なし (左巻き菅)
2010-08-31 07:30:39
死刑反対の千葉法相が自分が処刑を見るために2人だけ処刑したが、まだ100人以上が未処刑のまま。
独身の変人・千葉景子の個人的な判断を裁判所の判決よりも優先させて未処刑のままにしてはならない。
身の毛がよだつ奇人・千葉景子は刑場で2人の死刑囚の首吊り死刑を自分で直接見た。
ご用心 (keikosss999)
2010-08-31 07:53:53
突然のコメント失礼いたします。
Twitter
で@keitaro227( はてなでは id:keitaro2272 と 最後に2がつく)から「ブログ(中略)大いに参考にさせていただきます。」と言われていましたが、十分ご注意した方が良いと思います。
彼(恐らく男性だと思いますが)こそは今、ネットで「投稿泥棒」として有名な人です。
(URL欄に示したリンク等ご参照)

ブログでご自身の文章がパクられないようにご用心!です。

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