はじめに…。
チョウチョが苦手な方は、ここから先は無理なのではないかと…
トリエンナーレが始まった頃、芸人のもう中学生がリポートに訪れていた中で
一番見てみたかったのが、こちらの渡辺栄司さんの作品。
相当インパクト大でしょ!!
図鑑から切り取って、あちらこちらにちりばめられています。
テレビ越しに少々ビビったけど(笑)
実際に見てみると、その緻密さに感動しますよ!
でも同時にこの何んとも云えないシュールな空間に怖さも感じたな…。
作家さんたちの発想って、一体どこから湧いてきて形になってくんだろ
ひとつひとつにかかる手間…気が遠くなる~
この手すり、お部屋の中央が吹き抜けなんで付いてるんです。
ずっとずっと以前は着物の卸問屋さんだったこの建物を利用。
この中央の吹き抜け部分は荷物を下ろすためなんですって。
実際、階段はあっても狭いし細いし、人が上り下りするのがやっと…。
お城を思い出しながら登り降りしました。
このすべてが図鑑から切り取られたのもなんですよ!!
見ながら、何となくちょっとずつ、体がかゆくなってきたのは気のせいだったのかな(笑)
切り取られた後の図鑑も立派は作品として並んでいます。
この棚はきっと反物が並んでたなんだよなぁ
このビルすべてが渡辺栄司さんの作品。
屋上の空間は荒れたそのままが作品…。
そこにヘリポートの様なマークの付いた作品が中央にどーんと置かれていて、
その傍らには荒れたそのままのゴミなのか計算されたものなのか…。
フレッシュ…これもちゃんと意味があるものなんだよね??
いつかは朽ち果てるって事?!
会場となった長者町は名古屋の繊維問屋街。
本来はもっともっと活気があっていいはずなんでしょうけど…時代でしょうかね。
私も昔、会員制で洋服を買いに来た事があります。
アカチャンホンポも元々はこの辺りでしか買えなかったんだけどなぁ~ウフッ、懐かしいお話♪
時代の流れで空きビルも増えていったんです。
ビルをそのままギャラリーにしているところなんかもあったりして、
7、8年程前に、当時、職場で一緒だった方の個展を観に行ったんですけど、
まさか、数年後、この長者町がトリエンナーレとして登場するとは!!
あの時のビルはどこだったっけなぁ??
その後、結婚して北海道へ行っちゃったけど、元気に農業やってるのかなぁ