しもしもの虫ブログ

身近な昆虫類を中心とした自然観察記

メスグロハナレメイエバエ

2011年04月10日 | ハエ目


施設栽培のナスほ場でみかけた5mm程度の小型のハエ
飛翔している昆虫類を捕食することで知られるメスグロハナレメイエバエでしょうか?

これ以外にも多くの個体を見かけました。




こちらの個体はハモグリバエを捕らえていました。



このほ場では、農業害虫のコナジラミ類やアザミウマ類を捕食するカメムシであるコミドリチビトビカスミカメの姿も多く目に付きました。



しかし、彼らもこのハエの前では単なる被捕食者のようでした。


2011年4月10日 高知県南国市
E-3+Zuiko digital 35mm F 3.5+EC-14(1.4倍テレコンバーター)



交尾中のヒラタアブ

2010年05月15日 | ハエ目
高知県南国市 2010年5月15日
E-3+Zuiko digital 35mm F 3.5 + EC-14(テレコンバーター) トリミング有り

こちらも幼虫のエサとなるアブラムシのコロニーを探しホバリングしていました。
単独ではなかなかフォーカスが難しいですが、交尾中ではなんとかマニュアルでピントを合わすことができました。
彼らはホバリングを行いながら交尾するため、人工飼育して増やすためには、成虫が飛翔できる空間が必要とのことです。

ハナレメイエバエ

2009年12月10日 | ハエ目
高知県芸西村 2009年12月7日
Ricoh Caplio GX100 トリミング有り

体長が5mm程度のハエですが、「飛んでいる虫を捕らえるハエ」として知られる「メスグロハナレメイエバエ」ではないかと思います。
キノコバエのような虫を捕らえていました。
このハエは世界各地に分布していますが、日本では2年ほど前に当地で初めて発生が確認されたとのこと。

訪問したピーマン栽培ハウス内で見つけました。
このハウスでは天敵昆虫類を利用した害虫防除を行っていることから、農薬が散布されないため、このハエが活躍できる環境になっているようです。

アオメアブ

2009年07月12日 | ハエ目
高知市 2009年7月12日
Ricoh Caplio GX100

梅雨末期の蒸し暑く安定しない日が続いています。
近くの公園では、バッタ目の幼虫の姿を多く見かけました。
アオメアブも盛んにハンティングを繰り返していました。

こちらはゴキブリの仲間を捕らえていました。

ビロードツリアブ

2009年03月21日 | ハエ目
高知市土佐山 2009年3月21日
E-3+Zuiko digital ED50-200mm F2.8-3.5 SWD

昨年に引き続き出会うことができました。

幼虫は、土中に巣を作るヒメハナバチの仲間の幼虫や蛹に寄生するということですが、成虫はぬいぐるみのようなふわふわした体毛が特徴で、日だまりで口吻を伸ばしてじっとしたり、花の蜜を吸ったりしています。