1月14日燃料油脂新聞より
2017新年 賀詞交歓会 経営トップ第一声
JXエネルギー 杉森社長
新会社の販売政策に絡んで
「これまで大事にしてきた系列重視の販売を大前提にする」考えを表明した。
「従来、多数の元売が利益最大化を志向し、製油所のマックス稼働を前提にした売り方をしてきたが、統合新会社では将来の需給状況やマーケットの見通しをもとに きちんとした売り方をしていくことを基本に進めていく」と言明。
今回の経営統合は業界立て直しの側面があると指摘した。
そのうえで元売が身の丈に合った供給体制を整え、元売、系列販売業者の双方が自助努力を通じて適正な利益を確保しながらともに繫栄していくことが業界のあるべき姿と述べ
「きちんとした売り方をすることはその第一歩。徹底的にこだわり、何が何でも実現したい」と強調した。
1月16日燃料油脂新聞より
コスト上昇回収できず
昨年11月中旬からほぼ2カ月にわたった原油価格の上昇が、ひとまず一服しつつある。
OPECの8年ぶりの減産合意は一般ニュースで数多く報じられ、消費者にも原油価格上昇が伝わっていたにもかかわらず、元売も販売業者も今回もコスト上昇分を回収できていない。
これ以上SS減らせない「再投資可能な業界に」
全石油 森会長
「安定供給は全国の7割を占める1SS1ディーラーの中小事業者を中心とする地場SSに依存する部分が大きい。現在のSS網を維持していかなければならない」
石油連盟 木村康会長
「大切なことは精製元売業界と販売業界の双方がビジネスパートナーとして共存共栄するべく、公正・透明な市場を構築するとともに、将来に向けて自律的な取り組みを推し進めることが必要。販売業界とともに難局を乗り越えていく覚悟だ」
***以下masumi
青写真に沿って・・・
って、ね!
きちんとした売り方すら出来ていなかったー
それだけでも無茶苦茶なのに、その上事後調整なんてもんがあればそらもうコスト回収なんて出来るわけないでしょ
ていうか、
きちんとした売り方が出来ていなかったせいで、どれだけの販売店がこの業界から姿を消したことか。
ビジネスパートナー?
なら何故“仕切り交渉”なんてもんが必要なんでしょう?
大きな価格差で顧客(販売数量)を激減させた地場店。
覆水盆に返らず。
例え格差が多少縮小したって、一旦安値店へ移った消費者はもう戻ってこないことの方が断然多いよ。
経営者の年齢によっては手遅れで、ガソリンスタンドの数はまだまだ減るからね。
ガソリンスタンド2万店計画?
今2万3千店くらいですか?
そろそろ「再投資可能なマージン”を」、ですよね。
でもね
この業界、元売はHPで仕切りを公表してるし、業界の掲示板ではいくらの上げ下げという情報も載ってるし、
廉売する業者もいなくなることはないだろうし、
安値で集客していた彼らは、どうやって1リッター当たりのマージンを増やしていくつもりなんだろ?