masumiノート

何を書こうかな?
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ガソリン価格@税金は1リットルあたり67円超

2018年01月23日 | ガソリンスタンド3

1月22日ぜんせきより


系列玉と業転玉の価格差が大きく、大手特約店へは事後調整が行われていた、“あの頃”
ここに掲載される“小売価格”と、当店の販売価格との差は10円近くありましたが、一昨年くらいから2~3円の差になっています。






「論説」より

>系列SSへの配送はかろうじて行えても業転を配送するまでの余裕はない。

>業界が取り組むべきは、人材を確保できる再投資可能な環境づくりだ。



“適正価格”を通り越して、“再投資可能な”という表現は、
系列販売店(特に、業転玉に逃げることなく系列仕入れを貫いてきた系列3者店)が、
「現卸格差は中小SS生存不能」と訴えなければならないほどの低マージン経営を余儀なくされてきた(切羽詰まっている)ーという証です。





1月23日燃料油脂新聞より



大雪でローリー配送遅延 元売は供給正常化急ぐ

※ブランド料には安定供給保証が含まれているという元売の説明を信じて系列仕入れを貫いてきた系列店が報われるようお願いします。




セルフ市況上昇受けて フルSS分かれる戦略
セルフSSとの価格差縮小を歓迎する声が大勢だが、「すでに棲み分けが浸透しリットル10円以上の価格差への理解を顧客から得ている」とするフルSSもあり、価格差販売の継続によってガソリンマージン拡大を図る動きも見られる。



masumiさんはマージン拡大をこうちゃんに進言しましたが却下されました。

「“これ以上にもこれ以下にもできない”みたいなときは価格差が開くのは仕方がないけど、今はそうじゃない。安くできるときは安くしてやらないと、」だそうです。


注)安く、というのは価格差縮小のことです
一番上の「SSからお客様へ」
>ここに掲載される“小売価格”と、当店の販売価格との差は10円近くありましたが、一昨年くらいから2~3円の差になっています。



・・・

「でもそんな考えでは配達用ローリーの投資回収も出来ないよ」と、masumiさんは大変不満に思っております。





PS

経営実態調査の販売業者の声、また別記事で紹介させて頂くつもりですが、1つだけ。

1月22日ぜんせきより
税務署の職員と話す機会があり、私から油の粗利はどのくらいあると思いますか、と訊いたら20円くらいでしょう、と言われました。
私は5~6円ですよと言ったらびっくりしていました。(東北)

ガソリン価格@税金は1リットルあたり67円超




身につまされます。

2018年01月23日 | ニュースから一言二言

中小企業「黒字廃業」相次ぐ 東南アジアで買い叩かれ、ものづくり現場は焼け野原
AERA dot.編集部・西岡千史)

日経平均株価がバブル崩壊後の最高値を更新し、日本経済は好調を維持している。だが、景気拡大は実感をともなっておらず、特に中小企業の先行きは厳しい。経営に問題はなくても、後継者不足などから経常黒字の状態で事業の継続をあきらめる「黒字廃業」も相次いでいて、その数は廃業する会社の約5割にのぼる。

 一方、ベトナムなどの東南アジアの新興国は今、日本の中小企業の知識や技術、機械設備などを「宝物」と見て、次々に買収している。日本経済の“基盤”となって戦後の経済成長を支えてきた中小企業が、いま足元から崩れようとしている。苦悩する現場を追った。

 

* * *

 

※以下、記事より抜粋

 

 おととし、大きな転機もあった。一緒に会社を経営してきた弟が、がんで亡くなった。これを機に「続けても、未来が開けるわけではない」と考え、事業の清算を決意した。会社には金融機関への借金もなく、資金繰りに困ったわけでもない。ただ、赤字に陥る前に、自らの代で会社をたたむことに決めた。

 

 

 

 経済産業省の分析では、日本の中小企業のうち127万社が後継者不在で「廃業予備軍」の状態にある。2025年には6割以上の経営者が70歳を超え、「大廃業時代」を迎えるとの指摘もある。

 

 東京商工リサーチの「授業経営の継続に関するアンケート調査」によると、廃業を考えている中規模法人のうち、売上高で経常利益が出ている企業は64.8%にものぼる。なかには10%以上の利益率を持つ企業も3.4%いた(表参照)。

 

 廃業を考えている理由のトップは「業績が厳しい」(37.3%)だが、「後継者を確保できない」(33.3%)が続く。なかには「従業員の確保が困難」(17.3%)、「技能等の引き継ぎが困難」(14.7%)など、経営の悪化とは関係のない理由も目立つ(表参照)。

 

 

 

 望月さんは、昨年10月に事業に関するすべての清算を終えた。ベトナム人が機械を買い取ってくれたおかげで、工場の敷地を更地にすることもできた。ただ、手元にはお金はまったく残らなかった。それでも望月さんに後悔はない。

 

「工場をやっていた時は毎日が不安で、何かに追われているような日々だった。それがようやく終わった。正直、ホッとしました」



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