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国民は原発の危機管理関して、その内容をあまり知らされていな
いと思います。
東電のホームページには少し関連情報があります。
タイトルは
「原子力防災について」と
「地震対策」です。
東電では防災と地震対策は別物と考えていたようです。
「防災」の中では、簡単なQ&Aの形で防災対策が示されていま
す。
内容としては、
・防災計画
・緊急時のオフサイトセンター設置
・放射性物質に関係した項目
です。
オフサイトセンターについては、Q2で以下の様に説明されてい
ます。
Q2.万が一、放射性物質が原子力発電所から外部に放出された時
は、住民の安全のために電力会社は、何をするのですか?
A. もし原子力発電所で放射性物質の大量放出のような異常事態
が発生した場合は、電力会社はまずは事態の拡大防止に努め
るとともに、速やかに、国や自治体等の関係機関に通報しま
す。また、国、自治体、電力会社、関係機関は一体となって、
地域の方の安全を確保するための対策にあたります。
万が一、放射性物質の大量放出のような異常事態が発生した
場合に備え、国、自治体、電力会社などが一体となって迅速
に対応できるように、「オフサイトセンター」が原子力発電
所のある地域の近郊に設置されます。
「オフサイトセンター」では、国・自治体等が協議し地域の
方々の防護対策などが決定され、これを受けて自治体から注
意事項や防護対策などの具体的な指示が住民のみなさまに出
されます。
今回このセンターは機能しなかったようです。地元の新聞報道で
「原発の緊急事態の対応拠点となる国の「原子力災害対策センタ
ー(オフサイトセンター)」(福島県・大熊町)が震災で被害
を受け、機能のほとんどが失われたことが16日、分かった。」
と書かれていました。
防災については主に事故を対象として考えられていたようで、地
震でオフサイトセンターが機能しなくなることは想定していなか
ったと思われます。
この項続きます。
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