人気ブログランキングへ
上記をクリックして頂けると応援になります。
原発事故で電力が不足し、今年の夏をどう乗り切るかが大きな話
題になっています。
今のところ計画停電があるのか、ないのかはっきりしません。無
いのに越したことはありませんが、そのためにも、と言う事で節
電が叫ばれています。
ただ、節電対策が節電にならない場合もあります。また、節電を
省エネと同じだと考えている場合も多く、節電の目的と方法が理
解されていない事も結構有るようです。
例えば節電対策としてサマータイムを導入する動きもあるみたい
ですが節電にはほとんど効果はありません。
良く電気は貯めることが出来ない、と言われます。間違ってはい
ませんが、実態を正確に表してはいません。
正確には、利用者への供給電源品質確保と電力系統安定運用の
ために、利用者が必要とする分の電力を発電しなければならない、
つまり使うのと同じ量の電力に調整をしなければならない定めを
電力会社は背負っています。
電力の一部は利用者で無く、揚水発電所の揚水に使っています
が、主に深夜に使われる様です。
ですから、利用者側に変動が無く、供給能力以内なら何も問題は
無いのですが、夏などは１日の間でも必要電力は大幅に変化しま
す。この大きい時が問題になっているので、サマータイムの様に
少し時間をずらしただけでは、残業も考えると効果はゼロ、残業
しなくても減らしてほしい時間帯はほとんど活動中なので、これ
もほとんど効果は無いと言えます。
節電は省エネになりますが、省エネは時間帯を考えないと節電の
効果（ピーク電力を下げる）はありません。また電力は節電し過
ぎると（特にピーク獅子との差が大きくなると）悪影響が出てき
ます。節電は省エネと違って適度に使う、変動はゆっくりとと言
うことが効果があると思います。
ブログを読んで頂きありがとうございます。
下記をクリックして頂けると励みになります。
人気ブログランキングへ
